『ゆらぎ荘の幽奈さん』71話 ラブラブバイト大作戦
ついにかるら様の単独回が来たー!!
長きに渡る京都編でかるら様はゆらぎ荘へ引っ越しも、転校もせず、ワンシリーズ限りのゲスト枠で終わったかに見えました。めっちゃ可愛いのに実にもったいないとも思ったものです。
がしかし!ただの単発登場人物で終わるかもと思いきや、「転送術」でいつでも来れることが判明し、バレンタインで奇跡の復活を遂げました。かるら様は間違いなく新ヒロインの一角です。
<関連記事>
というわけで、新コガラシさんハーレム国民の一員となったかるら様。
ここで単独回ですか。個人的に、かるら様はお気に入りのキャラではある。お気に入りなのだが…ヒロインとして5人目なんだよね。幽奈さん、千紗希ちゃん、雲雀、あと狭霧…って、なんのかんので『ゆらぎ荘の幽奈さん』は質量共に文句無しの安心安定盤石のラブコメ体勢なんです。
5人目のラブコメ要員か…。
ジャンプラブコメの5人目。うっ、頭が…。
5人目のヒロインかるら様
5人目…
なんというかジャンプラブコメで5人目のヒロインって、最初の登場こそインパクトあったものの、途中から「なんで登場させたの?」と言われても仕方が無いような、作者すら持て余してしまうようなヒロインになってしまっていると思う(個人の意見です)。
例を挙げれば『いちご100%』の向井さんと『ニセコイ』の羽姉である。
おっと、後から朧とか外村妹とか春ちゃんとかいるだろ。正確には「6人目」だろ「7人目」だろとか突っ込まれるだろうから先に述べておきます。あくまでポジション的に「5人目」というか4大ヒロイン外って意味で言ってるからね。
大体コミック10巻超えて、ラブコメ空間が良くいえば安定、悪く言えばマンネリしたところで、新展開として5人目のヒロインが投入されます。で、後から振り返ると微妙になってしまうってパターンですよ。
『ゆらぎ荘の幽奈さん』はまだコミック6巻であり、5人目の投入は時期的に考えればかなり早い部類でしょう。何よりも、ジャンプラブコメ(ジャンプに限らんが)では大きく分けて4パターンのヒロインに分けられ、それで十分に各種の要望がって揃ってしまっている場合がほとんどです。
その4つとは、「正統派系」「天真爛漫系」「活発系」「素直になれない系」です。四大元素思想みたいなものです。ジャンプラブコメの伝統と言ってもいいでしょう(個人の意見な)。
かるら様の系統は?
必ずやここで骨抜きにしてたろうぞ!!
さてさて、かるら様の系統は…。
まずは4タイプを振り分けてみましょう。
■正統派系
清純派。スタンダートで理想形。霊圧消える場合多い。
例:小野寺さん(ニセコイ)、春菜ちゃん(とらぶる)、東城(いちご)
■天真爛漫系
不思議ちゃんタイプとも天然娘とも。人間でない場合が多いです。
例:ララ(とらぶる)、恋(電影少女)、まりあ(てんで性悪)
■活発系
ナチュラルに気さくというか。グイグイ来る事多し。
例:西野(いちご100)、いつき(アイズ)、ひかるちゃん(オレンジ)
■素直になれない系
まあツンデレタイプです。近年のジャンプラブコメじゃ一番多い。
例:千棘(ニセコイ)、まどか(オレンジ)、あい(電影少女)
とまあ、大ざっぱではあるけど、歴代ジャンプラブコメのヒロインは、この4タイプに分類できます。
で、『ゆらぎ荘の幽奈さん』のヒロインズは、幽奈さんを「天真爛漫系」、千紗希ちゃんを「正統派」、雲雀を「活発系」、狭霧を「素直になれない系」と分類できますね。
そう!歴代ジャンプラブコメのヒロイン系統と照らし合わせても、現状の4大ヒロイン体制は全ての属性をカバーしていると言って良い。四大元素揃ってて、5人目って被るんですよね。既存のヒロインと。
かるら様はっと…
京都編、今回のバイトの初期から察するに、かるら様は雲雀(むしろ朧)と被る「活発系」でした。ぐいぐいとコガラシさんにアタックするかに見えました。がしかし!ふと冷静に今までの自分の行動を振り返り恥ずかしくなってしまいました。なんだこの初々しいの!
