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2016年の面白かった読み切り漫画を振り返る!

あけましておめでとうございます。2017年もよろしくお願いします。

ここ数年の年末年始は冬眠ばっかしてましたが、久々に1年間をふり返るとしましょうかね…。と、ここで例年なら1年間にやったエロゲを振り返ったものですが、悲しいが総括できるぐらい本数やっていません。もはやエロゲ戦士としてほぼ引退状態になってしまっています。

年のせいなのかは分かりませんけど、腰据えて美少女ゲームやる気力も体力も失せてしまっているのは事実です。昔は名作とか評判が良かったりしたら次々とプレイしたものなんですが…。それどころかクソゲーと聞けば地雷と分かってても積極的に踏みに行くぐらいだったのに。

ですので、ここは漫画レビューサイトらしく2016年の漫画でも振り返りましょうか。2016年に読んだ「読み切り」漫画の個人的トップ10です。

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2016年の読み切り漫画

2016年で自分が読んだ読み切り振り返りです。2016年の間に発売された雑誌(2017年号は含むし2016年表記でも2015年に出たのは省く。)で個人的に面白かったものです。

一応週刊誌はほぼチェックしているつもり…とはいえ、もはやジャンプすら全部ちゃんと読んでるとは言えない程に漫画を読む量が昔に比べて減っています。「〇〇入ってねーじゃねーか」というような読み切りがあったら、ただ単に読んでないだけの可能性が高いです。

あと、一誌につき1つしか選んでません。だってそうしないとほとんどヤンジャンの読み切りで埋まっちゃうんだもん。連載も面白い作品ばっかだけど読み切りも面白いのばっかだった。面白い雑誌には面白い読み切りが集まるんだなぁって(個人の意見です)。

というわけで2016年の面白かった「読み切り」作品トップ10!

10位「イヴのお願い」(齋藤剄吾)

9

月マガ12月号

週チャン2016年39号に掲載された読み切りです。数か月後に月マガでも賞を取ってて「お、おう…」となったりならなかったり。それにしても、チャンピオン掲載から数ヶ月遅れて色んなコメントを載せてた月マガはロックだったと思います(褒めてます)。同じ作品を投稿したんでしょうか…。

『イヴにお願い』は最強ロボが学校に行ったりと普通の女子高生をやりたいと願う話。ロボ少女のキャラも可愛さも素敵でした。特に表情が好き。元気いっぱいに生き生きしてるイヴは見てて楽しかったです。テンポもギャグもなかなかどうしてよ。是非とも続きが読みたい作品なり。

10

「イヴのお願い」

ストーリーがどうこうよりも、ほぼ博士と駄弁るのがメインでありきたりな設定だけで話を膨らませているのがスゴイ。それでいてかなり面白かったので続くとどうなるのかって気になるところです。はい。何よりもイヴが可愛かったのでまた読みたいです。次に載るのはチャンピオンなのか月マガなのかも個人的に注目してます。

9位『星に願いを』(猪ノ谷言葉)

11

星に願いを

週刊少年マガジンの新人賞は「特選」「入選」「佳作」「特別奨励賞」「奨励賞」があり、「特選」は過去3人のみ。で、今年はマガジン史上4人目の「特選」が出たと本誌でアピールしていたのが『星に願いを』なり。週刊少年マガジン2016年8号掲載(アマゾン貼ろうと思ったらもう売られて無いのね…)。

星を降らせられる無気力男子と天然元気ヒロインのお話し。ヒロインが天文部に入部したのは「流れ星に願いを叶えてもらいたいから」とロマンチックなようで家庭の事情があるのでした。事情を知った無気力主人公が頑張るのであった。最後の縁結びのお守りもグッド。とにかく絵が上手く女の子が可愛かったです。

表情と赤面が心の琴線を鷲掴みなので、2017年はマガジン本誌でラブコメを是非とも連載して欲しいものです。『星に願いを』の続きでもいいけど。

8位『魔法使いの娘』(ハルミチヒロ)

5

魔法使いの娘

楽園 Le Paradis 第21号(AA)」に収録。コミック『あにいもうと(AA)』にも収録されています。全編読み切りと謳ってたはずが気付けばストーリーものばかりな楽園で読み切り作品を発表し続ける数少ない作家がハルミチヒロ先生なり。

魔法使いの母が娘に魔法をかけている設定。その魔法とは娘にムラムラすると地味に酷い目に合うというもの。おかげで娘は彼氏とイチャイチャできません。彼氏と娘さんのやり取りにも母親と娘のやりとりにもほっこりする温かいエピソードでした。

7位『アルタイルの懺悔』(草場道輝)

