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『恋は雨上がりのように』、橘部活やめるってよ


恋は雨上がりのように 2 (ビッグコミックス) 恋は雨上がりのように 1 (ビッグコミックス)

雨はまだ、やみそうにない。

だー!くっそ!超ニヤニヤするじゃないか。

悶絶してゴロゴロと転げまわるじゃないか。可愛すぎるじゃないか。

最高と断ずるに些かの躊躇もない!

月刊スピリッツ連載ですけど、『恋は雨上がりのように』はど真ん中の少女漫画である。

ベースの語り手は恋する乙女の女子高生。ただし王子さまは45歳のおっさんである。

主人公・橘あきら(17歳)は、いわゆる感情表現が苦手な女子高生。バイト先のファミレスの店長・近藤正巳(45歳)に恋をしていた。

しかも子持ちのバツイチ。まあ、あきらの恋する乙女っぷりが良いよね。超ニヤニヤできる可愛らしさであります。

公式サイトで1話の途中まで試し読みできますので、そちらを参考に。雰囲気は掴めるかと。

<参考>
『恋は雨上がりのように』公式サイト

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最高のきゅんきゅん漫画なり

あきらの恋する乙女っぷりが素晴らしい。

実に素晴らしい。感情の吐露がいちいちクソ可愛いこと。

赤面する様子と一挙一動がどれもツボすぎます。

また、フェチの描写が私の心の琴線をクリティカルヒット。

長身クール系美人なんだけど「美しい」というより「可愛い」という言葉がピッタリである。

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橘あきら

ぐうの音も出ない程可愛い。

普段は目つきの悪い美人が恋する乙女モードになった時の破壊力よ。

しかも、回が進むごとに「可愛さ力」が上昇し続けている。もうスカウターはとっくに爆破されて計測不能である。毎回のように、あきらは可愛さの自己ベストを更新し続けている。どこまで登り続けるんだ。

あきらの恋する乙女っぷりに頬をゆるませてニヤニヤするしかない。

プラスして私の心に刺さるのは、あきらの恋する相手が45歳の冴えないおっさんである点でしょう。

もう、いい年こいたおっさんの私にとって高校生というものはファンタジーなのですよ。だから、あきらの恋模様はファンタジーの世界の出来事なんだけど、恋する相手が冴えないおっさんという現実なのが、なんかすっげぇ読んでてドキドキする。色んな意味で。

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おっさん(現実)と女子高生(ファンタジー)

現実とファンタジーが交差している。

ちょっと、この「ドキドキ」は言葉で説明するのは難しいんだけど、世のええ年こいたおっさんがこの『恋は雨上がりのように』を読めば、僕と同じ感情を抱くのではないでしょうか。スリルに近いかな。

もう店長が、めっちゃ現実的な反応でさ。これって「いけないこと」っていう論理社会の常識がバリア張ってやがるから。ファンタジーの世界から普通に現実に戻してくれるからね。二重の意味でドキドキする。二重の極みならぬ、ドキドキの極みである。

そこを上手にメタファー効かせてるのも上手いね。
『恋は雨上がりのように』というタイトルから、雨がよく降ってるんですよ。

1話からして降水確率10%なのに外れて雨。あきらの恋模様は雨ばっかですから。そりゃ、17歳の女子高生と45歳の冴えないおっさんの恋模様など豪雨以外のなにものでもない!

でも、たまに晴れるんだよね。

恋模様は豪雨なのに晴れちゃうの。

実際は雨が降ってるんだけどメタファーで快晴になっちゃう時があるの。

『恋は雨上がりのように』というタイトル通りになる。

恋ってのは雨が上がり晴れるんですよ。


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1話で雨が突然晴れたで

店長の妄想である

1話で雨が降る中、あきらに恋する同級生がラブアタックをする様子を見ながら、もし自分が高校生だったら…という脳内の妄想である。傘はさしてるけど、雨は降っていなかった。晴れていた。

このメタファーは2巻のほうが如実でしょう。

あきらは見ていて気持ちよくなるぐらい、恋に勇猛邁進である。

この真っ直ぐなラブ光線を当てられ、論理社会という現実で生きるおっさんは、またも脳内で自分が高校生だったら…と思ってしまうのだ。この間、雨がずーっと降っていた。雨はまだ、やみそうにない。でも、ピタッと雨はやんだ。


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また雨が上がって晴れた

店長の妄想である

うーむ。『雨』はこの年の差という論理ならば、『雨上がり』はその論理がなければ晴れるのに…というメタが効きまくりである。

店長が自分が高校生だったらと妄想する時、実際はザーザーと雨が降ってるんだけど、ピタっと雨は止む。快晴になる。2巻の30-34ページの流れは芸術的ですらある。実際に、この恋の雨は上がるのであろうか。この恋模様気になります!

あきらのクソ可愛い乙女っぷり、メタ的な表現方法と、これだけで100点満点なところだが、さらに加点できるのが『恋は雨上がりのように』の凄いところでしょう。裏テーマと言うべきか。この漫画のキモでもあると思う。ズバリ申して、裏テーマは「この恋はあきらを救ってくれるのか?」です。

あきらはただおっさんに恋する変な乙女ではない。
きちんとしたバックボーンが描かれている。青春の蹉跌があったのだ。

実は陸上選手のホープだったのに、ケガを負って再起不能になった。一つの夢が青春が終わった。では、どうするか?人生とは得てして、思い通りにいかないし、ままならないものである。怪我をして、陸上以外なにも無いあきらはの心の模様は雨!

だ・け・ど!

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店長と出逢った。

雨は上がっていた。1巻8話は神である。

なんだれ。すげぇ。凄いよ。陸上しかなかったのに、怪我で諦めるしかなかった。あきらの雨模様が、店長と出逢った晴れてしまった。本当に雨が上がるメタも凄いけど、この流れは超凄いよ。

夢や青春は理不尽に終わった。

挫折、蹉跌、つまずく、失敗…言葉はなんでもいいけど、次はどうするか。そこから「どう生きるか」「どう克服するか」ってところがある。哲学チックに生き様があるね。ただの恋愛漫画?とんでもない!それが私の心の琴線を鷲掴みにする。この恋はあきらを救ってくれるか?超面白い!超お勧め!

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