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無料でラノベが読めるアプリ「ノベリズム」とはどんなアプリか?

 

無料でラノベが読めるアプリ「ノベリズム」が便利。

どんなアプリかといえば無料でラノベが読めます。

 

漫画アプリは多いけどラノベってのは珍しいんじゃないでしょうか。なぜなら、いわゆる「なろう系」を筆頭に基本WEBで無料で読めるものですからね。こちらも投稿型のラノベなり。

 

ざっくりいえばサイト「小説家になろう」とほぼ同じ。でも「ノベリズム」だけの機能もある。

 

ノベリズム- Web小説アプリ

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ノベリズム

「ノベリズム」の概要

 

「ノベリズム」のトップページはこんな感じになってます。

 

基本的には「小説家になろう」と一緒と思っていただいて問題ありません。小説投稿アプリ(サイト)で、誰でも作品を投稿できるし、誰でも作品を読みことが可能となっています。

 

それじゃ全てが「小説家になろう」と同じかと言われれば答えはノーです!ここが面白いところで、漫画アプリと同じようなシステムも採用されています。

 

つまりどういうことだってばよ!?

ポイント制度

 

「ノベリズム」は漫画アプリのようにポイントシステムがある。

 

ラノベの全てを誰でも自由に読めるわけでなく、途中から非公開となっているわけです。その続きを読むためにはポイントを使って読み進めなければいけません。

 

鍵がかかってる

 

途中までは自由に読めるけど、そこから先はポイントを使わないと読めませんってわけです。

 

先を読むにはポイントを消費する必要がある。ポイントは広告動画を視聴したり、課金して獲得することができます。

 

広告動画などで課金しなくても完全無欠のフリーでない…いわゆる有料コンテンツってわけですね。

 

ここで最大の問題はどこぞの馬の骨の素人が書いたラノベをなんでポイント使って読まなきゃいけねーんだよ!って思う人が多いかもってことでしょうか。

 

その為にちゃんとしたクオリティの作品できなきゃいけないわけです。それに耐えうる…ポイント消費で続き読む作品は「契約作品」となっております。

 

つまりどういうことだってばよ!?

契約作品

 

ポイントを消費しなきゃ続きが読めない作品郡は「契約作品」となってる。現在(2021年1月15日)で32作品がポイント消費しなきゃ続きが読めない「契約作品」として登録されてる。

 

人気があってクオリティ高い投稿者のノベルを「契約作品」としてると思われ。

 

ここで「小説家になろう」「カクヨム」等でラノベ読んでる人は「ん?」と思うというかお気づきでしょう。挿絵があるわけです。表紙があるわけです。

 

「契約作品」には商業ラノベと同じようなシナリオのクオリティだけでなく、挿絵有りで読める小説となっている。しかもフルカラーの挿絵。

 

僕らのようなエンタメを消費するだけの豚はあんま関係ないけど「ノベリズム」公式では以下のように説明されている。

 

・契約作品はノベリズム公式と契約を結んだ作品のことをいいます。読者の購読額から一定比率をそのまま著者へ原稿料として還元します。この比率は書籍の印税より断然高い利率となっております。

・当サイト編集部はサイトの投稿作品をチェックしており、適性ありと思う作品へ積極的にお声がけしております。面白い文章や、魅力的な設定はもちろん、ある程度の執筆速度も参考の対象とさせていただきます。また、契約作品には、弊社からプロのイラストレーターに依頼し、魅力的なカバー絵(書影)、挿絵を作成いただきます。

契約作品とは

 

つまり、誰でも小説投稿できるけど人気あったり見所ある作品は「契約作品」となって稼がせちゃるでってところか。原稿料だけでなく最低保証システム(皆勤?)もある。事実上の有料コンテンツになれば稼げるでー!ってことかな。多分。

 

んまあ、消費するだけの読者はポイント使って読むだけですけどね。

実際に面白いし商業作品のよう

 

実際、「契約作品」になってる作品は面白いの多い。クオリティ高い。

 

挿絵もあって(しかもカラー)インパクト抜群だし、「ノベリズム」は縦読みも可能なアプリです。

 

 

 

「閲覧設定」で横読みにするか縦読みにするかを筆頭に、自分に合った読みやすい環境を設定できるようになっています。

 

