――――― ニセコイは小野寺さんで出来ている。
幾たびの恋愛戦場を越えて不敗。
ただの一度も敗北はなく、
ただの一度の勝利もなし。
0勝0敗すべてノーカウントの不敗神話。
ならば小野寺さんの生涯に意味は不要ず。
『ニセコイ』も最終回間近。
ノンストップで物語を畳みにきていますね。
ここ最近は怒涛の小野寺さんターンで、我々の願いが叶い小野寺さんが勝ったかと思わせたものです。しかし、訓練されたコサキニストは分かってたからね。最初にリードすると逆にヤバイってことをさ!
『ニセコイ』名物オフサイドトラップである。
オフサイドトラップである
はい。
12年前に結婚の約束した女の子が小野寺さんだったと判明して、「やったね!小野寺さん大勝利!」…、なーんて浮かれるのは素人です。訓練された小野寺さん派は逆に罠だと分かってましたとも。
小野寺さんを応援し続けて…
今まで報われなかったのがウソのような小野寺さんの大攻勢。
私は「ヤバイな…」と感じてました。
そしてそれは現実のものとなったのです。
現実
なんだかなぁ(國府田マリ子風に)
12年前に結婚の約束をしたのは小野寺さんでした→今の好きな人は…?→小野寺さん「あ…!(察し)」
なにこの完全に当て馬にされてしまった感じ。
何が確信だっつーの?何が「気付いてしまっただっつーの?
描写が完全に敗北者ヒロインのソレである。
そして、小野寺さんは楽の本当の気持ちが千棘に向いてると悟り、最期の特攻をするのであった。
ずっとずっと好きでした
完全に敗北することを悟った、されど生き様を燃やす神風特攻である。
確かに敗けると分かって、それでも最終特攻をかける、自らの恋命を散らす姿は美しくもある。もはや勝機はほぼ無いとはいえ…。
ドラゴンボールで例えれば、勝てるはずもないのにフリーザにたった1人で特攻したバーダックのような胸を打つ生き様があります。勝てないと知りつつも、ラストファイトとして最終特攻をする小野寺さんの姿は切なく美しいでしょう。しかしだなぁ…。
小野寺さんの場合は、もっとはやくに告白すれば勝てた…、いや正確には神が邪魔しなければ…としか思えないのです。今回の告白は勝機がほとんど無いのは見て分かります。小野寺さんは悟ってます。自分の中で後悔しない為にラストファイトを仕掛けたのは理解できます。小野寺さんは敗北するでしょう。だからこそである。
―――だが無念よ。いや、あと一歩だったのだがなあ。
そんな間桐臓硯のような気分ですよ!
無念です。このまま小野寺さんが敗北しても納得できないのです。
『いちご100%』の東城は約束された勝利の天空いちごパンツの持ち主だったけど、西野に電光石火の朝チュンを決められ敗れました。しかし、敗れてもまだ納得は出来ました。だって東城ってば告白するの17巻までズルズル伸ばしてるんだもん。
東城敗れる
東城の場合は、悲しいけど納得できる散りっぷりでもありました。
自ら勝てるはずの勝負をズルズルと引き延ばした結果なので。例えるなら、勝利は確実と言われながら最期にやらかした桶狭間における今川義元のようなものです。ある意味では自業自得で、これが歴史の必然ともいえるしょう。
だ・け・ど!
小野寺さんに至っては、東城のように自らのせいでズルズル引き延ばして勝機を失うということはありません。むしろ、積極的に動いていたからね。勝てる勝負だったのに、なぜか見えない力(作者の意志)のせいで全てノーカウントという…。
勝てる勝負だったのだが
「UEFA EURO 2016」決勝の誤審ハンドからすぐにポルトガル得点で、イマイチ納得できない決着…いや、それ以上です!なんやねん?この決着?としか思えないんですよ。ふざけんな、と。これで終わりか、と。小野寺さん負けちゃうの?
納得ができません!
このまま千棘ENDならば、コサキニストは死んでも死にきれないのである。
作者の都合で「いてつく波動」で無効化されまくって、最期に千棘がゴッツァンゴールを決める様は完全に白けてしまうのです。ドン引きでどっちらけもいいところ!
だから古味先生…
小野寺さんを助けさせちゃくれねぇか
コメント
まだ引きずってて草はえるわ
一生のトラウマですわ
一生のトラウマですよねぇ、僕ら小野寺派にとっては
誰か本編の小野寺さんを助けてあげてくれ…。
小野寺さんの助けかたを色々考えたんですけど
結論として僕がお嫁さんに貰うことに決めました←
いやいや、小野寺さんを救うには、マジカルパティシエの一条先輩みたいな外見も中身もイケメンじゃなきゃダメですよw
むしろ番外編を出して小野寺さんを救ってくれ!
これには我も大激怒、エヌマエリッシュ(天の理ver)も辞さない。