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『火ノ丸相撲』、そして伝説へ…

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『火ノ丸相撲』第113番 「横綱」という力士

何ごとだという熱量!

いまレールに乗るのなんて嫌だと大学を中退した学生よりも『火ノ丸相撲』が熱い!

ヤバイでしょこの熱すぎる展開は。アーチッチ アッチ燃えてるんだろうか、もうアーチッチ アッチ感じたんだろうかって郷ひろみが歌うレベルで熱いです。心がヤケドするよ。

凄まじい熱!鳥肌立てるレベルの展開!脳汁出るレベルですよ。

ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!とは『火ノ丸相撲』のことです。

展開は単純明快。最強対決ですよ!「久世草介VS天王寺獅童」という作中でどっちが強いんだという最強決定戦が繰り広げられたわけです。この試合が名試合すぎてうおおおお!となりまくりです。はい。

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『火ノ丸相撲』、鳥肌立ちまくりの頂上決戦!

通常のバトル漫画でもよくあるじゃないですか。

主人公以外の強者と強者の対決が。燃えるよね。でもさ、大抵の作品では決着がつかないのがスタンダート。もしくは主人公に敗けた後にやり合うか。

「久世草介VS天王寺獅童」の凄いところはどっちも公式戦で主人公を倒している点です。どっちも作中で最強候補!普通のバトル漫画ならもったいなくて闘いを途中で打ち切ります。がしかし!『火ノ丸相撲』は決着をつけてしまうのである。

久世草介VS天王寺獅童というゴールデンカード

僕は昔、格闘技が好きだったんですよ。

「K-1」とか「PRIDE」とか流行ってましたしね。

特にね、学生時代なんて「K-1」の決勝トーナメント前に誰が優勝するんだろうとドキドキしてその日を待ちわびたものです。「PRIDE」ではヒョードルVSノゲイラ、ノゲイラVSミルク、ヒョードルVSミルコの前日なんてワクワクしすぎて眠れなかったぐらいです。純粋に浪漫と幻想があったんですよ。

「久世草介VS天王寺獅童」には、そういうドキドキとワクワクがつまっていました。

ずっと見たかった、だけど見たくなかったそんな闘いなんです。

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久世草介VS天王寺獅童

もうね、試合には己の中の闘争本能に火がついたね。

途中で何でも「うおおおお!」と拳を握りしめて叫びたくなったことか。熱すぎるでしょ。

久世と天王寺というカードだけで血が沸騰するのに試合内容も一進一退の攻防でうおおおおお!ですよ。うおおおおお!人、それを世紀の一戦と呼ぶ。

とはいえ、どうせ天王寺が勝つんだろうと思ってたけどね。

どっちも最強キャラとして描かれてきましたけど、『ダイの大冒険』でいえば久世がハドラーで天王寺が大魔王バーン、『みどりのマキバオー』でいえば久世がアマゴワクチンで天王寺がカスケード…。どっちも強力なライバルだったけど、やっぱり「格」が違ってた。久世は中ボス、天王寺はラスボスって感じでした。

『火ノ丸相撲』とは熱血王道少年漫画なり

『火ノ丸相撲』は少年ジャンプ漫画として最も王道を行っている作品ですよ。

読んでてて気持ちいいです。超熱く超面白い。「国宝」という中二心をくすぐるワードもいいよね。潮自身が体格に恵まれておらずハンデを背負いながらそれを打ち破る、「小兵がデカイやつを真っ向勝負で投げ飛ばす」という単純明快な爽快感があります。試合はピンチからの逆転という燃える内容の連続!まさにド真ん中で王道をやってくれる超熱血漫画です。

逆に言うと、「王道」というのは先が読みやすいテンプレだったりもします。

試合自体はクッソ燃えるけど「えぇぇ!?」ってビックリ仰天することは少ないかな。もちろん演出上でグッと拳を握りしめることはありますけど。腰抜かす程の驚きではないですね。試合はどっち勝つか大体読めるし。

王道少年漫画故にラスボスも決まってるじゃないですか。

インターハイに至るまで最強の強敵として描かれてきたのは天王寺なり。

3

天王寺獅童

王道漫画らしく倒すべき最強の相手を上げて上げて上げまくって描いてきました。

潮も久世も典馬(落ちぶれちゃったなぁ)も3人の国宝が目指すべき頂点として、高校相撲…どころか大学社会人合わせてアマチュア界のナンバーワン!

