過去の回想が終わって「ワンピース」の今後が益々楽しみの中で、私の中でモリアさんと並ぶ癒し系キャラであるウルージさんの再登場も非常に楽しみな所です。
ウルージさん
「鍵は"黒ひげ"。間違いなく、しばらくは奴が台風の目になる…!!」
と、ダンディーに決めていました。
新世界でのウルージさんの活躍が待たれます。
注目すべきはウルージさんの仲間達です。
ウルージさんについて
破壊僧海賊団を率いているだけあって、船員はみんな僧侶のようです。ポイントは翼。ウルージさんはご存知のように空島出身で背中に翼を持つ翼人。しかし、破壊僧海賊団の他の面子は翼など持っていない普通の人間です。
つまり、ウルージさんは一人で空島から青海に舞い降りて、青海人を仲間に加えていったという事。そもそも、ウルージさんのような翼人は月から地球にやってきた人々。
扉絵連載シリーズ「エネルのスペース大作戦」では、ルフィに敗れた後のエネルが描かれていました。エネルはルフィに敗北後に「さァ行こう"マクシム"夜に目映く浮かぶあの神の世界へ…"限りない大地(フェアリーヴァース)"へ!!」と呟き月へ旅立っていきました。
その後、本当に月に到達したエネルは、月で大暴れ。
月では謎の遺跡があり、そこの壁画がビックリ仰天。
エネルの扉絵
謎の壁画
この扉絵のタイトルは「月の都市その名も"ビルカ"。資源不足で青色の星へ飛ぶ」というもの。
どうやら、翼を持つ翼人は月が資源不足に陥った為に地球へやってきた人達のようです。凄い科学力を持っていた翼人が地球へやってきたわけですが、その科学力が継承されているかは不明。
というのも、翼人だったシャンディアの人々もスカイピアの人々もそれ程の科学力は持っていなかった印象。というか月の都市の名前がビルカって、エネルが6年前に滅ぼした空島の名前とまったく同じです。
ビルカ
6年前にビルカという空島は滅びた
「エネルの生まれ育った空島です。6年前―影も形もなく消え去ったと聞いています」
「エネルは故郷を滅ぼして―この国にやって来たのです」
遥か昔に月で栄えた都市ビルカ、まったく同じ名前の空島ビルカ…。
月の民は地球へやってきて月での都市と同じ名前をつけたのでしょうか。
また、空島といえば、エクストルという独自の通貨が存在していました。
アマゾン・リリーでもゴルという通貨がありましたが、どうやら「ワンピース」の世界では世界政府管轄以外の場所ではベリー以外の独自の通貨が使用されているようです。
なによりも気になるのは月の民には3種類いた事。
エネルが発見した壁画には3種類の民が仲良く暮らしていました。ナメクジのような触覚をした者、動物のような被りものをしたインディアンのような者、翼の形が異なる者…。
3種類
ナメクジのような触覚の人 | 動物の被りものの人 | 翼の形が異なる人 |
3種類の月の民。
その末裔も同じ格好でした。
スカイピアの人々はナメクジのような触覚がありましたし、シャンディアの人々は動物のような被りものをしてましたし、エネルの部下の神官達は翼の形が異なっていました。
そして、ウルージさんは翼の形が異なる者の末裔であると考えられます。謎なのは月の民の末裔が空島にいたり青海にいたりとバラバラだった事。
触覚を持ったスカイピアの人々は空島にいましたが、インディアンのようなシャンディアの人々は400年前までは青海にいました。
また、エネルは空島出身だった癖に翼を持っていませんでした。さらに、ナミがくまに飛ばされた空島ウェザリアの人々も翼を持っていません。
ウェザリアの人々
月の民の末裔である翼人が「=」として空島の人々にはならないようです。
空島にも翼がない人はいます。
謎だらけ
しかし、翼人は地球に来てどうしたのか謎だらけです。
400年前に大戦士カルガラは黄金都市シャンドラにあるポーネグリフを代々守ってきたとモンブラン・ノーランドに語っていました。
大戦士カルガラ
「確かな事はこのシャンドラという都市が、この石を守る為に戦い滅びたという事。それ程の"想い"をおれ達は守り続けなければならない。先祖が戦い生きた証を守り抜く事は子孫の務めだ」
黄金都市シャンドラはポーネグリフを守る為に戦い滅んだのでした。ちなみに、この文章は後にロビンが解読。以下のように書かれていたのです。
真意を心に口を閉ざせ。我らは歴史を紡ぐ者。大鐘楼の響きと共に。神の名を持つ"古代兵器"ポセイドン…そのありか
シャンドラは古代兵器ポセイドンのありかが書かれたポーネグリフを守る為に戦い滅んだのでした。カルガラは自分達を黄金都市シャンドラの生き残りと言っていました。
翼人の先祖が歴史を紡ぐ者というのはどういう意味なのか…。
ちなみに、シャンドラが滅んだのは800年前です。
シャンドラは800年前に滅んだ
「今から1100年以上も前都市は栄え。滅んだのは…800年前…!!」
800年前といえば、現世界政府が20人の王によって発足された時でもあります。
そして、ある巨大な王国が滅んだ時でもあります。
ある巨大な王国
800年前に、ある巨大な王国が滅んだ
「―遥か昔の文献と発見した、いくつかの"ポーネグリフ"を読み解く事で、我々はやがて一つの国の存在に気付いた…。今はもう跡形もないが。文献の上に浮かび上がったのは、ある巨大な王国の姿…!」
果たして800年前に何があったのか…。
ちなみに、この王国は後に世界政府と名乗る連合国の前に敗北を悟り、その思想を未来へ託そうと全ての真実をポーネグリフに刻んだという仮説をクローバー博士は立てていました。
800年前のポーネグリフを解読して、王国は跡形もないと語っていたので、巨大な王国=シャンドラではないと思いますが。
シャンドラは、ある巨大な王国と関係が深かった可能性は高いです。ちなみにシャンドラ鐘の意味は「おれ達はここにいる」とうもの。胸が熱くなるな。
翼人は月の民であり、資源不足で地球へやってきました。さらに、月にあった壁画には謎の文字が刻まれていました。
古代文字?
月の壁画
どう見ても古代文字です。
本当にありがとうございました。
古代文字は月の文字だったのでしょうか。
ポーネグリフとは、ある王国が砕けぬ石に歴史を刻んで世界中にバラまいたそうですが、書かれている文字は古代文字。ある王国と月の民との関係は…。
また、ポーネグリフを守って滅びた月の民の末裔であるシャンドラの人々…。
謎すぎます。
ラフテルへ到達したロジャー海賊団の副船長レイリーは「我々は…歴史の全てを知った…」と語っていました。ラフテルへ行けば、歴史の全てを知る事が出来るのでしょうか。月の民の末裔である翼人のウルージさんが海賊王を目指すというのは浪漫があるというものですよ!
コメント