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『かくしごと』、漫画家マンガとしてもすごく面白い件

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姫ちゃん18歳

 

本編のホームコメディとして漫画家マンガとしての楽しみ以外に、『かくしごと』はもう一つの物語があります。むしろそこへ向かって本編が収束しているといっても過言では無いでしょう。カラーで描かれる18歳の姫ちゃんである。

 

コミック1巻、2巻ともに最初と最後に18歳の誕生日を迎えた姫ちゃんが描かれます。

そこでかくしが隠し続けた職業・漫画家だということを姫ちゃんは知るわけです。

「隠し事は描く仕事でした」という絶妙なフレーズ。「隠し事」は「描く仕事」だったとそこで発覚します。これがスゴく意味深であり、かつ物語の本質な超重要なシーンであると思われます。何か色々と怖くもあり、情報が小出しなのでワクワクもする。

姫ちゃんは18歳の誕生日にはじめて知る

2巻に収録されているエピソードによると、本編で住んでる中目黒の家と鎌倉の倉庫(昔住んでたと思われる)と同じつくりになっている。以下のことが分かります。

 

・7年前までは鎌倉の家(現在の倉庫)で家族3人暮らしていた
・7年前に中目黒に鎌倉の家と同じ家をわざわざ建てた
・姫ちゃんは18歳の誕生日に倉庫(鎌倉の家)の鍵を手に入れる
・8年後では中目黒の家は売家になってる

 

めちゃくちゃ意味深ですね!

なんたってあの久米田先生ですから!

 

作中の姫ちゃんは10歳です。8年後の出来事のわけですが、2巻収録のエピソードでも意味深なことが語られます。墨田羅砂は「何か決定的に否定されたトラウマがあるんじゃないのかな」と。姫ちゃんは大天使の良い子ですので、かくしが下ネタ漫画家だと知っても普通に受け入れてます。むしろ「なんで隠してたんだろ」と疑問を持つぐらい。

 

まるで誰かに下ネタ漫画を否定されてトラウマになったかのような言い方!

そもそもかくし自身、久米田先生並みに自虐観なのでそこらの人に下ネタ漫画家を否定されてもトラウマになるタマにも見えませんし。かくしが姫ちゃんに漫画家であることを隠していたのは本当に下ネタ漫画だから恥ずかしかったってだけなのか?と。

 

そして姫ちゃん自身が自分が知ろうとしなかった。

知るのが怖かったとも語ります。

 

多分、知るのが怖かったんだと思います。

父の仕事を知る事で

他の知りたくもない事をいっぱい知ってしまい

父との幸せな生活が壊れてしまう気がして

 

意味深すぎるんですがががが…!

「他の知りたくもない事」って何?なんでそれを知ると父娘の幸せの幸せな生活が壊れてしまうなんて思うのか…。ひえー!そもそも18歳の姫ちゃんエピソードはかくしが他界してる感じがするんですよね。かくし生きてんの?

 

さらに疑問は昔住んでたと思われる鎌倉の倉庫の「○才箱」であろう。

中目黒の家には「16才箱」までしかありません。鎌倉には「17才箱」以降がある。

 

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17才箱以降がある

 

未来の姫ちゃんは18才である。

ということは17才箱は空けていってことです。何よりも売りに出されている中目黒の家(作中で暮らしてる家)はどー見てもボロボロなんです。ナレーションでも「むかしむかし、このお家にお父さんと娘さんが住んでいました」とか語られてるし。中目黒に最近まで父娘で住んでたわけでは無さそう。以上のことを踏まえると、かくしはだいぶ前に亡くなっている可能性が濃厚です。少なくとも姫ちゃんが17才になる前。

「パパ」と「お父さん」

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「パパ」「お父さん」

 

「きめごと」「重半失態」「多重人脈担当再呼」「君は別途」のあとがきでは、かくしは姫ちゃんに「パパ」と呼んで欲しいとお願いするも、姫ちゃんは「いやだよ、小さい子じゃあるまいし」と断っております。「お父さん」は「お父さん」であると

 

10才なので「パパ」と呼ぶのが恥ずかしいのかなとも思いますが、同級生の女の子たち(絶望少女)は両親を全員が「パパ」「ママ」と呼んでいます。本当に姫ちゃんは「パパ」と呼ぶのが小さい子みたいだからという理由なんでしょうかね。少なくとも同級生は「パパ」と日常会話で使っているのに。

 

また、疑問なのは鎌倉の倉庫に残されている家族の当番表も気になるところ。

「バッド・モーニングコール」では鎌倉の当番表が描かれそこには「パパ」と書かれている。

 

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「お父さん」と「パパ」

 

10才の姫ちゃんが学校で当番表を作成すれば「お父さん」と書くが、昔住んでた鎌倉の家(倉庫)には「パパ」と書かれている。単に成長したから「パパ」でなく「お父さん」と呼ぶようになったのか、「パパ」と「お父さん」は別という意味にも見れる。

 

姫ちゃんは本当にかくしの血の繋がった娘なのか。

何度かコメント貰ったけど、『かくしごと』は「隠し子と」という事にもなりそうでもある。

 

とはいえ、あの久米田先生なのでそんな安易な着地点でも終わらない気もする。

もっとドンデン返ししそうなんだよね。流石に誰でも「隠し子と」は思いつくし。そういう意味では、本編も面白いけど、こういう先を読ませないサスペンス的な面白さもあります。なるほど。これが読者を離さないための手法か。どーなるのか私気になります!

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コメント

  1. 匿名 より:

    せっかちの時はあれ?って思ったけど、かくしごとは本当に面白い作品だと思いました

  2. 匿名 より:

    隠し子と
    そんな安直ネタなわけないか

  3. 匿名 より:

    もしも「隠し子と」が作品の大オチだとしたら、神谷浩史は久米田先生にごめんなさいしないとね。

  4. 匿名 より:

    >とはいえ、あの久米田先生なのでそんな安易な着地点でも終わらない気もする。
    もっとドンデン返ししそうなんだよね。流石に誰でも「隠し子と」は思いつくし。

    ハードル上げすぎィ!!

  5. 匿名 より:

    百見様たちがネタつぶししてる!

  6. 匿名 より:

    かくしごと→しごとかく→死後、とかく(=あれこれ)

    可久士が亡くなった後の様々な事柄の話?

  7. 匿名 より:

    ママが死ぬ前に中目黒の16歳箱までを用意し
    パパが死ぬ前に鎌倉の17歳箱から先を用意した

    そして、それを隠しながら守っているのがお父さん

  8. 匿名 より:

    その存在こそが、姫が「パパ」とよぶ
    人物なんじゃあ…

  9. 匿名 より:

    >>コメントをたエピソード

    誤字がございます。

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