『ニセコイ』第213話 ツヅキガ
千棘がいなくなった!
千棘は知っちゃったからね。楽と小野寺さんが両想いだって。知ってしまい「バイバイ」と別れた後に二度と学校へ来なかったという不穏なナレーションで終わった前回の『ニセコイ』。これではあまりに千棘が切なすぎる!いやむしろオセロの法則で後でひっくり返る布石か!
千棘は家に引きこもるわけでもない。学校へ休学届を提出し(受理はされてない)身の回りの物と旅行かばんが無くなってどこかへ旅立ちました。まさかアメリカか!?千棘パパは何かを知っている様子です。
あの子はもうこの待ちに戻って来ないかもしれないね
「この街」という言い方からしてアメリカなど国外でなく国内のどこかへ旅だったということでしょうか。無事なのは間違いなく近日中に居場所も分かるそうな。千棘パパは居場所知ってますねコレ…。
あい分かった!千棘の行き先が!
10年前いや12年前に楽と小野寺さんと他諸々が一緒に過ごした場所ってわけかな。作中では「あの場所」と呼ばれてるところに千棘がいる可能性が高そうです。
12年前の場所や!
それが証拠に、今回の本編も一気に時間を進めて始業式です。明日から夏休み!だって12年前に楽と小野寺さんと千棘が過ごした季節は夏みだからね。
「あの場所」というのが正確にどこなのかは分かりませんけど。
「山で野犬に襲われた」と山があり、日記には「屋敷」と綴られヒコーキに乗ってお別れしてしまいました。つまり、山があり12年前に千棘が住んでいた屋敷って事でしょうか。そう、千棘は今の屋敷でない所に住んでいたのです。そこにいま千棘がいる!(多分)
楽は親父と行った「旅行先」、マリーは父に連れられて行った山の療養所…が「あの場所」である。羽姉は楽と幼なじみなので、一条親子と一緒に旅行してたのかな。同じ凡矢理に住む小野寺さんもたまたま偶然同じ場所にいたのです。凄い偶然ですね!
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つぐみも「お嬢は毎日のように屋敷を抜けだしてその子に」って言ってたしね。千棘とつぐみにとっては屋敷を抜けだしてちょこっと会いに行けたのが「あの場所」。温泉もあり空気も綺麗で山にある。
そこは何処だ?
つぐみは辿りつけれそうだけど、楽は12年前に親父と旅行した場所なんて思い出せるのでしょうか。季節は「夏」!決着の「夏」!夏休み目前です。
しかしですね。流れがですね。
居ない千棘に傾いているんですが!
居なくなった千棘を探せ!
楽が探す場所がいままでの千棘との定期デートした場所っていうね。
これはあれですね。一昔前の美少女ゲームのクライマックスでは、すれ違いで居なくなってしまったヒロインを探す選択肢が出るんですよ。思い出の場所を巡り、きっちり時間と場所に行くと結ばれるっていうね。そういうアレや。
この流れはマズイ!
しかも千棘ノートには「ニセモノの恋人を演じる相手が楽でよかった」とか胸キュンの塊のような文まであるし。コサキニストの私だって思わずときめいてしまった!千棘め読者心をくすぐってきおる。楽も「楽しかったのはお互い様だ」とか呟くし。
明らかに千棘の方へ傾いてますよ。流れが。
そんな折…。
小野寺さん動く!
小野寺さんがここで動き出しました。
まさか告白する気か?結局、流星群のときは告白未遂に終わってしまったからね。まあ、楽は千棘がいなくなって明らかに元気が無いので励まそうとしてるのだと思うけど。はてさて。どうなることやら。
今回のサブタイ「ツヅキガ」って千棘ノートを指してるのか、今回のラストを指してるのか。
何にしても。久々の小野寺さん単独ターンの予感!
このまま千棘行方不明で小野寺さんENDでもいいですよ(真顔)。
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