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サンデー新連載の『舞妓さんちのまかないさん』(小山愛子)は挑戦的です

週刊少年サンデー 2017年7号(2017年1月11日発売) [雑誌]

週刊少年サンデーのチャレンジ精神!

先週の週刊少年サンデー5・6号から『舞妓さんちのまかないさん』(小山愛子)が連載スタートしました。2話まで読んだ感想として「こういうの好き」の一言です。けっこう、いやかなり自分好みでしたわ。

京都にある「屋形」でまかないとして働く少女・キヨの物語なり。「屋形」というのは舞妓さんたちが住み込みで共同生活をする寮みたいなもの。そこで舞妓さんたちにご飯を用意するキヨの模様を丁寧に描く作品になるかと思われます(多分)。

ちなみに、料理漫画といより日常漫画です。特にストーリーに起伏があるってわけでなく、スローテンポで雰囲気を楽しむ作品ですね。まったりほっこりさせる系統の作品です。

関東に住んでるので「舞妓さん」には馴染ないけど、舞妓さんも年相応の女の子だったり、共同生活なので名前を書いてない消耗品はみんなのものになるルールがあったり…。屋台で暮らす生活のディティールに拘ってるのも、舞妓さんたちの日常をよりリアリティを出している。

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『舞妓さんちのまかないさん』をサンデーでやる

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『舞妓さんちのまかないさん』

そもそも週刊少年漫画の作品は勢い重視なとこあるじゃないですか。正直『舞妓さんちのまかないさん』は週刊少年誌向けの作風ではありません。「うおー!続きどうなんだよ!」って毎週毎週1話単位で楽しむわけでなく、1話だけ読むと霞を食ってるような味の無さ。コミックなどでまとめて読むと味わいが出るんじゃないかなって。

アフタヌーンとかゲッサンとかの月刊誌で掲載されるような「意識高い系漫画」といいますか。スピリッツのが雑誌には合うんじゃないかなって。雰囲気漫画で特に話に山場も盛り上がりもないけど、「おれはこういうの好きだな」とか自称漫画読みとかが通ぶって偉そうに評価するような、そういう作品です。

『舞妓さんちのまかないさん』は、週刊少年誌ではまずお目に掛れないだろう作風だからね。すごい挑戦的です。なので「ほう、ついにサンデーでもこういう路線の作品が掲載されるようになったのか」と偉そうに通ぶって感心しましたね

週刊漫画雑誌という媒体でコミックで読まなきゃ面白いと感じられない(と思う)雰囲気漫画をメジャー週刊誌で連載させる挑戦的な新連載です。(サンデーがメジャー誌に入るかはさて置き)その姿勢は良し!評価しようじゃないか!(なぜか上から目線)

料理がマーベラス!

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料理が良い

僕は昨今の流行ってる食卓漫画ブームにいまいち乗れてないんですよね。売れてるし流行ってるんだろうけど、次々に出るジャンルなだけにいつも「まーた飯漫画かよ」と斜めに構えてしまいます。

そういうわけで『舞妓さんちのまかないさん』も最初はどうなんかなって身構えてたんですよ。ところが料理がなかなかどうして。めちゃめちゃ美味そうである。料理漫画は料理が美味そうかどうかが一番のキモですからね。

しかもただ料理が美味しそうでなく、きちっとストーリーラインに乗って安心安定のほっこり具合を醸し出してます。1話のプリン食べられちゃった舞妓さん、2話の親子丼で安心する「おかあさん」でも、ほんわかさせる和みがある。

キヨちゃんにペロペロできるか

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キヨちゃん

この漫画はおもしろいかどうかではなく、読み終わった後に「心がほっこりした」とか「さわやかな気分になった」とかそういった感想を胸に抱いとけばいいのです。なので特に語る事はないんだけど、キヨちゃんにペロペロできるかどうかは重要でしょう。

今のサンデーは「スポーツも、美少女も、熱いバトルも!」がキャッチコピーですからね。特にサンデー読者は美少女にはうるさいから。シビアな目で見てしまう。サンデー民衆を納得させる娘となるとただ可愛いだけでなくパンチ力も必要ですから。

そういう意味ではキヨちゃんは素朴でチャーミングなんだけど、ガツンとくるインパクトが無さ過ぎる。これで天野めぐみや指宿くんや古見さんと渡り合おうなんて厳しいと言わざるを得ないでしょう。

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ぬか床

この子インパクトなくて地味やなぁ…なんて思ってたら、ぬか床ひたすら「こねこねこねこね」して夢中になった後に一人二役ひとり言をやりだしてちょっと考えを改めました。ひょっとしたら、キヨちゃんは只者でない娘なのかもしれない。

そういえば、2話でキヨちゃんのバックボーンが語られたけど、色々と気になる。舞妓になるために上京し、向いてなかったそうな。それで16歳でまかないさんになったらしいが…。中学卒業して他県から京都へ来たのは何故なのかとか、夢破れたけど暗い素振りが見えない点とか掘り下げがありそう。

これサンデーで受けるのか

この手の作品は、いかに平穏な日常の魅力が描けるかどうかに尽きると思います。コミックで読めば雰囲気が良かったとか丁寧な日常がツボだったとか言われそうだけど、サンデー読者は『舞妓さんちのまかないさん』をどう受け止めるのか気になるところ。自分はけっこう好きですけど。

それはそうと話が変わるんですけど、2話に登場した美容院に来た女の子がめちゃくちゃ可愛かったです。

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かわいい

名前も分からんけど、ただのモブとは思えない「可愛い力(ぢから)」を持っていました。今後登場するか知りませんけど個人的に注目しています。とりあえずペロペロしました。まる。

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