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『背すじをピン!と』3巻 What makes you Beautiful


背すじをピン!と?鹿高競技ダンス部へようこそ? 3 (ジャンプコミックス)

わたりさん僕の…パートナーだし…!

『背すじをピン!と』3巻は控えめに言って最高でしたね。

3巻は少年漫画としても一つの節目を迎えるというか「第一部完」って感じのエピソードですね。ジャンプで読んでてブルっとしちゃいましたので、3巻が発売されるのを楽しみにしてました。主に文化祭が収録されており、つっちーとわたりさんのやり取りに胸が熱くなる。
少年漫画の醍醐味とはズバリ「壁を乗り越えること」に尽きる。

壁にぶつかり、それを乗り越える事は少年漫画のキモでしょう。(今のところ)乗り越えるべき巨大なライバルがいない『背すじをピン!と』ですけど、コミック3巻はつっちーもわたりさんも大きな壁を超えていくのであった。「過去のトラウマ」です。


1
トラウマ

はじめての試合で、わたりさんは急に動けなくなってしまいました。

その理由が過去のトラウマでした。小学生の頃に憧れてた男子にオシャレをチビのくせに「恥ずかしくねーのか?」と言われてしまったことが原因。そのトラウマが文化祭の競技ダンスと軽音部の合同ステージ発表でも再発。発表直前にわたりさんの姿が消えました。大変だー!

そういえば、つっちーも同じようなプチトラウマ抱えていましたね。つっちーの場合は小学生の頃のフォークダンスで好きだった女子に手汗びっしょりで「ちょっと必死すぎ」と言われたこと。でも、つっちーは手汗を気にしないわたりさんのおかげで乗り越えていました。その娘に文化祭で再会しても何とも無かったのです。

いつの間にか気付いたら忘れていました。

全てわたりさんのおかげです!

2

全てわたりさんのおかげです!

わたりさんが…僕の手を握ってくれたから…いつのまにか気にしなくなってたんだ…!」という台詞がグッとくる。わたりさんがプチトラウマを持つつっちーの手を握ってから、つっちーはもう気にしなくなっていた。だから今度はつっちーがーわたりさんをね。

良くも悪くもインパクト重視のジャンプの主人公としては、地味すぎるというか等身大のつっちー。これがジャンプ漫画の主人公かよと思ったものです。だ・け・ど!もうね、今回のつっちーは最高に主人公をしていました。わたりさんを探す時に自分が探しに行く、「わたりさん僕の…パートナーだし…!」は熱すぎるよ!

何よりわたりさんを見つけてからよ。


3

僕が…わたりさんのこと支えるから…!!

ええっ!「結婚してください」(幻聴)だと!?

なんかプロポーズしてる見たいじゃん。わたりさんが手を握ってくれたから今度はつっちーの番です。「でもきっといつか、いつの間にか忘れられると思うだ…!だから、それまで僕がわたりさんのこと支えるから!」と言い放ったのは震えるぐらい感動しましたね。胸熱!

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カメラワークについて

特に驚くのはカメラワークでしょう。

右にわたりさんで、プロポーズする「支える」と言うつっちーが左の配置。驚いたね。普通は逆に配置するものです。ジャンプ漫画(ジャンプに限らんけど)は「行動する方(右)、受ける方(左)」って配置が基本だからね。漫画は右から左へ読む事からの配慮だと思われますし、実際にそういう配置の方が圧倒的に読みやすいです。

例えばジャンプの伝説『ドラゴンボール』は顕著でしょう。

4
右側が攻撃する方、左側が受ける方

攻防なんで入れ替わる事は多々あるけど、決めゴマではほぼ右側が攻撃する方で左側が攻撃食らう方です。行動する方が右側になるようにカメラを回りこませる。おかげで、『ドラゴンボール』はめったくそ読みやすいじゃないですか。

とりわけ決めゴマでは行動する方が右側で受ける方が左側ってのがオーソドックスだし、絵的にも決まるし、テンポ良くスルスル読める。まあ、ジャンプ漫画に限った話じゃないんですけど「行動する方が右、受ける方が左」って配置が普通じゃん。成年漫画だって竿役が右側が多いでしょ
『背すじをピン!と』も、ダンスにおいて女子をリードする役目の男子が右側に配置されて女子は左側に配置する決めポーズ的なダンスシーンが多いですし。行動する方が右、受けるほうが左。でだ。「僕がわたりさんを支えてるから!」の決めシーンであえて逆の配置にしたカメラアングルはビックリしたね。でもSTEP20「What makes you Beautiful」、3巻50ページ目を読んでて妙に納得してしました。

