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絶望先生268話とドラえもん「お金のいらない世界」を比べてみた

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「さよなら絶望先生」268話「ペイの拡充」(2011年週刊少年マガジン34号掲載)と「ドラえもん」とネタが被ってしまい、久米田先生は単行本27集で掲載を自粛。ファンとしてはショックです。

でも載せなければ載せないで隠蔽したともとられかねません。だからその号のマガジンが読める方は是非検証してほしいのです。そして各自で判断してほしいのです。これがパクリなのか偶然の一致なのかを。

せっかくなので検証してみました。

紙ブログでは12巻と書かれてますけど、該当の話は「ドラえもん」13巻収録の「お金のいらない世界」ですね。読めば一目瞭然ですけど、どちらもお金の価値観が逆転した世界を描いています。

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お金の価値観が逆転した世界に入るまで

「さよなら絶望先生」は「トム・ソーヤ」の冒険ネタで入りました。

ペンキ塗りが嫌だったトムは、ペンキ塗りを楽しそうに振る舞って友人達の興味を引き、ペンキ塗りが楽しそうと思った友人は逆に対価を払ってペンキ塗りを交代し、トムは悠々とそれを眺めていました。それを実行したのが糸色先生。

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トム・ソーヤによろしく

楽しそうにペンキ塗る糸色先生に興味を惹かれて絶望少女達は貢物をしてペンキ塗りを代わってやり出すのでした。

今の子はトム・ソーヤのアニメを観ていないから簡単に騙されるのです。

絶望少女達はわざわざ対価を払って仕事をしたのです。


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対価を払って仕事をする

わざわざお金を払ってまでする労働。

ペイドラバー」ですよ!F1の世界ではチームから多額の報酬を貰うドライバーがいる一方、自らお金を出して(スポンサーを引っ張ってきて)乗せてもらうドライバーもいるのです。そういったドライバーをペイドライバーと呼ぶとか。

そして、お金を払ってまで働くのは何もペイドライバーだけではありません。

お客にお金を払って聴いてもらうペイポップとか、わざわざお金を払って犬の散歩をしたり(レンタルペット散歩)、お金を払ってハンバーガーを食べて貰ったり(マクドナルドのサクラを仕込んで行列演出)などなど。

各界には金払ってまで労働するペイドライバーが溢れているのです。

そこで風浦可符香は言いだすのです!

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可符香

全てのお仕事は、お金を払ってやらせていただくようにすればいいんです

編集にお金を払い漫画を描かせてもらう、出版社にお金を払い編集させていただく、読者にお金を払い読んでいただく…そんな世界。

全テノ労働ニ対シ、ペイワーク制ノ導入実施

こうしてお金の価値観が逆転した話になった絶望先生。

「ドラえもん」は、のび太がお小遣いの前借をママに催促するもキッパリと断られ、小学生にしてお金にはいつも苦労すると言いだしました。

「あああ。お金のいらない世界にすめたら気楽なんだろうなあ…」と、呟けばドラえもんが「じゃ住んでみる?」とももしもボックスを出すのでした。

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もしもボックス

お小遣いの前借が出来なくてお金がない世界があったらなという事で、もしもボックスで「お金のいらない世界を…」と、もしもお金のない世界を作り出すのでした。

ご存じだとは思いますけど、もしもボックスは「もしもこんなことがあったら、どんな世界になるか」を体現するための夢のような道具。

「さよなら絶望先生」は対価を払って労働するペイワーク制という流れから、「ドラえもん」はお金のない世界があったらいいのにという流れから、お金の価値観が逆転する世界に入るのでした。冒頭はまるで違いますね。

で、お金の価値観が逆転した世界。

これは確かに凄い酷似している。

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「全テノ労働ニ対シ、ペイワーク制ノ導入実施」された絶望先生では、漫画を読めば読む程お金が貰え。キャバクラに言ってもキャバ嬢にどんどんお金を貰うし、缶こーひ買えば自販機からお金が出てくるようになりました。何か買えばお金が貰えます

「ドラえもん」のお金がない世界でも同様に、のび太が欲しかったラジコンを買いに走れば、代金2万6千円を貰えてしまいました


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物を買えば逆にお金が貰える夢のような世界。

他にも、この世界ではカツアゲではお金を渡されるカツ渡し、お金をスリに取られるならに逆に懐にお金を入れられてしまいます。

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スリ&カツアゲ

物を買ってお金が貰えるなんて、どんどんお金が増えていい事ばかりじゃんと思いきや、逆にお金が増えすぎて置き場所がなくなってしまいます。

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お金を置くスペースがなくなった

さらに、お金を捨てたら罰金10倍

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お金を捨てたら10倍の罰金

確かにモロ被りしている所があります。

久米田先生も紙ブログで「本気で死にたくなりました」と述べたのも分かるといえば分かる。

導入部分こそ違いますがネタが反転する後半部分、買い物してお金を貰う展開がパクったお言われても仕方がないくらい丸被りしてます。「むだもらい」とか「捨てたら罰金10倍」とか文言まで全く一緒です。さらに恐ろしい事に現在の基準では載せられないのでボツにしたネタまで一緒。(公園の人にお金貰ってくれと言われるネタ)ロジックにはまってしまったと言われればそうかもしれませんが情けないやら申し訳ないやらで、久しぶりに本気で死にたくなりました

買い物をしてお金を貰う展開、無駄貰いとか捨てたら罰金10倍は完全に一致。

他にも、今の基準では載せられないボツネタまで一緒だったとか。

「ドラえもん」では、物乞いにお金を貰ってくれと懇願されるシーンでしょうか。

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物乞いならぬ物渡し

現在の基準では載せられないのでボツにしたって事は、「さよなら絶望先生」であったら関内太郎(本物)が藤吉晴美にお金を物乞いならぬ物渡しするシーンがあったのでしょうか。


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関内太郎

ちなみに「さよなら絶望先生」は冒頭かた途中までまったく違う内容で、お金の違う価値観の世界に入るのは全12ページで5ページだけ

この5ページが被ったからって自粛するなんて絶望した。

ちにみに「ドラえもん」の”お金がいらない世界”は7ページしかないショートもの。

しかも、のび太はお金の価値観が逆転した世界に混乱し「こんな世界にいたら、気が変になる」と直ぐに元の世界に戻しました。


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すぐに止めた

対して、藤吉晴美はお金の価値観が逆転してた世界を受け入れて、お金を減らそうと四苦八苦するのでした。

お金払うからヂャンプに原稿載せて貰おうとすれば断られ、ギャンブルで減らそうとすればさらにお金が増えて、転落人生を歩むのでした。


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お金の価値観が逆で転落人生

最後はマ・太郎が締めてオチるのでした。


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オチ

元々、お金ハ誰かの借金だからナ

それが自分の借金になっただけナ

ネタ的には被るっちゃ、被るけど掲載を自粛する程の事かなというのが正直な感想。

途中のお金の価値観が逆転した世界でのネタが被ったという同じって程度じゃないの。

だって、この程度で自粛されたらアレとかコレとかどうするんですかっていう。

何よりも、268話の奈美が白いアイスキャンディーをペロってしてるシーンが収録されないなんて!

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白アイスキャンディペロペロ(^ω^)

これだけでも268話は掲載させるべきだった(結論)。

ドラえもん (13) (てんとう虫コミックス)
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ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)
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