ここに来て、「活発系」というよりも千紗希ちゃんとかぶる「正統派(清純派)」のようなキャラとなるのでした。なるほど、「活発系」「正統派(清純派)」のハイブリッド仕様か!
冷静に5人目を振り返ろう
慎ましいかるら様
最初こそ、攻めあるのみの突撃娘だったものの、慎ましくなるかるら様である。例えるならば、雲雀(朧)と千紗希ちゃんがヒュージョンしたみたいじゃん!なにそれ最強じゃん!いや、慌てるな自分。
冷静に5人目を振り返ると、最初のインパクトは確かに絶大ではあった。
しかし、それもスタートダッシュのみ。やっぱ何で出したのかよう分からんような、持て余してしまう印象を受けるヒロインになっちゃうんですよ。
いちごの向井さんだって、東城みたいなキャラで中身はさつき並のえっちな娘で「最強じゃん!」と思いきや…ねぇ?ニセコイの羽姉だったマリーとキャラ被りつつ、さらに一つ屋根の下で途中で異性として意識とかやったものの…ねぇ?
かるら様はこの先生き残れるか!
かるら様の改心
かるら様は、雲雀の「活発系」と千紗希ちゃんの「正統派(清純派)」のハイブリッド仕様で、つかみはバッチリです。しかし、向井さんや羽姉のように「何で出したんだ?」と後から言われるようにならないだろうか。私はそのことを懸念している。
山頂に立てるのはひとりだけなんです!
例えば「ビートルズ」である。バッドフィンガー、10CC、ELO…雰囲気やメロディなどビートルズを匂わすし良いんだろうけど、こう「ビートルズ」って存在感は唯一無二でしょう。もっと言えば「AKB48」ですよ。SKE48、HKT48…って何個あるか知らんけど、やっぱ本家の「AKB48」には勝てない(個人の意見でーす)。
なんというか、模造品やコピーじゃオリジナルの存在感は越せないんですわ。
これはラブコメヒロインのタイプにも言える!
後から、同じような被るキャラ出したって、もとからいる既存のヒロインの存在感には及ばないんです。かるら様は雲雀の「活発系」と千紗希ちゃんの「正統派(清純派)」と被せても、やっぱ2人が君臨してる山頂には立てないと思う。
ここはかるら様にしか登れない山を目指すべきであると主張したい。
改心しないほうがキャラ立ってたとは言わんが、かるら様にしか無い「てっぺん」を登頂すべきでしょう。つまり、ブルマは最高です。まる。
コメント
かるらには痴情最強の男のこの言葉を贈りたい
『競うな、持ち味をイカせッッ』
かるらのかわええ
頂への道を見つけたのなら
険しいのか?己に向いているのか?可能なのか?そんなものは関係ない。ただ”登る”
少なくとも俺が見てきたラブコメの負けヒロイン達はそうしてきた。
魅力が足りないのなら臆面もなくエロにすがり
己を汚し、愛してくれるファンに侮辱され、それでもなお頂点を獲るために。
全ての負けイン達が本来持ってる焼け付くような渇き。
ただ主人公の寵愛を受けるために・・・無人の山頂へと駆け上がれ!
見せ付けてやるんだ、負けインの力を。私はここにいるぞと示してやれ。
それができた時、君は誰もが認めるオンリーワンの負けインだ。
なんかよく分からないけど感動しました(小並)
カルラ様、良いキャラしてるけど、生き残るのは厳しいだろうなぁ
この分類で行くとぼく勉のヒロイン達は
文乃:天真爛漫系
理珠:素直になれない系
うるか:活発系
って感じになるのかなあ
正統派系がいない…
かるらは戦闘能力高いしいつかやるであろう宵ノ坂編とかで恋愛以外の見せ場ありそうだし言うほど不遇には感じないですね
文乃さんは「正統派」ですね。
4人目のヒロインかは知りませんが「天真爛漫系」は先生かなぁ。
結局、ブルマかぃ!
自分はビートルズよりローリング・ストーンズが好き
どっちが上か下かは別として
これは作品内蟲毒でしょ!
かるら様は活発系…つまり雲雀を潰し合う宿命
人気投票で順位低かった雲雀を狙い撃ちしてるから蠱毒だろうねぇ
ミウラ先生も容赦無い