『なのは洋菓子店のいい仕事』最終回 なのは洋菓子店のいいあとがき
『なのは洋菓子店のいい仕事』が最終回を迎えました。
なんのかんのでサンデーも入れ替わりが激しい時期ですね。最近は『暁の暴君』『ふれるときこえる』『なのは洋菓子店』が終了して「RYOKO」「だめてらすさま」が開始されましたし。
ついに『なのは洋菓子』が終わるのか…。
ま、「ついに」って程長くやってないけどねん。
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いやーそれにしても。
なんて言ったら良いか。
個人の意見ですけど、自分が若木先生に求めていたものと、作者が描きたかったものにこれほど差が生じてしまうとは…。前作の『神のみぞ知るセカイ』が当たった上に求めてたもの読みたかったものだっただけに、この差はいかんともしがたい。
しかも若木先生、『ねじの人々』で『なのは洋菓子のいい仕事』で人気が前作みたいに取れないで愚痴まで…。
おいおい!冗談はヨシコちゃんだぜ! pic.twitter.com/mfa1z9UEMw
— 山田 (@yamakamu) 2016年10月26日
冗談でっしゃろ。
小難しいこと抜きに萌え豚の方を向いてくれなかったからじゃん!
まさか『神のみぞ知るセカイ』はストーリーがどーとか、伏線がどーとか、設定がどーとか…そういう理由で受けたと思ってんの?いやそれも受けた要員の一つでしょうけど。『ねじの人々』6話でも神汁を描いてた時はマンガ神様に会ったとか述べてたけどさ…。
例えばアイルトン・セナは人知を超えたスピードの果てに「神を見た」と述べました。本当にスピードの神に会ったのでしょう。しかし!若木先生が見たのは漫画の神ではない!いや神ではあるが。見たのは日本全国の八百万神(やおよろずのかみ)の一つモエブタノミコトですよ。
いやもう本当さ、自分のまわり(基本オタクしかいません)でも、『なのは洋菓子店のいい仕事』は1話で切られてたよ。男が3匹か…あ、いいっすって感じで。前作がオタクに受けたのに、オタクに見限られる。何の因果か…。あくまで自分の観測範囲内の話だけど。女性受け狙うなら全力で舵切ればいいのに…。
『なのは洋菓子店のいい仕事』の女の子も可愛かった
面白かったか面白くなかったかでいえば女の子が可愛かったです!
なんのかんのでヒロインたちは可愛かったんだよね。個人的にはペロペロできたました。お気に入りはかの香だったけど、言葉にも揺れました。若木民喜先生といえば描く女の子が可愛いことに尽きますからね。女の子が可愛い可愛いアンド可愛いですよ。
「女の子が可愛い」「女の子が可愛い」アンド「女の子が可愛い」ですよ! pic.twitter.com/BAsgonNwFX
— 山田 (@yamakamu) 2016年10月26日
最終回を見て核心したね。やっぱり若木先生の描く女の子は可愛いと。
言葉、かの香、佐井の可愛い三連星によるジェットスクリームメイドアタックは「うおおおおお!」と盛り上がったし。そういうのをもっと個人的には見たかったです。はい。あくまで個人の意見ですがね。
最終回は最終回で良かった
最終回は最終回のみでとても良かった。
俺たちの戦いはこれからだENDならぬ、俺たちの戦いは終わっていたENDでした。色々と経緯を吹っ飛ばしたなぁ。でも、ラストを締めるエピローグとしては余韻を残しつつ、歴史は続いていくという綺麗な終幕でこれはこれで。
セージくんの成長物語とか長男が自由になったとか色んな見方あるけど、総括すれば『なのは洋菓子店のいい仕事』とは1話に登場した苺ちゃんがショートケーキを食べる物語だったってことです。
春つみいちごこと木屋町苺ちゃん(16)
1話でショートケーキが食べたいと彷徨った苺ちゃんは菜花洋菓子店に辿り着きショートケーキが食べたいとリクエストするも、結局食べれませんでした。そんな苺ちゃんが最終回ではショートケーキが食べられたのです。
最終回でショートケーキを食べる苺ちゃん
そう。『なのは洋菓子店のいい仕事』とは苺ちゃんが菜花洋菓子店でショートケーキを食べる話だったといっても過言ではない。まあ苺ちゃんがショートケーキを食べれるまで紆余曲折したんですけど。本筋では苺ちゃんがショートケーキを食べる壮大な作品だったのです。
ていうか、ショートケーキしかメニューがありませんけどね。
飛ばされたギモーブとの勝負もセージくんが勝利したそうな。
ギモーブいわく、タイムくんでは勝てない、タイムくんのケーキには「足りないもの」があるとの事ですがセージくんの作ったケーキはそれを埋めたのでしょう。事実、1話で苺ちゃんに出した(食べさせなかった)タイムの作ったショートケーキと、最終回で苺ちゃんが食べたセージのショートケーキはまったく別のショートケーキでした。
1話に帰結しているけど、タイムが作ったショートケーキとセージが作ったショートケーキはまったく別物 pic.twitter.com/F4wzGzvG68
— 山田 (@yamakamu) 2016年10月27日
「ケーキは夢?」「幸せが一杯?」「ケーキは暴力ですよ」とバッサリ切って捨てたタイムと違ってセージのケーキには夢と幸せがいっぱいなのでしょう。だって見て下さいよ。いまの菜花洋菓子店には笑顔が溢れてますからね。夢と幸せしかない。
って、それっぽくまとめようとしたけどダメだー!
