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『朝まで待てません!』、これぞ田中メカ先生っていう糖分


朝まで待てません! 1 (花とゆめCOMICS)

あれは…田中メカ?!
朗報である。長いこと行方不明となっていた田中メカ先生が発見されました。いやまあ普通に描いてたんですけどね。

あくまで個人の意見だけど、近年の田中メカ作品は、なんだかなぁ(國府田マリ子風に)って感じでしたよ。面白い面白くないは人それぞれですが、私の心の琴線には触れませんでした。

総合格闘技で例えるなら、寝技の選手が立ち技で戦っているようなものです。実に歯がゆかった。

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甘いよこれ!

しかし、今作『朝まで待てません!』はどーかというと。
これぞ俺たちが求めた田中メカ先生って感じです。メカ先生の真骨頂がいかんなく発揮されていたのではないでしょうか。何が真骨頂かって、上等な甘いスイーツの上から生クリームとチョコレートとハチミツをふんだんに大量にぶっかけることですよ。

青年マンガ誌の編集者・順平が密かに憧れていた他社のライバル編集者は完全無欠と呼ばれる美女・夕子だった!!破天荒な担当作家から無理難題が降りかかるマンガのお仕事の現場でふたりの距離は──!?本格オシゴトLOVE待望の1巻!!

ある青年漫画雑誌の編集者・大友順平と担当作家がかぶる他社の編集者・水落夕子のお仕事ラブコメ。シュガー100%である。魂からシャウトしたい。こういうのでいいんだよ!こういうので!

名前だけ知ってる「水落さん」は、担当する作家さんもかぶり、自分が見出せなかった作家さんの才能を引き出す剛腕編集で、勝手にナイスガイなおっさんをイメージしていました。

ある日、人気作家の猪苗代メグミ先生の締切日がかぶり、憧れの編集「水落さん」とバッタリである。

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水落さん

女だー!しかも美人。
想像とは違う水落さんでしたが、サイボーグの通り名があるほど無表情に仕事をバリバリします。

早速、順平に指を指しながら「この状況であなたと仲良くするつもりは毛頭ありません」と言ってのけるのでした。

仕事の鬼ですね。水落さんはガードが固そうだ。これはラブがコメる的な意味で長期戦を覚悟したのもつかの間、7ページ後には耳まで赤くなって照れていました。

猪苗代メグミ先生がいい仕事をしてくれるんだ。

編集2人に漫画描く協力という名のフラグ立てをしてくれます。男女のカラミ資料が欲しいと2人に壁ドンや押し倒しポーズをさせます。さすが人気作家!無茶振りのお膳立ても見事である。お膳立てでどうなったかといえば…。

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こんな感じになりました。

うおおおおおお!(←盛り上がっています)
「仕事の鬼」だった水落さんですが、いつの間にか「可愛さの鬼」と化し、読者をドキドキさせるスーパープレイを連発するのでした。

「おおお…っ」とか「ぬああ…っ」とか読みながら悶えることしばしである。最初はガード固いと思ったものですけど、この子チョロいっすわ。だがそれがいい!
いやチョロいというかそう見えてしまうのは、順平の「恋愛攻撃力が高い」と評される相手の心の懐に入り込んでスバスバ「好き」だとか言う空気の読めなさかもしれません。おかげで水落さんの可愛さをこれでもかと摂取できます。

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水落さんは可愛い

ぐうの音も出ない可愛さである。

普段のキリっとした態度と赤面のギャップよ。圧倒的な火力。
また、クール女子で仕事が出来る女性だったのですけど、話が進む内にどんどん化けていきます。化けるというか化けの皮が剥がれていく。本当は子供っぽいというか甘えん坊な真実の姿がね。

『朝まで待てません!』は水落さんの化けの皮がキモだよ。うん。

1、3、4話は順平視点で、2話で水落さんの視点で描かれていまして、この2話の水落さんのモノローグがクッソ素晴らしい。3話以降のニヤニヤ指数を跳ね上げるってもの。「できる私」を演じているというか頑張っているのが分かります。そんでもって…。

「全ての私」を見せられるまで…待っていてくれるでしょうか?

というモノローグね。

本当は甘えん坊なのに素を出さないようにしている!
このおかげで、後の水落さんを何段も高めてくれる。

甘える姿や部屋の秘密とかが上手くて美味い。真実の水落さんがあぶり出る度にビックバンに匹敵する威力の可愛さを大爆発させます。「全ての私」を見せる…がトリガーとなって効いている。

個人的には3話の水落さんがベストだ。
お酒に酔ってしまう姿は可愛いの一言で済ませるレベルでない。
神の領域に到達していた。ゴッド可愛い水落さんである。

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ゴッド可愛い水落さん

悶絶!

うむ。とても刺激的で、とても理性をとろけさす破壊力があった。

以前にも説明しましたが、酔うと「人格」や「性格」が変わるというのは正しくない。酔うと本能を開放するのです。自制心を取っ払ってしまうというのが正しいのである。つ・ま・り!これが水落さんの真実の灯です。最高かよ!

もはや水落さんは存在そのものが胸きゅんの塊となっているね。
スーパー可愛いプレイの連発で大量得点をどんどん上げていく。読みながらとても気持ち悪い笑みを浮かべながらニヤニヤとしてしまいましたよ。

ぶっちゃけ、『朝まで待てません!』は水落さんの可愛さを堪能する漫画である(断言)。それでいい。それがいいんです。

萌えに特化した、あざといとろけるような甘味を過剰に盛りつけたシチュエーション作りこそ田中メカ先生の真髄ですから。萌えシチュの土台があるからこそ、お仕事漫画としてもストーリーや設定が生きてるし。恋愛話を盛り上げる香辛料としてしっかり機能してる。素晴らしい。

恋愛メインに比重を寄せまくっていおり、ニヤニヤできる萌えだけでお腹一杯になれるね。

その上で編集お仕事としても楽しめる。何より、ひたすら甘い展開はシンプルでいてディープです。糖分大量の甘味で日頃の疲れが癒される。まる。

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