ふぅ…。
『終末のハーレム』2巻読了しました。
2巻を面白かったか面白くなかったかで言えばエッチだった。少年漫画のエロ限界に挑むその姿勢はとても評価できます(謎の上から目線)。寒いこの時期だからこそ、心も体もポカポカ温かくならなきゃね。
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【デジタル版限定! デジタル着色により“メイティングシーン”のみフルカラー!!】MKウイルスの特効薬開発に着手した怜人だったが、偶然見つけた絵理沙からのメッセージで衝撃の事実を知る。一方、女性による統治機構・UW日本支部の上層部はメイティングしない怜人に業を煮やし、そのうちの一人が甘美な罠を仕掛けるが…!? そして、第3の男が目覚める…!
『終末のハーレム』に関しては電子書籍版を勧めます。なんたって「デジタル着色により“メイティングシーン”のみフルカラー!!」ですからね。カラーはいいね。えっちなカラーは心を潤してくれる。デジタル技術が生み出した文化の極みだよ。
『終末のハーレム』の主人公
水原怜人
『終末のハーレム』の主人公・水原怜人はとても難しい立場に置かれていると思うんですよ。いや作中での立場が難しいのもそうなんですけど、「ラブコメの主人公に対する読者の期待」と「エロコメの主人公に対する読者の期待」として見ると両立できないんです。相反するのだ!その理由は「ガードの固さ」に尽きるでしょう。
幼なじみの絵理沙に一途な為、メイティングを拒否しているのです。ラブコメ漫画の主人公として見れば誠意のある正しい行動と言っていいでしょう。メイティングに励めば、ただのクズでゲスになっちゃうからね。そういう意味では良い主人公ではある。
しかし!しかしである!『終末のハーレム』に求められているのは一途な誠意ある男であろうか?答えはノーである。水原怜人がメイティングとかになっても「どうせスン止めなんでしょ」って思うし事実その通りなのでイマイチ盛り上がれない。エロスを追求したい読者の期待には応えられない男なんですよ!水原怜人は!
さあ、そこで俺たちの火野さんだ!
ヤった!さすが火野さん!そこに痺れる!憧れる!
さすが火野さん
読者の期待を一身に背負っている男は火野さんである。エロスに関しては水原怜人の残念過ぎる不甲斐なさを補って余りあるものがあります。メイティングシーンで火野さんが登場するとテンション上がりまくりですからね。『終末のハーレム』で真の意味で主人公してるのは火野さんと言っても良い。
火野さんの種馬っぷりもいいけど、ヒロイン・北山玲奈が心の琴線を鷲掴みです。火野さんのメイティングシーンだけ登場するサブヒロインなんだけど、末恐ろし可愛い魅力を放っていやがる。「いや…」と言いながらまんざらでもない様子が最高すぎる。
一発キャラかと思いきや2巻でも登場。相変わらず純情そうに見えてすごく欲しがってます。なんだよ!このウブそうに見えてエッチな娘は!ガードが固いようでチョロインは!最強かよ!北山玲奈は「嫌も嫌も好きのうち」を最も体現するヒロインですね。ちょっとしか登場してないのに存在感が圧倒的です。
『終末のハーレム』最大のウリであるエロスに関して、読者の期待を決して裏切らず応えまくっているのが火野さんと北山玲奈ですな。
第三の男登場
土井翔太
『終末のハーレム』で第三の矢が放たれる!土井翔太くんである。まったく当たらないアベノミクス第三の矢(成長戦略)と違って、是非ともこの第三の矢は我らの心に正射必中して欲しいものです。
しかも目覚める前の出来事から描いて掘り下げてきますからね。けっこう期待できそうです。『終末のハーレム』は主人公・水原怜人がエロスの期待に応えられないから、他の男への期待値は否が応でも跳ね上がるからね。
学生時代のイジメられた経験など土井くんは火野さんとは違った方面で活躍して欲しいものです。どうもゆず先生が土井くんにご褒美くれるようです。まあ、それはそれでありがたいけど本当に欲しいのはゆず先生じゃないんだよなぁ!(きっぱりと)
モチのロンで、土井くんが…読者が本当に欲しいものは決まってます。愉悦です!
土井くんへの期待
土井くん期待してます!
ゆずせんせーのご褒美は「これはこれ」として美味しく頂きたいのは正直な気持ちです。ですが本当に僕らが期待しているのは土井くんの闇落ちといいますか、5年前の反撃でしょう。ぶっちゃければ、見下してたエリカと汐音に対する立場逆転劇である。
いまの世は男が少数ですからね。土井くんには是非とも生意気な娘だったこの2人を屈服させて欲しいものです。土井くんを散々見下していたからね。今の世ならば、立場逆転して然るべきですし。ゆず先生とのアレコレよりも、この2人が土井くんに屈服してメス犬になる様が見たいぜよ。
まあ、おそらく大丈夫でしょう。土井くんは火野さん並に…いや火野さん以上に期待していいんじゃないですかね。わざわざ5年前の辛い学生時代を描いたのは愉悦を味わう布石とみて間違いないでしょう。強気で生意気な娘が土井くんに服従する姿が楽しみだぜ。
ゆず先生とは早く切り上げて頂き、本命のエリカ&汐音とメイティングして欲しいです。どんなプレイになるか今から愉しみすぎる。
橘絵理沙=周防美来じゃなかった件
別人かよ!
主人公がエロスにまったく期待できないのは幼なじみ・橘絵理沙に操立てしてるからです。1巻の表紙にもなった周防美来は、顔も髪型も似てるので事情があって雰囲気変わった橘絵理沙の可能性もありましたがまじもんの別人のようです。
2巻では橘絵理沙と思われるフード被った女性が登場し、「わざわざ用意した」と語れていました。2人はまったくの別人なようです。周防美来は1巻の表紙にまでなったのに本当にただ別人なのか…?こうなってくると、水原怜人の童貞を奪うのは、幼なじみの橘絵理沙なのか、担当官の周防美来なのか、実妹のまひるなのかというのも括目ポイントになります(そうか?)。
終末のハーレム セミカラー版 2 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2016-12-31)
終末のハーレム セミカラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2016-09-02)
コメント
最初の主人公が批判されまくって複数主人公にシフトしたのかもしれないけど
複数主人公作品はなかなか人気取るのは難しいから、今後迷走していきそう。
てか更新遅すぎて飽きられそう
はっきりいっちゃうと土井主人公でずっとハーレムする話を連載終了までやっててくれれば、それで文句ないんだよな……。
セクロスしないと人類がヤバい系のハーレムエロ漫画で、インポ主人公とか誰得なんだ。
水原は「研究する、だからメイティングしない。終わり」で関係が閉じちゃってるし
土井側の春夏秋冬とか全員可愛いし、過去キャラへの意趣返しとかのドラマもあると思うとねえ。
ぼくはまひるちゃん!
この漫画の主人公要するに自分のわがままを押し付けているようにしか見えないんだよな・・・
人類の絶滅がかかっているんだよ?
共感云々じゃなくて、インポテンツとかじゃなくて
とりあえず自由を奪って、子供産まさせる機械となったほうが色々と世界のためだと思う
水原はマトモな外見だけど中身あんなだし、火野と土井は見た目があんなだし、残り二人に期待するしかないか?
と言いたい所だけど早くもマンネリ化してきてるし、キャラや世界観の素材は良いのに構成演出で失敗してる気がする