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『なのは洋菓子店のいい仕事』、期待はしてるんですが…コレは…

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『なのは洋菓子店のいい仕事』

ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので。
先々週のサンデー(19号)からあの『神のみぞ知るセカイ』の若木民喜先生の新連載が始まりました。それが『なのは洋菓子店のいい仕事』である。

『神のみぞ知るセカイ』っていえば、僕らにギャルゲやエロゲのメタ視点で次々とヒロインを落とすことを漫画に組み入れ、ハーレムものから三段ぐらいぶっ飛び、さらにラストは普通のラブコメに収束したという、ラブコメ史に残る快作ですからね。

そんな作者の新連載ですし。当然、最初から僕も期待してたしハードルは上がっていた。しかしだなぁ

まあ、今ならクラブサンデーで1話が無料で読めます。
読んだこと無いって人は、とりあえず読んでみて下さい。

<まずは1話を読むべし>
『なのは洋菓子店のいい仕事』クラブサンデー公式

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ちょっと肌に合わないかな…

まあ、面白いか面白くないかなんていうのは個人の主観なんで別にどーでもいいんですけどね。ただ少なくとも、私の心の琴線にはピクリとも1ベクトルとも触れませんでした。ズバリ言って、あからさまに女性読者を狙っている感じが透けて見える。え?なにこの可愛い三兄弟は?

『ワンピース』の作者尾田っちの初期のインタビューですけど、以下のように少年漫画とは何か…と述べておられた。

実際プロになってみて、ファンレターとかもらうようになると、そのほとんどは女の子からなんだということをまず知るわけです。男の子っていうのはもう、筆をとらない(笑)。手紙も切手も持ってないし、わざわざ労力をかけて、人に「面白かったです」なんて答えようと思わない。だから、少年というのは楽しんではいるんだけど、意見は伝えてくれない人達なんです。(中略)
だけどその意見(女の子の意見)に揺り動かされているようでは、僕は少年漫画の立ち位置を失うというか、存在価値がなくなるんじゃないかと。
(コミッカーズ1998年10月号より)

いわく、貰ったファンレターの意見をお客さんのニーズだと思ったらとんでもない事になるぞ(戒め)。『テニプリ』なんかはとんでもない事になったけど、逆に男読者はギャグ漫画として楽しめてますから結果オーライ!

で、今作『なのは洋菓子店のいい仕事』はサンデーのメイン読者に向けられているのであろうか?少年誌っていえば少年がメイン読者ですしね。おすし。まあ、サンデー読者で少年がどれくらいいるか知らんけど。それでも、サンデー読者の約8割は「さびしくクリスマスを過ごしている」「ダメ絶対音感の持ち主」ですからね(かってに改蔵調べ

おそらく、若木民喜先生は『神のみぞ知るセカイ』のファンレター等がほとんど女性からで、桂馬がカッコイイとか可愛いとかそういう意見を沢山貰ったのではないだろうか?貰った声をニーズと思って反映してしまったのではないだろうか?あくまで私の想像なのですけどね。それは悪手である(断言)!

もう2話まで「お、おう…」としか思わなかったよ俺は。
以前の若木先生なら可愛い三姉妹で洋菓子やったと思うな。で、主人公はお兄ちゃん妹3人はみんなお兄ちゃん大好きで、仲良く洋菓子店を経営するのでした…っていうね。そんなどっかで見たことあるベッタベタな設定をやってたはず!

あ、よく批判として上げられてる長男の喫煙は、私的には全然オーケーです。

ノープロブレムですよ。卵の香りがどーとか言って煙草プカーも特に気になりません。

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ばかばかしーい!!

てか、2話で「透ける」「実は死んでる?」と明示されたので、この長男は煙草(のようなもの?)吸ってないと現世にいられない感じですし。そこら辺のフォローはおそらく今後の作中でされるでしょう。本質はそこじゃねーよ。どーでもええねん煙草なんて。ばかばかしーい!

最大の問題はこの『なのは洋菓子店のいい仕事』が、メインのサンデー読者の方を全然向いてないことである。そっち向いてどーすんだって思ったものです。こっち向いて下さいよーって祈ったものです。これ少年に向けて描いてるの?サンデー読者の方へ向いてるの?一体、誰に対して描いているのか小一時間問い詰めたい。

んで、ようやく3話目にして少しこっちの方へ向いてくれました

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白川かの香

ふむ、かなりの逸材であった。
あだち充先生の最高傑作『ラフ』における、「やまと」と「にのみや」の関係のような、代々続く因縁のライバル店の子である。主人公のセージ君とは幼なじみの関係。しかもどう見てもセージ君に惚れている。で、肝心のセージ君はかの香の姉の白川ほの香に惚れちゃってる感じ。
簡単に関係を説明すると以下のような感じ。

かの香 → セージ → ほの香

見事な連結。期待できる三角関係があるね。
これですよこれ。我らサンデー読者が待ち望んだのは。

この流しそうめんのような恋愛の一方通行が、今後どうなっていくのかってのは非常に興味ある。こういうの最初からやってくれって話なんですけど。かの香は相当な逸材なオーラが漂ってるからね。

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逸材

見よ、この可愛らしいヤキモチを!
本当はセージくんが好きなんだけど、セージくんがお姉ちゃんに好き好き視線を向けているのを目撃してヤキモチを焼いてしまったの図である。ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ、こういうので。

そも、古来より「ヤキモチを制するものがサンデーを制する」って言われてるからね。

それこそ『うる星やつら』のラムちゃんから脈々と続く、バスケットのリバウンドぐらい大事ですからね。ヤキモチってのは相手側には分かりにくいけど、読者には分かりやすく、オレたちのハートをガッチリキャッチする求愛方法だからね。今後どう転がすか知らんが、かの香は期待できるでしょう。

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