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恋愛模様が交差する『サマーソルトターン』4巻は最高の青春漫画やで!

 


サマー・ソルト・ターン(4) (講談社コミックス月刊マガジン)
 

やばいめちゃくそ面白い!

『サマーソルトターン』4巻が発売されました。4巻で一気に物語が動き出しましたね。控えめに申し上げても最高でした。メイン4人の想いが交差していくのですけど、これぞザ・青春!って感じですよ。声を大にして叫びたい。『サマーソルトターン』はめちゃくそ面白いんです(断言)

良い漫画です

まずスポーツ漫画として熱い!4巻はインターハイ予選が収録されているんですけど、生まれ変わった水野泳一郎と自称ライバルの海老名に全中チャンプの亀吉。そして新たなライバル・梶京介も登場し4つ巴の熱い展開である。もう予選から燃えまくりですよ。結果はそうきたかという展開でした。
個人的に熱いのは海老名の成長具合でしょう。
いままで「自称ライバル」で、まだまだ泳一郎のタイムには及んでいなかったのですけど、最近の海老名の成長は目を見張るものがあります。気付けば本物のライバルになっていたのである。ライバルキャラとしての存在感がどんどん上がっている。


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海老名は本物のライバル

少年漫画の王道って主人公よりも格上の相手がライバルになるのが常套じゃないですか。倒すべきで乗り越えるべき好敵手。でも『サマーソルトターン』の海老名は子供の頃から泳一郎に憧れてて後ろにいた格下だからね。それが急成長してライバルになるってんだから面白い構図だよね。燃えるで。

また、海老名自身は神童・泳一郎がもし身長が止まらなかった…という水泳スタイルなのも燃え尽きるほどヒートな構図。泳一郎は小学生で成長止まってしまったけど、そのまま順調に伸びてたら凄まじい選手になっただろうと誰もが述べていましたからね。それを具現化させるのが海老名!

海老名自身が泳一郎のライバルになるだけでなく、神童・泳一郎の成長した姿という自分自身の亡霊との対決でもある。海老名が覚醒して身長が伸びた泳一郎となれば二重の意味で宿命の相手ですよ。うおー!このライバルは立ち位置的はぶるっと震えちゃうじゃないの。

また、4巻では泳いでるキャラ自身でなく、徹底的に第三者から見た水泳競技で描かれているのもポイントですね。今まであったように泳ぐ者が感情を吐露するのも熱かったけど、こういう描き方も実に良い。特に泳一郎が泳いでる姿をレンズ越しで眺めるハルよ。

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ハル

泳一郎の泳ぎ方が変わっているのに気づき、レンズ越しに泳一郎の感情をくみ取る。今まで泳一郎の泳ぎには「喜び」と「楽しさ」だけだったのが、今は複雑に深い感情が絡み合い「まるで身を焦がすような恋―してるみたいだ」と評するのでした。まあ確かに泳一郎は水泳に身を焦がす恋をしてるしね。今までの紆余曲折があるからこそ、ハルの泳一郎評はグッとくるものがある。

そして叩き出した予選のタイムが「52秒53」というものでした。
すでに2巻で小学生時代の自己ベストを更新していますが。なかなか凄いタイムですね。あんまり水泳は詳しくないんですけど泳一郎が小学生時代に叩き出した「52秒80」というタイムを一定の基準に置いてるからこそタイムを競う競泳で漫画的にどれぐらい凄いのかの定規にもなっている

余談ですが、同じく競泳をテーマにしてたあだち充最高傑作の「ラフ」という作品がある。これも54秒ぐらいを一定のタイム基準の定規にしてましたね。年代が87~89年連載で、調べると当時の日本記録が「51秒56」なのにインハイで覚醒した主人公は高校3年生で「50秒43」まで記録していました。


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50秒43

そしてライバルは「50秒01」を叩き出し、『ラフ』のラストレースはおそらく50秒を切る競泳だったと思われる。最後のレースの勝負と記録がどーなったか分かりませんが。恋の勝負はついたあだちラブコメ最高傑作。当時はそれほど気にもしなかったけど、80年代でこの記録はあり得ないものです。しかし、今ならリアリティある記録でもある。

