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「ヒナまつり」バカバカしさとちょっと良い話が最高すぎる


ヒナまつり 2 (ビームコミックス) ヒナまつり 1 (ビームコミックス)

泣ける漫画は数あれど、基本ギャグ漫画で笑いまくっているところに、ふと良い話を挟まれジーンとしてしまうなんて事はよくある話で。「銀魂」とかむんこ4コマとか不意打ちのように人情話があってそれが実に素晴らしいという。そんなわけで「ヒナまつり」2巻が発売されたわけですが、ちょっといい話じゃねと胸が熱くなる。

そもそも「ヒナまつり」はギャグ漫画として超面白いわけで。
シュールなギャグがボディーブローのようにきいてきて、ツボに嵌れば吹き出すレベル。全力でアホだな、バカだなと思うのです。

ヤクザ×サイキック少女のアーバンライフ・コメディー!
芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。それが全ての始まりだった!物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。かくしてヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まった!
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シュールナギャグが最高

いきなり美少女がふってきたによろしく、いきなりラグビーボールのようなものが降ってきたですよ。とりあえず、ヤクザの新田は一晩寝てみて翌朝。

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まーあるわな、そりゃあるよ

もうね、開始早々に笑う。
劇画チックなシュールな絵が僕の笑いのツボを直撃するんですよ。

このボールのような拘束を解くと、少女・ヒナが出てきて奇妙な共同生活がスタート。ヒナの破天荒な行動のドタバタコメディでまさにタイトル通り「ヒナまつり」。

また、おっさんと少女の成長物語(?)であったり。

僕の中でおっさんと少女という組み合わせはストライクゾーンど真ん中なわけで。ある日、少女が突然あらわれて極道が振り回される、巻き込まれるといった日常になるんですけど、これがマジで笑えるという。

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少女の世話をするヤクザ

おっさんと少女という組み合わせ、少女に振り回されるロクデナシ…そういう組み合わせは数多ありますけど「ヒナまつり」はそれらを昇華して究極のギャグにして、とにかく笑える2人のやり取り。たまにこれって凄い良い話じゃねと思ったり、これって凄くくだらない話じゃねと思ったり、これって凄くアホじゃねと思ったり…。

ノリとテンポとハイテンションの中に1人だけ冷静な少女がいたりと、ツボにはまれば吹き出すほど笑えるんですよ。

アホなノリの中で1人だけ冷静に突っ込み入れるとギャグがグンバツに引き立つわけですが、突っ込みすらいれられず1人冷静に心の中で思うと、さらにアホくさくて面白いってもの。バクマン風に言えば、シリアスな笑いであり、その究極でもあるといえます。


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1人だけ冷静

ヒナの同級生の瞳ちゃん。

彼女のローテンションでありながら心の中だけで冷静に突っ込んだり、巻き込まれてしまう様は涙と笑い無しでは読めません。

シュールな笑いを見せてくれ、思わずプッと吹き出してしまうのです。勢い任せの大爆笑とはいかないまでも、シュールな笑いとクセのあるギャグで思わず何度も読み返してしまいたくなるぐらい味わい深いギャグ漫画なのです。

基本1話完結のギャグ漫画であり、シュールでいて味わい深いギャグなのですあ、なんとなく良い話風にまとめてしまうのも特徴。読後に笑った後に、何か良い話だったと思わせてくれます。なんだか微笑ましいんじゃないか、と。もちろん、思うだけで冷戦に考えれば全然良い話でもなく酷い話なのですけど。

で、2巻ではヒナを倒しに来たもう1人のサイキック少女が登場。


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もう1人のサイキック少女・アンズ

ヒナを倒しに来たと思ったら、いつの間にかホームレスになっていた。

何を言ってるのか分からねーと思うかも…ですよ。しかも、一見すると凄く良い人情話に仕上げてしまっているところが恐ろしい。一通り笑って感動し、後に冷静に考えて「ねーよ!」と突っ込んでいているのです。帰れなくなったって、ヒナの装置貰えよ!

何より登場人物が魅力的。全員のキャラが立ちまくっており、悪人がいない、みんな凄くいい人なんですよ。でも、やっぱり冷静に考えると別にいい人でもなく、むしろ悪人じゃねーかと思うんですけど、いやにサッパリしてる。つまり、登場人物全員がアホなのである(褒め言葉)。アホの中に凄くアホなヒナがいるから、一見周りは常識人なんだと錯覚してしまいます。

アホな娘はアホな程可愛いとよくいいますが、ヒナのアホな娘っぷりはただごとではりません。


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ヒナ

この何も考えてなさそうな面構え。
一体何を考えてるんでしょうね。(実際に何も考えてません)。

何より目が死んでます

死んだ目がまた非常に味わいあってヒナになんか保護意欲が沸き立つ。こんなアホな娘が何か考えてよい事しようとして裏目って勘当されるエピソードがアホなようで、和む話でいて、でも酷い話で、最後にいい話だなーと思わせてくれて。なんか凄いんです。

あと見開きの使い方が本当に笑わせてくれます。意味のないようでいて、凄くしょうもないバカくさいところで見開きがあり、これが笑いのツボを刺激しまくる。

「キャ バ ク ラ」
「エンジェル!!」

と、脳内で何度も再生させてしまうほど印象的。このバカバカしさが最高だぜ!

とにかくめがっさ面白いのです。
読者の突っ込みが追いつかないぐらいのぶっ飛びっぷりと、凄くグイグイ読ませる話作りが上手い絶妙のバランス。1度読むと癖になって何度も読み返してしまいます。凄いセンスを感じるギャグ漫画。お勧め。

ヒナまつり 2 (ビームコミックス)
大武政夫
エンターブレイン

ヒナまつり 1 (ビームコミックス)
大武 政夫
エンターブレイン
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