これはひどい…(褒め言葉)
笑うっつーの!俺の腹筋が崩壊する!
まあ正直人を選ぶね。だってラーメン屋二郎の野菜増し増しも裸足で逃げ出す増し増しっぷりなんですもん。盛り過ぎです。超特盛だよ。下ネタの!
可愛いんだけど、なんか変な女子高生・甘栗千子ちゃんの一挙一動がシニカルでコミカルでバカバカしくて笑えます。
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就職難のこの時代、フツーの男子・高村の就職先は今どき珍しい住み込みスタイルの「便利屋
甘栗」!そこの娘の千子ちゃんは女子高生でカワイイんだけど、少し?変な?女子高生だった!突如、始まった彼女との同居生活は事件の連続!?変だけどクセになる不思議系JKラブコメディ☆
上記のコピペの紹介文はウソだな。
高村は「フツーの男子」では無いし、千子ちゃんは「少し変」ではない。
なんとか住み込みの便利屋甘栗に就職したH・E・N・T・A・Iな高村とそこの娘さんH・E・N・T・A・Iの千子ちゃんが織り成す「変態×変態」の下ネタ全開応酬劇なり。笑えます。
子供の頃は下ネタに大笑いしてたけど、大人になると下ネタでなんて「ふっ…」とか笑えなくなっちゃうんですけど、この『変女』は別格だった。ゲラゲラ笑ってしまった。
キャラ立ちが良い
千子ちゃんのキャラがいいね。
クール系美少女なんだけどどこかおかしいっていうね。
千子ちゃん
本当におかしいね(頭が)。
千子ちゃんには一言だけ言いたい!箸でつまむな!
高村と千子ちゃんのお下劣を極めた下ネタの応酬がとにかく面白い。
なんつーか生き生きしてるんです。
テンポ良く織り成すものだから笑いながらサクサク読めます。
作者のノリノリ感が2人のやり取りを通じてビシビシ伝わってきます。えっちぃシチュエーションでも笑うしかない。よくもまあ、下ネタ応酬劇でここまでリズム良く展開するものだと、呆れるやら関心するやら。心地よくすらあるね。
そんなわけでゲラゲラ笑いながら楽しむギャグ漫画であります。
がしかし!この『変女』はギャグ漫画という触れ込みではじまったわけではない。
「不思議系JKラブコメディ」という謳い文句だったのです。どこにラブコメ要素が…。いやラブがコメりそうになる事はあるけど全部ギャグになっちゃってたからね。
ラブがコメるでなく、ラブがコメで掻き消えるである。
これラブコメは無理だろ…そんな風に考えてた時期がオレにもありました。
1人の新キャラの登場で空気は一変する。ラブコメ度を跳ね上げる。
瀬戸流河である。
ビジュアルがめったくそ可愛いな!
高村のいとこで高村に絶賛片想い中の流河の登場によって、何をやってもギャグにしかならないと思ってた『変女』のラブコメ指数を急上昇させてしまうってんだから分からないものだね。高村と千子ちゃんの変態応酬劇に流河を混ぜたら、超ニヤニヤ展開になるんです!
流河は本当に良いキャラだな。
なんつーか、報われない系ヒロインでありながら、いじくられる姿がこれほど似合うなんて。千子ちゃんのせいでどんどんおかしな方向へ染まってしまう。
可哀相な状況に追い込まれてしまうんですけど。それが良い。
で、この流河のおかげで目の肥えたラブコメ評論家も満足する展開になる。
3巻最高でした!
まず流河単体でもけっこうな威力。
ほう。これはなかなかどうして。
なんだろう。普段放送禁止用語がバンバン飛び出す変態ワールドだと、普通に純情な恋する乙女がものすごくありがたく感じますね。荒野に咲く一輪の花のように見えるから不思議だ。流河単騎でありがたみも相まってニヤニヤさせてくれる。
対して千子ちゃんはなぁ。
流河が高村のナニを見たとして何とも思わないの?って聞けば「えっと私も見たいと思ってた」とか真顔で言いだしちゃうし。海でオンブされる流河を見ても「オカズができて良かったですね」ってグッジョブするし。
そこはさ、乙女心に火がつくとこだろーが!肩透かしもいいところ。ダメだこの女。やっぱり変態だ…と思ってたら強烈なカウンターを食らってKO敗けしてしまったのである。
全ては16話への巻き餌だったか!
やられたぜ!夏祭りで事件は起こったのです。金魚すくいで高村と流河が仲良くしてる姿を見て…。控えめに言っても最高だった。
千子も物悲しく面白くない顔をしておる!
今までそんな素振りほとんど見せなかったのに。
そして金魚すくいが全然上手くできません。どう見ても動揺しています。本当にありがとうございました!くっくっくっ。なぜ動揺しているのか。分からぬか!透けて見えるぜ?本心がよ(ニヤニヤ)。ズキズキ恋煩い♪多分~♪ですよ!
まだまだいくよー♪
その流れから後で18話は芸術的と言っていい。
厳しめに評価して最高だった。
めちゃくちゃ嬉しそうである。
高村があることを叫べばこの通りよ。ルンルンです。
オ・シ・エ・テ・ホ・シ・イ!トキメキ!恋の処方箋~♪である。
それにしても千子ちゃん…化けたなぁ。ラブはコメらないと思ったのにハートフルすぎる。着実に胸キュンレベルを上げてきている。
なるほど、今までラブがコメりそうになるも全てギャグになったのも、流河のキラーパスをことごとくスルーしたのも布石だったか。
此ノ木よしる先生の作戦であったか。だって、よく考えてみてくださいよ。徹底してラブコメを無効化されると、余計に見たくなってしまうのが人間です。焦らし作戦である。その思いがピークに達しつつあった、ここぞで畳み掛けるように仕掛けてきた。完敗です。乾杯ですよ!
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