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『お前は俺を殺す気か』、複雑に絡みまくる赤い糸がどーすんだこれ状態

お前は俺を殺す気か 4 (楽園コミックス)

…死ぬよ?

それぞれに手を出した双子美人姉妹二人と、来襲した取引先の元カノに芝君の日常(特に仕事)は乱れっぱなしです。──あらすじだけは普通のラブコメっぽい手に汗握る(主に主人公が)第4巻!!

サラッと読んで楽しむ漫画もあれば、「さあ読むぞ!」と息巻いて臨まなければいけない漫画というのもある。ぼくにとってそれがシギサワカヤ作品であり、へたに無防備に空いてる時間を使って読むとその後に何も手につかなくなる恐れすらある。ゆえに、事前準備をしっかり整えて臨むのである。

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『お前は俺を殺す気か』も安易に手を出したら、フラガラックを食らってしまったから。よほど、心を強くしてかからないと「胃がキリキリ」しまくって心に傷を負いかねない。タイトル通りですよ。読者を殺す気か!

いくぞシギサワカヤ漫画――――胃薬の貯蔵は充分か。

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お前(たち)は読者を殺す気か

コミック4巻は裏表紙の芝さんがリボンに絡まれて死んでいる(死んでません)。

実に芝さんと双子姉妹を表わしているなって思いました(小並)。

結局のところ芝さんが姉妹に振り回される話でありますからね。

美人に振り回されたいというのは男なら誰もが憧れるシチュエーションですが橋本姉妹の振り回しっぷりは胃に穴が空きそうで羨ましくない。いやでも、ちょっと羨ましいし憧れるとこもある。素直に憧れれないヒネクレ具合が良いんですよね。

で、4巻でもっともキリキリさせたのは「本妻VS愛人の子」の修羅バトルでしょう。

8

カーン!

橋本姉妹のバックボーンが明かされ、なんであんなに面倒なのにほっとけないのかが次々と判明していく。これがなかなか怖い。ユッキー怖ぇよ。ヒリヒリする空気感と痛々しく陰険な人間関係のドロドロがこれでもかと見せつけられます。ドロリと煮込んでいる。

しかしそれにしても。「めんどくさい」の一言に尽きる。

『お前は俺を殺す気か』を4巻まで読んでの率直な感想である。

これさ、ようは妹大好きで大切なお姉ちゃんが幸せを願って芝さんに託すってことでしょ?

そんな単純なことなのに、どんどん人間関係が複雑怪奇になっていく。これがリアルな人間関係といえばそうなのかもしれないけど。その部分を描くのがシギサワカヤクオリティでもあるが。やはり「めんどくさい」。男女や姉妹の関係はシンプルなのに恐ろしい複雑迷宮になってしまっている。大魔境ですよ!

9

「天音をよろしくお願いします」

例えば、妹を託されたので天音と一緒になってハッピーエンドとか。姉妹両方いただくでごわすで夢の姉妹ENDとか。そーいうのが「お話」でありファンタジーでめでたしめでたしとなるわけだけど、決してそうはならない。そんな単純じゃない。

傍から見れば、「えー!そう動くの!?」って思うこと無数。人の弱さとか葛藤とか愛憎とか醜さとかおぞましさを混ぜてグツグツ煮込んだ「めんどくさい」言動がまったく分からない。がしかし!同時に、まあそれが男と女なんだと分かってしまう。理解できないのに理解できる。禅問答みたいだ…。

絡まりまくる赤い糸

お前は俺を殺す気か 1 (楽園コミックス)お前は俺を殺す気か 2 (楽園コミックス)お前は俺を殺す気か 3 (楽園コミックス)お前は俺を殺す気か 4 (楽園コミックス)

改めて表紙を見直すと姉妹と芝さんの複雑に絡みまくる赤い糸(リボン?)である。

巻数が進むにつれて、赤い糸がどんどんごちゃごちゃに絡まり合いまくいく。変な風に結ばれて、全員が赤い糸で雁字搦めみたいな状態になってしまいまっている。まさに内容とリンクしている表紙でもあるんだけどさ。これどうやって雁字搦めの赤い糸を直すんだよ…。5巻が最終巻らしいけど、この赤い糸解くの無理じゃね感。

読んでて、どーすんだよこれ…と何度呟いたことか!

こじらせているってレベルじゃない。なんつーのかな。すれ違ってるんですよ。誤解してすれ違ってるわけではなく、向き合ってっすれ違ってるから困る。あまりにも3人ともすれ違ってるものだから、今なにがどうなっているのか整理が追いつかないんです。これが人間!これが男と女!である。

てか、すれ違いが多すぎて、もう解くのは無理なんじゃないかな…。

最高難易度のパズルだって知恵の輪だって、もっとちょい簡単に解けると思うんですよ。どうしろってんだ!金田一くんもコナンくんも放棄する複雑迷宮っぷりですよ。関係こじれさせすぎぃ。胃がキリキリしてしまうよ。

ギャグがありがたい

2

それにしてもあれですね。

こじれた人間関係の連続なので、ギャグパートがすごくありがたく感じる。

もともとシリアスとコメディのバランスが絶妙だったんですけど、4巻はとりわけコメディが良い。ありがたい。ほら、串かつばっか食べてると胃もたれするから間々にキャベツを食べるじゃない。そんな感じです。ギャグパートありがてぇ。

5巻で完結なので、おそらく複雑に絡まった赤い糸も解けるはず(解けるかなぁ?)。

いまのところ、5巻の表紙でさらに赤い糸が複雑に絡まってる様子しか想像できないですわ。この作者はそれをやる可能性も高い。既に「どうにもならんだろ…」という感想しか無いんだけど、果たしてどうなるか。タイトルが『お前は』と1人だけを指してるのも気になる。座して待ちたいです。まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    たしかにめんどくさいw
    でもその面倒臭さからなぜか
    逆に目が離せない!

    端から見てる分にはまだ楽しめるけど、
    リアルの人間関係ではお近付きには
    なりたく無いですね、絶対も焦れったく
    なって強引に近付こうとして姉妹に
    完全に距離を置かれる未来しか見えない…

    芝さんのバランス感覚が凄いのか?

    5巻は完全に3人がグルグル巻きになって
    一心同体になればいい♪

    そして3人だけが解る世界で3人で幸せに
    なると良いなあw