5

3巻50ページ目

今まで「右側わたりさん、左側つっちー」だったのが反転して、それ以降はつっちーが右側でわたりさんが左側に配置される。一生懸命つっちーを元気づける行動するつっちーが右側になったわけです。STEP20「What makes you Beautiful」、3巻50ページ目が境目である。

トラウマを思い出しヘタレ込んでしまったわたりさんを元気づけるつっちーでしたけど、行動するつっちーだったけど、喋ってる台詞は、トラウマを克服できたのはわたりさんのおかげですって内容だからね。喋って無くても、「行動してる方」だったんだなって妙に納得してしまった

今までの、手汗ビッショリでも気にしないで手を握ってくれた…というつっちーのトラウマを克服してくれた「行動」があったから右側に配置してんじゃね。コマは右から左へ読むもので、行動する方が右側がオーソドックスだけど、わたりさんは何も喋ってないけど左側のつっちーへ動いてるんだなって。わたりさんから受け取ってるんだろうなって。からの!「これからも僕と…踊ってくだ…くれませんか!」の左右反転(右側つっちー、左側わたりさん)はブルっとしたね。素晴らしい。

STEP20「What makes you Beautiful」はタイトルも良いね。

ワンダイレクションの代表的な曲です。オマケページで「What makes you Beautiful 和訳」でググれのカットがあるけど読んだら試すべし。歌詞が実につっちーとわたりさんの心境とマッチしている。そのままのわたりさんが可愛いのだ。『AKB49』のサブタイトル並に漫画の内容とシンクロしています。エヴァだって乗れちゃうぜ

Right now I’m looking at you and I can’t believe
今、君を見て ああ、信じられない

You don’t know, oh oh,
君が知らないなんて

You don’t know you’re beautiful, oh oh,
君が美しいってことを知らないなんて

That’s what makes you beautiful
だけど、だから君は美しいんだね

(「 Lyrics Town – 英文学専攻の洋楽歌詞和訳」さんより)


6

だってわたりさん、めちゃくちゃ可愛いもんね!

うむ。その通り。

わたりさんは可愛いのだ。わたりさんは気付いてないけど、わたりさんは天使なんです。おっとり癒し系ヒロインなんです。心で思うだけでなく口に出して呟いちゃうつっちーもなかなかどうしてよ。もうね、立ちまくりじゃん!わたりさんとのフラグがさ!背だけでなくフラグもピン!と立てるとはやりおるな。

つっちーとわたりさんは共にトラウマを克服して絆も深まり、パートナーとして一つ上のステージにいきました。そういえば『デスノ』のニアもメロと2人ならLに並べる、2人ならLを越せるとか言ってたけど、つっちーとわたりさんもそんな感じだ(※多分)。つっちーとわたりさん2人ならではっていうね。とても良いエピソードでした。

もう今の2人なら告白すらいらない。

必要なのはプロポーズと指輪のみです

さすればゴーインできるでしょう。お幸せに!

ところでだ。新キャラ藤田ひらりは可愛いと思うがどうだろう?(どうだろうと言われても)文化祭のつっちー&わたりさんのダンスを見て入部を決めたわけです。「体験入部にも来てたわよね」「見覚えあります」との会話の通り、本当にSTEP3に登場してたり


7

STEP3に登場してたひらりん

思わず読み返したらひらりん体験入部してるじゃん!

こういう細かいの描写は個人的に大好きだったりします。ここでひらりんが登場するって事は、どういう意図なのかと勘ぐってしまいますな。既に文化祭でつっちーとわたりさんは絆を深めベストパートーナーとなったわけじゃないですか。心を通じ合わせたわけじゃないですか。

ふふん。分かっちゃったね。

そこへひらんを投入させる理由は一つでしょう!

三角関係です(本当かよ!)。


8
ひらりん登場でどうなる!?

ラブコメを数多く嗜んできた自分の直感が感じ取ってるね。

こっちの水は甘いぞ~♪ってさ。

例えばだ。わたりさんが怪我をしたとしよう。

大会が近く、つっちーは急増ペアでひらりんと組むじゃん。それが結構踊れてるのを見て、わたりさんは思うわけですよ。「何で私こんなに胸がモヤモヤしてるんだろう…」とか。ラブがコメりだすわけですよ!いや、何ならひらりんがつっちーに惚れてもいい。やべー!夢が広がるな!

何にしても、ひらりんには期待したいところですね。

3巻は一つの区切りで「第一部完」って感じだけど、今後はさらに世界が広がりそうなので先が楽しみデスね。まる。

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