13

アルタイルの懺悔

週刊少年サンデー2016年19号掲載。『ファンタジスタ』『ファンタジスタステラ』などの草場先生がこんなにピュアピュアな恋愛作品を描くなんてね。甘味と苦味がブレンドした青春でした。昔は仲良しで一緒に星を見てた幼なじみ2人。双眼鏡を壊してしまったことがきっかけでで疎遠になった2人がまた一緒に星をみる話。

人間関係がうまくいかないヒロインとそれを救う主人公。星空を見上げるシーンがロマンチックでした。LINEなどでまわりに流されてスマホばっかりいじってることを「下を向いている」からの夜空の星空を見るのを「上を向いている」に例えたシナリオは見事でした。ラストがとても良い。

6位「村に伝わるわらべ歌になぞらえて殺人事件を起こした人の取り調べ」(てらおか現象)

12

村に伝わるわらべ歌になぞらえて殺人事件を起こした人の取り調べ

くそ笑ったw

週刊Dモーニングで「新人増刊2016春号」として掲載されました。発想が素晴らしい。『金田一少年の事件簿』や推理小説などの殺人事件では伝承などを踏襲して犯行に及ぶのでまるで呪いのようだって見せかけるじゃないですか。これは、めんどくさいし金かかるし技術力いるってのを逆手にとったシュールなギャグ漫画なり。

『村に伝わるわらべ歌になぞらえて殺人事件を起こした人の取り調べ』はそういう殺人事件をした犯人が自首して警察の取り調べを受ける話。これがまあ笑うのなんの。わざわざ、村のわらべ歌になぞらえてエンタメ性を取ったのは何故なんだという取り調べの様子が腹筋を殺して来る。

5位『見えるの力』(新井春巻)

10

見えるの力

ヤングマガジン2016年44号に掲載。最初の読み切りが好評だったようで「ヤングマガジン 2016年51号 」にも続編が掲載。さらに来年も載るらしい。これはシリーズとして不定期連載になるかもしれない。

超能力が使える主人公が好きな娘のスカートをずり降ろしてパンツを見ようとする頭が悪い話です。ヤングマガジンらしくとても意識が低い作品なり(褒めてます)。それでいてきっちりラブがコメってるのは素晴らしい。不定期で載るようになってきたのでコミック化する可能性あるぞ。

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4位『キャンバス』(仲間りょう)

24

キャンバス

頭おかしい(物理的に)

週刊少年ジャンプ2017年4・5号(発売は2016年)に掲載。『磯部磯兵衛物語』の仲間りょう先生の青春ラブストーリーなり。開始3ページの出落ちで大笑いし、そのまま大真面目に甘くしょっぱい恋愛ストーリーを突っ走りました。キャラがとにかく気持ち悪い。けど美しかった。考えさせられる哲学漫画のようでもある(そうか?)。

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3位『内宮さんは顔に出る』(おぐりイコ)

14

内宮さんは顔に出る

イブニング 2017年2号(AA) 」(2016年発売)に掲載。タイトル通りです。内宮さんは思っていることが顔に文字で出てしまう。それ故に隠し事ができず友達の内緒や隠し事がバレてしまうので友好関係が上手くいかない。ある日、不良くんが実はめちゃんこ良い人だと知ってしまうのでした。

実にハートフルで素晴らしい。何でも顔に文字で出てしまうならばニヤリング展開として、そう顔に出るのは予想出来たけど、逆張り手とカウンター文字は控え目に言って最高でしたね。読みながら頬を全力で緩めてニヤニヤしましたとも。顔に出る文字ばかりでなく、ラストの泣き顔赤面笑顔は浮かんだ文字以上に顔に出てたと思う。顔に出る文字と表情のダブルアタックにKO敗けです。

第2位『ラブレター』(尾崎かおり)

15

ラブレター

アフタヌーン 2016年9月号(AA)」に収録。個人的に意識高くかつ面白い漫画を描かせたら日本一なのは尾崎かおり先生だと思う。テーマはネグレクトなり。見ようによってはネグレクトを肯定するかのような描写で物議醸すかも。重くならずライトに仕上げ、感動して泣かせて考えさせる深みのある読み切りです。

「輪廻転生」を上手く活用した設定が見事で、幽霊(?)みたいの一目惚れして生まれ変わり先に選んだのが17歳の家出少女。息子の視点(でも精神的には幽霊のままのモノローグ)で母親がいかに好きだったかを描き、数ページで死んでしまう。

死後も「僕はもう一度彼女に会いたい。もう一度彼女の側に生まれたいです」と神様にお願いして今度は違うものに生まれ変わる。懲役を終えた彼女の側で次の人生を送り色んなものに生まれ変わっていく。ただ彼女が大好きだとラブレターのように伝える(読者しか分からんが)。何度読んでもグッときて泣いてしまう。名作読み切りなり。

1位『無限団地』(皿池篤志)

9

無限団地

読み切り作品のお手本で傑作!

