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『変女』、変な女子高生?いえいえ天使な女子高生です!

変女~変な女子高生 甘栗千子~ 5 (ヤングアニマルコミックス)

 

『変女』はいいぞぉ~。

 

可愛い女の子が下ネタ全開でキレ味鋭いギャグと会話のテンポで思わず吹き出してしまうこと多数。ほのかに感じられた「ラヴコメ力」が徐々に着実に感じられて頬を緩めてニヤニヤすること無数。なるほど5巻も大満足である。

 

便利屋で働く女の子が変だ――。 周囲から?変女?と呼ばれる“千子ちゃん”は、仕事がデキて老若男女を魅了する美少女JK!でも実は……NGワードを連発するトンデモJK!そんな彼女に憧れるロリ女子高生・りりちゃん。コカンに興味津々!な高村くんの従妹の流河ちゃん。個性、際勃つ二人も加わって、「便利屋 甘栗」は今日も絶賛営業中! 変なのになぜかカワイイ!不思議系JKラブコメディ、新発見の第5巻!!!

 

※「マンガPark」なら白泉社系作品無料で読めます。

 

『変女』、きっと変われる素敵な私女の子
...

 

5巻からは新キャラ・桃木ゆりも台頭して、ますます盛り上がっております。

桃木ゆりちゃんなかなか良いキャラしてますね。恥ずかしがって下ネタ連発するのはとんでもない破壊力を生み出す。可愛い。桃木ゆりの加入で、ちょっと残念なヒロイン達との、楽しくも笑える日々に厚みが出来て堪能できます。

新キャラ・桃木ゆり

6

桃木ゆり

 

圧倒的な可愛さである。

男子と話すと緊張してしまう、男の子と気兼ねなく話すことが出来ない…と、内向きな恥ずかしがり屋さん。これが普通のラブコメ作品ならば正統派美少女になれただろうに…。悲しいけどここは『変女』ワールドなのよね。鏡に向かって「ペ○ス」とか叫ぶわけです。バンバン下ネタを大赤面しながら述べるわけですよ。

 

恥ずかしがって下ネタを叫ぶ。

見た目も中身も超うぶ。でも言動が痴女!有りか無しかでいえば満場一致で「有り」に決まっています。むしろそこが良いんですよ。我々は、下ネタを叫んで涙目になって恥ずかしがって赤面するゆりちゃんを愛でるのみです。これがね。可愛いんだ。

 

ゆりちゃんは2つの可愛さがあります。

「小動物」のような愛玩っぷりと「恋する女の子」の乙女っぷり

頭ナデナデしたくなる可愛さとペロペロしたくなる可愛さ。2つの「可愛い」を兼ね揃えたリバーシブル仕様なのです!凄い逸材ですよ。しかもラブがコメる要員にもなる。

 

8

ゆりちゃん可愛すぎぃ

 

万能ねぎもびっくりの万能っぷり。

「可愛い」の万能ですよ。

とんでもないスペックを持ったヒロインが参戦してきたものである。赤面しながらテンパりまくる点が、非常にポイント高い。赤面界広しといえでもこれほどの赤面顔を叩き出すのはなかなかお目にかかれません。

 

また、桃木ゆりの加入によって事態はとんでもないことになります。

単刀直入に言えば千子がヤキモチを焼きます。その千子の「可愛い力」も半端じゃねー!