「ノベリズム」は商業作品と同じ…いやそれ以上な読書体験がある。おそらくアプリ(サイト)だけで「制作」「消費」を還元させるような試みの意欲的なものかなと(思う)。いやまあ知らんけど。

 

つっても、狭い世界だけで完結することなくマス向けもある。

 

 

定期的に(?)コミカライズするで賞をやる様子が伺える。

 

あくまでも個人の総括だが、アプリ(サイト)内で投稿者と読者が「win-win」の関係になるようなシステムを作ろうとしてるってところか。プラスでマスにも向けていくと。知らんけど。

面白い試みかな

 

昨今のラノベのビジネスモデルは数年前とは一線を画してるからねぇ。

 

ちょっと前なら、ラノベ作家を目指すマンは出版社に作品を送って賞を取ってデビューでしたが、今もそのシステムはあるだろうがまったく異なる(と思う)。「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」等の投稿サイトで人気取ってデビューです。

 

出版社がやってる賞に応募してデビューできても埋もれるだけ。誰も読まない。売れない。少なくとも近年でヒットはほぼ聞きません。出版社の新人賞は地に落ちてると言っていい(あくまで個人の意見です)。

 

今の時代は投稿サイトで人気を取る。漫画でいえばバズってるのを商用化させるようなもの。一昔前のエロゲはオタクコンテンツの最前線だったように、その人材がほぼラノベに流れた今は、オタクコンテンツの最前線はラノベなのは間違いない。

 

そんなラノベの最先端の先を行くというチャレンジ精神が「ノベリズム」かなと。サイト&アプリ内で完結してマネタイズしようとしてる。プラスしてコミカライズなどでマスにも向くという戦略かな。分からんけど。

 

ラノベ作家を目指すなら人気取るなら投稿サイトで名を上げる!はっきり分かんだよね。

基本全話無料の先人で最大手の「なろう」

 

「ノベリズム」のマネタイズ手法は「ほえー」と思いつつ、わざわざユーザーが広告動画まで見て続き読もうとするかって点。

 

この手のジャンルの最大手で先頭を突っ走ってる「小説家になろう」は全話無料で読める。私はなろうの『転生したらスライムだった件』が結構好きなんですよ。アニメから入って漫画版を読んで、続きが気になって仕方なくなって「なろう」で最後まで読んだ。

 

漫画版は全巻揃えてるけど、原作の小説は1冊も購入してないんですよね。「なろう」で最終回まで読めちゃったから。勿論、書籍版には描きおろし&挿絵付きでもね。でもノベル版も普通に売れてるんよね。

 

ストーリーだけならWEBで無料で全部読めるけど、書籍化すれば売れるのは「小説家になろう」ブランド故か。私のようなライトなファンは漫画版だけ購入して小説は「なろう」で済ませてるわけよ。それでもめっちゃ売れる。

 

  • WEBで無料で読めちゃうなろう系
  • 加筆修正あるとはいえ無料で読めても書籍でも売れる

 

これが「小説家になろう」の私個人の認識。ライトなファンは本筋のストーリーを無料で読める「なろう」で済ませるのです。

 

そこで新たなマネタマイズ方式を取ろうとする「ノベリズム」は注目かなと。ライトなファンは基本全話無料の「なろう」に慣れてるからね。

 

「ノベリズム」はカラーの挿絵込みで商業ノベルを提供するチャレンジといったところでしょう。これが成功すると昨今ののWEB発ラノベの羅針盤になれるかもしれんな。

アプリ「ノベリズム」まとめ

そんなこんなでチャレンジ精神満載の「ノベリズム」です。

 

あくまで読むだけのユーザー視点だと最大手の「なろう」が全部無料なのに、ポイント制を導入するのはどうなんって思うわな。

 

確かに「契約作品」は読めば納得のクオリティだしカラー挿絵の効果は抜群です。マスへも向けてるので製作者側にとっては新しいチャンスかもしれんかなと。超飽和の「なろう」で当てるよりはワンチャンあるか?

 

消費者目線だけで見ると、なんでわざわざ広告動画見て続き読まにゃならんのか!となるかもしれん。アニメ化されて大ヒットが1つか2つあると、広告動画見るだけで無料で全部読めるやんか!とお得感が出るかもですけどね。

 

ラノベ業界では、かなりのチャレンジャーなシステムなので行く末が楽しみです。まる。

 

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