ヤングジャンプ2016年47号に掲載。設定が面白いんですよ。団地がダンジョンになっててドアを開ければ何か不思議な世界に繋がってミッションが与えられます。その団地を男女が冒険している。特に世界観や設定の説明が無く、まさに漫画だけで「こうれはこういうものです」と説明する。複雑な設定をシンプルに魅せるのは上手いなって。

まあ、私の心の琴線に最も触れたのはドアを開けると出される「ミッション」です。「10000カロリー摂取せよ」とかそういうお題を出されるわけですが、あるドアを開けたら「交尾をせよ」というとんでもないミッションが出されるのでした。

8

ニヤニヤ

出されるミッションをクリアするまで部屋から出られないので、結局ギシギシアンアンしちゃいます。今までは一緒に冒険する相棒って仲でしたが、そこから気まずい雰囲気になり読んでて頬が自然と緩む展開に。距離感も上手い。この空気からのプロポーズは最高すぎた。で、紆余曲折あり子供も生まれます。

その後のも一家で大冒険をして子供も大きくなり探し求めていたドアをついに見つける。ラストはとても清々しくなる絞め方で完璧。複雑怪奇な設定をほとんど説明なく話が進んでいくのが逆に理解しやすかったのかも。ニヤリングあって冒険あってハッピーエンドで終わる。たった28ページに半生が描かれてるようでもありました。壮大な家へ帰る話である。

これはザ・「読み切り」って内容で完結している。だから連載向けではないでしょうけど「もっと読みたい」と「ここで終わるから綺麗」が相克する絶妙さがある。個人的に2016年を代表する読み切りです。『無限団地』は読み切りの傑作なり。

2017年も良い読み切りが楽しみ

結果は以上になります。『ラブレター』と『無限団地』は特にお勧めですので、機会があれば是非読んでみてください。

1位はヤンジャン49号掲載の『アリスVS不思議の国』(今年一番腹筋崩壊した)とどっちにするか最後まで悩んだけどニヤリングの差で『無限団地』かな。1誌1つ縛りしなきゃヤンジャン読み切りでほぼ埋まる。マジで。

それにしてもね。雑誌って電子書籍はいつまでも買えると思ってたら数ヶ月すると買えなくなるんですね。ほとんどアマゾンリンク貼れなかった。

まだまだ面白い読み切りは沢山ありましたし、自分が読み飛ばしたのもあったかもしれません。2017年も面白い読み切りが見れるといいなって思います。あ、ちなみに許斐剛先生の『頭突け!!横浜謳歌高校XXxX部』は殿堂入りですので。

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『頭突け!!横浜謳歌高校XXxX部』(許斐剛) あ、この人やっぱ天才だわ…(震え)。 今週のジャンプは合併号で休...

というわけで2017年もよろしくお願いします。

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コメント

  1. 匿名 より:

    今年も更新機体してます!

  2. 匿名 より:

    今年も面白い更新期待してます

  3. 匿名 より:

    お正月から更新お疲れ様です。
    無理のない範囲で、今年も様々なジャンルのレビュー
    宜しくお願い致します。

  4. 匿名 より:

    ヤマカムセレクション結構参考にしてるからたまにやって欲しい

  5. 匿名 より:

    今年も更新楽しみにしています。

  6. quake より:

     今年早速の更新ご苦労様。
     「バクマン」を読むまでは、読み切り短編の多くが、連載のための試作品だと知りませんでした。
     この中の何作かは、長期連載を見据えて描かれているかと思うと、また違った見え方が出来て興味深く思えます。

  7. 匿名 より:

    あけましておめでとうございます。

    無限団地は面白かったですね。
    男の子がプロポーズするまでの流れが印象に残ってます。

    個人的には『海老名ちゃん大好きおじさん』が腹筋崩壊モノでしたが(笑)

  8. オビ=ワンちゃん より:

    あけましておめでとうございます!
    今年もワンピースの考察など楽しみにしています!宜しくお願い致します。

    個人的に前のテニプリの感想等は声を出して笑うほど面白いです笑
    暇があればまたお願いします(^^)

  9. 匿名 より:

    ヤマカムさんのエロゲレビュー楽しみにしてたから残念です><

  10. 匿名 より:

    1位のはたかみちの百万畳ラビリンスっぽかった
    よくある設定と言われたらそうなっちまうけど