昔は潮同様に体格に恵まれず技を磨いて勝っていたのが身長もグングン伸びて、完全無欠の最強となった男(スラムダンクの河田みたいな)。さらに徹底的に相手を研究するなど死角無し。それが天王寺です。もう読んでてコイツが最強のラスボスだって誰だって思うよ。王道漫画だからこそ分かりやすい最強のライバルを示していたわけですから。

(ここから核心的なネタバレ有り。自己責任でお願いします)

最強決戦決する!

試合は一進一退の攻防で、天王寺が久世の全力を引き出すというもの。

それを食ってさらなる高みに昇るのが最強王者天王寺…が正しい王道少年漫画です。

正直、十中八九天王寺が勝つと思ってたし流れ的にもそうでしょう。

今まで天王寺を掘り下げて、いかに怪物なのかを描いてきたんだから。

だからこそ、この結果はぶったまげたね。読んでてビックリ仰天して腰抜かしちゃったよ。

横綱とは

人にして唯一 注連縄をその身に張る事を許された

神の依り代

天王寺獅童は確かに「神に愛された男」だった

久世草介は“草薙”はそうではない

それ以上の…「神」そのものとして―

4

「神の化身」として

土俵に君臨する者――

5

↑久世VS天王寺の試合を見た読者

ええぇぇ!?ですよ。

まじで?どー見ても天王寺がラスボス的な最強ライバルとして描いてきたじゃん。潮の身体が大きかったら?を体現してた天王寺が、潮の憧れで最終目標だった天王寺さんが!負けた…。

おいおい誰だよ!

王道だからこそ先が読みやすいテンプレなんて言ったやつは(私です)。

この結果は知らんかったわ。先がまったく読めないんですけど。

ここで天王寺が敗けるってスゲー展開やりやがるな。またナレーションが上手いんですよ。魂が揺さぶられるっつーの。試合のキモを的確かつ格好よく魅せる絶妙のナレーションです。高田延彦の言葉を借りるなら、鳥肌立った!

王道ならでは安定した面白さに加えて、何が起こるかまったく分からない、良い意味で読者の

予想を裏切る強烈なインパクトを与えた久世勝利という結末。痺れたねぇ。

でも、これどーすんだろ?

完全にラスボス交代じゃん。『火ノ丸相撲』は潮たちが1年で終わると思ってたけど、1年時は天王寺だけ倒して続くのだろうか。進級してさらにパワーアップしてから目覚めた久世を倒す…かなぁ。それとも団体戦で両者倒しちゃうのか?まったく分からない!

久世勝利のどんでん返しは凄すぎる。

先が読みやすい王道から、先がまったく見えない奇想天外な熱血漫画に変貌してしまった。

ここからは未到の地を歩むようなものですよ。こいつはヤバイぐらいに盛り上がってきたね。天王寺は当然敗北をバネにもう一皮向けそうだし、神の化身となった久世は最強無敵幻想が一気に膨れ上がった。何にしても、潮が勝てる気まったくしないけど、潮の魅力は「未完成」なところだからね。くぅー!ぐう熱い!

いま一番熱い漫画でしょ!

いま一番燃える漫画を聞かれたら即答するね。『火ノ丸相撲』であると。

「努力」「友情」「勝利」がぎっしりある。尚且つ、共感して魂を揺さぶってくる。

6

最高だなこの漫画

いよいよインターハイ最終日。

久世が天王寺を倒してしまうというパねェ展開で、王者の白楼よりもまだ全体像が見えていない栄華大付属のほうが不気味に見えてくるしね。ドキドキしますね。いい。凄くいい。このドキドキが俺を少年の心に戻してくれる!

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コメント

  1. アンチ白鵬 より:

    ヤマカムさんはやきうだけでなく角界へも熱心な熱量で興味があったりするんでしょうか?
    それとも単に少年漫画としてのこの相撲漫画がおもしろかったからとりあげてるだけ?

    普段から野球が大好きなのは伝わるのですが、あまり大相撲漫画の記事は書かれないので質問させていただきやした。
    もしヤマカムさんがやきう以外にもお相撲がお好きでしたら、ぜひぜひ!
    火ノ丸大相撲と、それに並ぶ最高の大相撲漫画「バチバチシリーズ」の鮫島最期の十五日を取り上げて記事書いてほしいです。感想読みたいです。

  2. 匿名 より:

    草介がラスボスになった決定的な理由は横綱の息子っていう至高の血統だからかねやっぱ。
    なんにせよラスボス交代により今まで圧倒的ラスボスだった天王寺さんの今後をどうするのか私気になります。

  3. 匿名 より:

    団体戦では久世くんが負ける展開だと予想します。
    個人戦での負けは天王寺をさらなる怪物に変えた、とか下りがあるとなお熱い(笑
    その上でダチ高と当たれば盛り上がりもクライマックスですよ!