やっぱ若木先生の可愛い女の子が赤面する様子が見たい!もう変化球とかいらないからあざとくニヤニヤできるのお願いします!
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コメント
インテリ路線なんでしょうね、私にはわからなかったです
神汁終盤にがっかりして
これは1話切りどころか0話切りしちまったわ
俺もそれだわ。 もう白けたからこの人の作品はもう読まないことにした。
主人公がリアル女嫌いって設定でも各ヒロインの救済がなくて可哀想すぎ。
特に天理。
タバコがなぁ
食べ物、しかもその作り手が主軸になるストーリーでタバコが出てくるのはねぇ…
なんかもう面白くなかったな
う~ん1話を読んだも記憶があやふやになるくらい前だから
あんまり憶えていないんだけど、やっぱり最初の掴みが弱かったんじゃないだろうか?
元素のも神知るも読んでたけど、この作品はマトモに読まなかったなぁ
むしろ7巻分までよくやったわ。ジャンプだったら10週打ち切りレベルだったろ。
全話読んだはずだけど、印象に残ってるシーンが皆無すぎる。
なるほど
1話でケーキは断面が本体と言ってるのに
最終話では断面を見せられないようなオーダーメイドのケーキ(1人用)を作ってるのも
兄とは違うものを作ってるってことだったんですね
ヤマカムさんの解説でやっと納得いきました
俺も神知るの畳み方が・・・。
若木先生は、地力があるので心配いらんでしょう。
今はただ万子ちゃんの可愛さに震えろ
こいつアルバトロスの頃からそうだけど
基本的に読者の反応や求めてる物とかは全く気にせずに
「俺が書きたいものを書いてるだけ」系作者だぞ
作者の書きたいものと読者の読みたいものが全く一致しないのがコイツ
たまたま神のみの設定がウケただけで、終盤の展開はむしろ作者の真骨頂なんだぞ!
伏線や裏設定盛りだくさん!でも読者には理解されないっていうのを
こいつはデビュー作品からずっと繰り返してる
神のみの終盤はついてけなかった。
ぼくを好きだった読者なんて最初からいないんだよなぁ。
悲しい
うーんこういう何が描きたいのかあんまり伝わってこなくてぐだぐだやってる漫画結構好きだから終わって悲しい。
何よりキャラ可愛いしね。
いやいや、萌え要素うんぬんとか作品の枝葉の部分ではなく、
幹(コンセプト)にあたる部分が問題でした。
つまりこの作品は菓子系の料理漫画なのか、菓子店を舞台にしたコメディーなのか、
方向性が明確でない事こそが致命的な問題でした。最初の頃の数話を思い返しても
どっちの方向性なのかいまいちはっきりと言い切れない。
若木氏は「両立」を狙ったのかもしれませんが、結果的にはどっちつかずで
二つの要素が共倒れになってしまったと考えざるを得ません。
それじゃあ、読者は作品にどういう期待をしたらいいか分からないから
続けて読もうという気にはなりません。上記の方のようにぐだぐだした漫画が
好きな人もいるでしょうが、それは多数派とは言い難い。
結局の所、若木氏はどういう作品が読者に支持されるのかを観察し、理解し、
それを作品に反映する洞察力が足りなかったという事です。
正直な話、真剣な料理ものだと第1話で思えていたら私は応援していたでしょう。
いまはねじが面白い
つまんなかった
結構絶望的につまんなかったね
神のみ終わらせて始めたのに何で神のみの補てんにあたるラブコメ始めなかったのか
次回作になど期待できません
神のみを返してくれ
神のみのストーリーは良かった
ひどいgmみたいな記事だな
キャラだけ見て一話で見限るようなgmは邪魔だからついてこなくていい