千子ちゃんは面白くない

「可愛い力」をこれでもかと見せつけてくれるゆりちゃん。対して千子はさすがメインヒロイン(?)です。ただの変態女じゃないぜ!なんか高村とゆりちゃんがラヴい雰囲気になると面白く無さそうな顔をするのでした。

 

7

なんで面白く無さそうな顔してるのかな(ニヤニヤ)

 

ヤキモチというのはですね。恋する女の子の宝具みたいなものなんですよ。「何よ!私以外の女の子にデレデレして!」という感情が吐露するわけです。その破壊力は読者のハートをズッキューンと一撃で貫通させます。

 

「ヤキモチを制するものがラブコメを制する」です。バスケットにおけるリバウンドぐらい重要で試合を決する要素です。同時に、恐ろしいほど可愛い最高の求愛パフォーマンスでもあります。要するに何が言いたいのかといえば、千子がめちゃくそ可愛かったってことです。

 

自分でレンタル彼氏として貸し出したくせに、ゆりちゃんといい雰囲気になったらあら不思議。ヤキモチを焼いちゃいます。マラソンの練習でもヤキモチ焼いてとても可愛いかった。しかも、千子がヤキモチ焼くだけでなく「ちょいデレ」を見せるという超高度な「ヤキモチ」→「ちょいデレ」のコンボ

千子の「可愛い力」が跳ね上がり過ぎ

ゆりちゃんの参戦で千子の可愛いさもうなぎ上り。

むしろ、千子の独壇場です!

 

9

千子が圧倒的すぎた

 

圧倒的すぎる…。

「ヤキモチ焼き」という可愛い一面を見せるにとどまらない。天津飯の言葉を借りれば、次元が違いすぎる。ゆりちゃん参戦でヒロインパワーバランスが崩れると思いきや、千子が盤石の体制を築くのであった。完全1強独走状態です。安心安定の甘栗幕府の誕生である。

 

ヤキモチ、遊園地デート、ご褒美の記憶喪失事件。

5巻では、仕事のパートナーとしても、何でもポンポン言い合える親友としても、何よりも正妻としても。あまりにも千子が強すぎる。強い…強すぎるんですよ!千子は!「眠れる獅子」を起こしてしまったようです。予想以上の千子の台頭でした。

 

10

いい夢見よう甘栗幕府

 

ラブコメ的な方面でも無表情娘の旨味が最大限引き出されていました。

「普段と違った一面を見せる」はクール少女の萌え萌えポイントでしょう。5巻の千子はその方面が強調されて上手くて美味い。最高だったね。普段はエキセントリックな破天荒さで振り回す千子が逆にペースを取られたり、記憶喪失になってラブラブ夫婦になったり。

 

意外な一面はラブコメ方面だけではありません。千子の過去にまで切り込んでいきます。

いや、まあ、ち○こが気になる理由とか心底バカバカしい話(褒めてます)ではあったのだが。でも、その後の放った100万ドルの笑顔が最高で最高すぎた。5巻のベストは千子のスマイルやな。

流なんとかさんがいたような…

ゆりちゃん参戦で千子も「可愛い力」上がりまくり。

読者は大満足です。ゆりちゃん可愛いでうぃん、ヤキモチ焼く千子が可愛くてうぃん。これが「win-win」ですよ。あれ?そういえば第二のヒロインなんたら河さんっていませんでした?

 

11

流河

 

おかしい…3巻の頃なんて千子を食ってしまうぐらいの勢いだったのに。侵略すこと流河の如しだったのに。ゆりちゃんと千子の勢いに反比例する勢いの無さなんだけど。今や動かざること流河の如しです。

 

ゆりちゃん参戦で流河の出番が霊圧が激減している。

抗えない自然の摂理ではあるが…。

 

まるで、アメリカザリガニの伝来で生息地を奪われてしまった日本ザリガニのようです。恥ずかしがって下ネタ言う役目も、千子の「ヤキモチ焼かせ要員」としての役目も、高村に片想いする乙女としの役目も、全部ゆりちゃんに持ってかれちゃったし。

 

そういえば流河とかいたっけ?みたいな印象になっちゃってる。

でもほら!流河にしか出来ない役割ってあるじゃん。イジラる事とか自爆する事とかさ(フォロー)。唯一の出番だった女子会でもイジラれて壮絶に自爆したのはキラキラ輝いてた。まだまだキャラとして終わってないって。ヒロインとしては…うん…まぁ…ドンマイ。

 

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