『カッコウの許嫁』幸ちゃんがヒロインとしてはじまりまくってる件

『カッコウの許嫁』170話：やる時はやるんだもん

 

『カッコウの許嫁』はじまったな！！

いや正確には幸ちゃんがはじまったのである。

 

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勢いが消えてた最近の幸ちゃん

初期こそ圧倒的な可愛さを拝見にパッケージヒロインのエリカをも食う勢いがありました。タイトルを『カッコウの義妹』と変更しちゃってもいいくらいの勢いがあった。侵略すること幸ちゃんの如し！である。

 

それが最近はその他ヒロインの枠を出れず勢いの無さが際立ってた。出番はあるものの存在感も無い。動かざること幸ちゃんの如し！である。

 

しかし！ついに幸ちゃんが動き出した！

 

それとさ お兄にお願いがあって…。高校に合格したらさ…アタシと付き合ってよ（167話）

 

＞高校に合格したらさ…アタシと付き合ってよ←重要！

＞アタシと付き合ってよ←さらに重要！

＞付き合ってよ←超重要！

 

幸ちゃんはじまったな！！

 

い、言ったー！！今まで秘めたる想いを抱きながら、妹という立場もあって伝えることが出来なかったのに、ついに告白と同義の言葉を述べたのである。

信頼できるラブコメ

168話

 

『カッコウの許嫁』はとても信頼できる。少なくとも誠意があった。「付き合ってよ」って言葉なのでどこかに出かけるという意味に受け取ったり、ラブコメ引き延ばし伝家の宝刀「え？何だって？」と聞こえなかったこともない。

 

ちゃんと愛の告白の意味合いとして伝わっていました。

 

凪のアンサーは、幸ちゃんが高校に合格したらちゃんと返事をするというもの。冷静に見えて実はめっちゃ動揺する凪も、これからは幸ちゃんを「妹」としてだけでなく「女」として見ることもありそう。

 

どうなるか分かりませんけど、確実に物語が進んでる感と幸ちゃんが頑張った感が伝わって最高と断ずるに些かの躊躇も無いですね。

幸ちゃん頑張った

きっとびっくりさせちゃった。なのに気遣ってくれた。そうやっていつも優しいお兄が好き。やっと言えたよ。やっと伝えられたんだアタシ…！！（168話）

 

(´;ω;`)幸ちゃん…

 

ついに想いを伝えた幸ちゃんの頑張りは感動的ですらあった。見る者に感動をもたらす頑張りであった。お風呂で一人泣きつつも、一生懸命やったことを噛みしめる。くぅー！感無量という他無い。

 

ずっと言いたかった想いを伝え、いつまでもリングに立たない関係にけじめをつけ、自身の恋心と向き合う。関係が変わってしまうかもと怖くなって号泣する。しかしその涙こそが心打つものだった。

 

今までずっと一人で心に抱えてたんだもん。堰き止めていた好きだった想いが涙となって溢れ落ちた。それが波紋となって、読者の胸に響き渡るのである。思わず、貰い涙をこぼしそうになったね。

 

その幸ちゃんの頑張りは今までも可愛く美しい乙女表情を描いた！

ラブコメ史に残る告白だったと思う。

幸ちゃん可愛すぎ

170話

 

圧倒的な可愛さである！！

 

告白してからの幸ちゃんは読者の頬を緩ませるファインプレーを連発させます。コンビニ買い物で手が触れた反応も、寝てる凪を見ながら「待ってて」という表情も、シレッと恋愛成就のお守り買ってバレた姿も「可愛い」が濃縮してた。

 

この世全ての悪 がアンリマユなら、幸ちゃんはこの世ほとんどの可愛さと言うべき存在である。

 

また幸ちゃんの変化も良い感じである。

幸ちゃんといえば頭ナデナデされる事がラブコメターニングポイントともなってる。

 

23話

 

23話でも頭ナデナデされて「妹扱いしないでよ」と怒ってました。167話でも頭ナデナデまでは嬉しそうだったのに「さすが俺の妹だ」で複雑に不機嫌になってました。幸ちゃんの頭ナデナデは「妹扱い」とセットなわけですよ。

 

そんな幸ちゃんが今回の170話では頭ナデナデされて嬉しそうにうなずきなら叩き出した表情は紙の領域の可愛さであった。これはもう「妹扱い」の頭ナデナデではない。凪の妹だからでなく、ひとりの女の子としての頑張りの頭ナデナデである。

 

まとめると、いよいよ幸ちゃんがヒロインレースに本格参戦してきて、めちゃくちゃ面白くなってきました。まる。

 

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