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『乙嫁語り』、ラブがコメりまくったパリヤこそ歴代乙嫁ナンバーワン!

乙嫁語り 9巻<乙嫁語り> (ビームコミックス(ハルタ))

 

『乙嫁語り』(森薫)9巻を読了しました。

素晴らしい。実に素晴らしかった。いや元々『乙嫁語り』は最高の作品だったんですけど、9巻はさらに輪をかけて最高最高アンド最高でした。ラブがコメりまくっていたのである。

 

アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン! 布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!

 

第5の乙嫁パリヤ編いよいよ一区切りです。

戦によって、嫁入り道具が燃えてしまい縁談が延長されてしまいました。でも大丈夫。パリヤとウマルの縁談話は進みます。当人同士の2人も、どんどんお互いを好きになっていく様子が頬を全力で緩めてニヤニヤしてしまう。

『乙嫁語り』のパリヤは等身大の乙女

1

パリヤさん勘違いされる

 

歴代乙嫁の中でパリヤが一番可愛いと主張したい。

いやもう圧倒的ですよこの可愛さは。それぞれの乙嫁編でまるで違う漫画かのような変化があるんだけど、パリヤ編はテーマがラブでコメることなんじゃってぐらいニヤリング度高い。

 

森薫先生といえば緻密な描き込みが最大の特長で感服するばかりです。これは1コマ1コマじっくり楽しめると同時に物語にリアリティが出てると思うんですよね。

 

『乙嫁語り』では百年以上前の中央アジアというほとんど馴染の無いボンヤリした印象しか思い浮かばない舞台であろうと、その圧倒的画力とディティールに凝った描写でリアリティ満載で描きます。この時代のこの場所はこんな感じなんだという説得力があるのです。

 

だから『乙嫁語り』に登場する乙嫁たちにも、この時代のこの場所の嫁はこんな感じなんだなぁって。現代日本の感覚じゃリアルでないけど当時ならリアル(に見える)。ところがパリヤときたら、自分を過小評価し、ネガティブな性格で、今までの乙嫁と違ってめちゃめちゃ親しみがありましたからね。現代日本の感覚でもリアルの等身大の少女なんです。

 

同じ年頃の男の子に対して、ついついそっけない態度をとってしまい、実は緊張してただけとかぐう可愛い要素てんこ盛りですから。んで、後で自己嫌悪しちゃったりするし。パリヤは思春期特有の乙女じゃん。これは今までの乙嫁たちとは違いますね。「共感」する要素がかなりある。

 

2

現代日本の感覚でも等身大すぎる

 

パリヤの年頃の男の前では緊張してそっけない態度を取ってしまうことに、縁談相手のウマルから嫌われてると思われてしまいます。王道少女漫画のような「すれ違い」や「勘違い」や「乙女の自己嫌悪」を巧みに活用してニヤリング要素になっている。

 

そんなパリヤが放った「私は結婚できればそれでいい。でもこの人が相手だったら、たぶんもっといい」は素直に感動しましたね(頬を緩めながら)。

 

ウマルを好きになる内面描写が素晴らしすぎる。思えば遠くに来たもんじゃ…。はじめこそ、アミルさんの友人Aという印象でしたけど、今では最も胸がキュンキュンするヒロインに育ったんですから。感無量と言う他にありません。

パリヤ可愛すぎ問題

3

なにこの可愛い娘

 

ぐうかわである。

 

あくまで個人の意見ですけどパリヤは歴代森薫ヒロインで最もビジュアルが低かったじゃん。だって、今まで森薫先生の緻密な描写力に裏打ちされたビジュアル的にごっつええ女を描いてきましたからね。

 

セクシーな女性だろうと、可愛らしい少女だろうと根底にあったのは見た目重視の「美」ですよ。もちろん内面もええ女でしたけど。『乙嫁語り』のヒロインズは一目見ただけどドキッとする一撃必殺の魅力やパンチ力がありました(双子含んで)。

 

そこいくとパリヤはルックスという面では森薫ヒロインで最低だからね(個人の意見です)。第1の乙嫁・アミルにはじめて出来た友人で、まさにこれぞ脇役って感じでしたし。何度も登場しても脇役という役割でした。それが一番可愛く育つなんて…分からないものです。眠れる獅子だね。