タイムなんて時代が経てばどんどん早くなるからね。『ラフ』のタイムは20年後の現実を見据えていたともいえる(本当かよ)。で、『サマーソルトターン』はどこまで記録を伸ばせるのかというのも括目したいかな。現実は調べると高校日本記録は「49秒49」らしい。『サマーソルトターン』はどんなタイムを記録するか個人的に注目してる。

話が逸れた。
水泳漫画として熱いだけでなく、『サマーソルトターン』最大の見所はラブコメです(個人の意見です)。4巻はヤバイね。胸がキュンキュンしまくります。甘酸っぱい青春のラブコメ要素が大爆発するのである。今までルカちゃん可愛い可愛い連呼してきましたが、ここにきてまじでルカちゃん勝利の道筋が見えてきて、逆にハルも可愛いのではないかと思いはじめました。


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ハル

ハル切ねぇぇぇ!

なんか4巻にきてラブコメ的に動きまくって、ハルがメインヒロインから急落した印象が強いんですよね。切ない感じのシーンが多く、ひょっとしてヒロインの政権交代が起こったのではないかと思いましたね。だからこそ!だからこそハルの切ない様子は私の心の琴線を捕えたね!あまり魅力を感じなかったハルの「可愛さ力」が一気に高まってきた。

あれ?ハルって実はめちゃくちゃ可愛いのではないか?そう思うようになりました。初期からルカちゃん派の私の心が揺れ動いてる。特に海で泳一郎とルカちゃんが一緒に並ぶ姿を見るハルは、今まで隣を走ってたのは幼なじみの自分だったという描写も合わさって完全にすべり台ヒロインのようだった。

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あれ…何でだろ…
胸の奥が…とっても痛いよ…

4巻のハルに「切ないで賞」を上げたい。
悲しすぎるでしょ!上手いなぁと思ったのは泳一郎の泳ぎをレンズを通して「恋い焦がれてるようだ」と評しておきながら、レンズを通さないで見れば自分が恋い焦がれてるようだっていうね。

ルカちゃん派の自分なら「やったね!ルカちゃん大勝利!」と素直に喜ぶところなのに喜べてない自分がいました。これはハルに心を盗まれた証左なのかもしれません。切ないで賞を上げてもいい。報われなさ過ぎて逆に惚れそう。圧倒的な可愛さを爆発させたハルである。

と、ここで一気にハルにトキメクんですが4巻ラストのルカちゃんにも盗まれましたね。心を!いままで本心を出さなかったルカちゃんがはじめて泳一郎を好きだと分かった歴史的瞬間でもあります。でも、泳一郎はハルが好きだから応援するとか言いだして満面の笑顔…からの寂しい表情よ。

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(泳一郎の恋を)応援してるんだ
でも、やっぱりちょっと切ない

なんだこの胸が締め付けられる切なすぎる描写は…!
本当は泳一郎を一途に想ってるのに、泳一郎はハルが好きだと一歩身を引いて諦めてる様子が、より一層やるせなさを引き立てますな。なんだよルカちゃん!戦えよ!

しかし、いつも行動的で天真爛漫な笑顔のルカちゃんが実は恋愛事では動けずに見せた寂しげな表情はギャップもあって最高に可愛かったです。4巻はガチ泣きルカちゃんも可愛すぎたんだけどね。

いやぁー、4巻で一気にはじまったな!って感じですよ。
元々面白かったんですけど、こと恋愛模様はここでスパークしましたね。胸キュンとニヤニヤの絶妙なハーモニーを奏でている。どうなんねんこの三角(四角)関係は!ハルの躍進でルカちゃん派の私も迷ってしまうな。ハルもいいんじゃないか、と。

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ルカとハル

うーむ、黒き大天使のルカちゃんか躍進する幼なじみハルか。
どっちをペロペロすればいいのか悩んでしまいますね。心の中で天使と悪魔がルカちゃんとハルのどっちを正妻にすべきか戦っています。よし決めた!両方下さい!ルカちゃんもハルも両正妻や!

悩むなら、両方ペロペロしよう、ホトトギス。
うし。上手くまとまった(そうか?)。

4巻から胸キュンの塊と化した『サマーソルトターン』は良い漫画やで。まじで面白いよ。本当に最高やで。4巻まで一気読みすることをお勧めします。スポーツ漫画としても恋愛漫画としても素晴らしい青春っぷりです。というかさ、私は連載で追ってんだけど嫌な予感がするので、みんな買って読んでみて!

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