絶妙のラブのコメりっぷり

4

なにこの2人(ニヤニヤ)

 

9巻のキモは2人のうれしはずかし朝帰りだろう(間違ってはない)。

 

『乙嫁語り』は森薫先生の資料と描写の巧みさに裏打ちされたリアリティがあったんだけど、パリヤとウマルはそんなん関係無い絶対的な面白さがありました。だって、別にこの時代のこの場所でなくても絶対に美味しいニヤリングを提供してくれるだもん。これ学園モノでも普通に面白いでしょ。そういう普遍性がある。つまり最高。

 

ラブコメ漫画としても超一級やんか。パリヤの一挙一動も頭の中も可愛ければ、ウマルまで良いニヤケ要素となっている。究極のニヤリングですよ。究極のニヤリングってのは、例えば席が隣同士の男女が消しゴム落としてお互いが拾って手が触れて恥ずかしがるようなやつです。初々しい旨味がこれでもかと味わえる。

 

5

初々しいな!おい!

 

はい!ピュアピュア!

 

ちょっと遠出のお使いに2人で出かけてグッと距離を詰めるイベントが満載です。パリヤはもとから等身大な女の子で緊張して目を合わせてウマルと話せませんでした。逆にウマルはけっこう友達感覚でグイグイ来てたんだけど、途中から目を合わせないようになるんですよ。そういう男女の機微をさり気なく描くからたまらん。

 

もう明らかにパリヤを「女」として意識してんだよね。こいつらお似合いすぎんだろ。細かい描写で1コマ1コマ全て楽しめる森薫先生がラブコメとしての絶妙の「距離感」を余す事無く楽しめるように描いている。上手すぎる。

 

そして、悶えて部屋中ゴロゴロ転がりたくなってしまうような場外満塁ホームランまでかっ飛ばしてしまうし。そんで、ようやく顔を向き合って目を合わせて向き合うまでの流れよ。歴代のエピソードの中でも間違いなくパリヤとウマルはお気に入り2人で最高のエピソードとなりました。

ベストカップルで賞

6

ベストカップルすぎる

 

もう本当に9巻は最高でしたね。9巻をラブコメの文脈で読むと、「パリヤがウマルを意識して挙動不審」→「2人でデート(的なもの)」→「ウマルも意識し出す」→「満塁ホームラン」→「目を顔を向けて話すようになる(両者頬が赤い)」である。完璧じゃなかろうか…。

 

僕はラブコメっていうのは農業と一緒だと思ってるんです。種を撒いて、芽が出て、育って、実りの季節を迎える。そういった過程がパリヤとウマルには全てあった。で、美味しく実った果実を収穫して頂くんです。甘くて美味い!

 

この時代の親が結婚相手を決めるという風習であり、結婚してから情愛をゆっくり育んでいくのもそれはそれで味わいがあったけど、パリヤとウマルのように(親が決めたとはいえ)現代ラブコメテイスト全開で読者をニヤリングさせてキュンキュンさせまくった2人にアッパレやってください。

 

何度も読み返してもラブコメ萌えによるニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録する。9巻は『乙嫁語り』で神巻だったと断言できます。まる。

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    新しく友達になった正統派美少女いましたよね
    次々回あたりのエピソードでは彼女がメインになるのかな?

  2. 匿名 より:

    いやパリヤ可愛かった、本当に。
    タラスとスミス先生の行く末も気になるわー
    なんかフラグっぽいシーンあったよね?あれで終わりじゃないよね?

  3. 匿名 より:

    ウマルが差し入れた顔付きリンゴを見てニヤニヤしながら縫い物してるシーン好き

  4. 匿名 より:

    本当に神巻でしたね
    ボリュームからしてやヴぁいW
    同じコミュ障として超感情移入しながら読んでました
    アッパレ!

  5. 匿名 より:

    無粋ながら
    ×アルミ
    ○アミル
    です

  6. 匿名 より:

    8巻、9巻の表紙が、あきらかに他と比べて見劣りしてんのよなあ。
    森先生はパリヤ気に入ってないんかね。

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