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『ニセコイ』、いつも僕を勇気づけたとてもとてもけわしく細い道だったけど今君を迎えにゆこうな182話ケイヤク

 

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『ニセコイ』第182話ケイヤク

えるたそ~
ジャンプで『ニセコイ』を読もうとしたら、1コマ目に氷菓のえるちゃんが出てきました。…って、違う!これはえるたそ~じゃない!

 

マリーの親友、篠原御影だ!てっきり一発キャラだとばかり思ってましたが、再登場するとはね。前回、マリーが倒れて急遽引っ越してしまったので、手がかり求めて楽は御影に電話をかけたのであった。どうでもいいけど、平日なのに御影はなんで私服で家にいる?学校休みなのか?

 

この時が来た!

いよいよこの時が来てしまったか。
今回のマリー編は大きなターニングポイントだよね。『ニセコイ』といえば、先がどうなるか分からないライブ感も魅力である。行き当たりばったりとも言う。事実、古味直志先生は『トクレポ(AA)』でストーリー作りに関して以下のように。

 

『ニセコイ』の場合は、3話まで作ったら、そこから先は何も考えないようにしました。鶫が出てくる頃まではコントロールしてないと思います。これは『ダブルアーツ』の時に、先のストーリーを考えすぎたことの反省です。あまり考え過ぎると、自分が当初考えていたストーリーから脱線していくのが辛いし、前に描いたことに縛られてしまうので。

 

ふむ。正しくジャンプ漫画である
ちょっと強引すぎるストーリー展開や、なんの脈略もなく発生する恋愛イベントも、考えるな感じろの極意ですからね(褒めてます)。そんなライブ感満載の『ニセコイ』で、今回のマリー編は超伏線貼ってたかんね。

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伏線

“あん事”まだ彼に話しとらんと…?」(96話)

「あん事」って何?

結局、御影の言ってた「あん事」は判明しませんでした。一体「あん事」とは何だったのか…。それが判明したのが今回の「ケイヤク」である。サブタイ通りマリーの契約でした。つまり、神はわざわざ伏線貼っていた点から察するに、ずっと温めていたエピソードの可能性が微粒子レベルで存在する!やはり三大ヒロインの1人を振るのはビッグイベントか。

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契約

母親との契約は身体の限界が来る前に楽をGETできなきゃ負け。
口説き落とせなかったら強制送還の上に即日、母親の決めた相手と結婚させられてしまうそうな。しかも以降の人生は母親に絶対服従というおまけ付き。なるほどなー。マリーの全力愛っぷりは、人生をかけた一世一代の大勝負だったのか。それじゃ愛が重くなるのも仕方ない。仕方ないよー!

んで、マリーは母親の決めた相手と結婚させられてしまうわけですが。式は明日なんだって!マリーを助ける為に九州へ向かわなきゃだね。でも、いまいち盛り上がらない。だって、マリーをきちんと振る為に向かうんだもん。もうね、楽じゃ盛り上がれないのだ!だから皆で向かう。仲間だもんげ!

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仲間だもんげ

やっぱ友情ENDかなー。マリーは小野寺さん達に下の名前で呼ばれてるのに対して、マリーは「小野寺さん」「桐崎さん」って苗字呼びでしたからね。中学時代にイジメられてた篠原御影も、親友の今は「御影」と下の名前で呼び捨てですし。言い換えれば小野寺さんとも千棘とも、まだ親友になってないって事でしょう。あと御影が以前に本田さんに対して「一つだけお願いしても良かと?」と言ってたのも気になるね。

まあ、今回のキモはマリーを振るのに結婚を邪魔しに行っていいのか迷いまくってた楽の背中を押したことだよね。「…らしくない!」とバシッと背中を叩いて楽の迷いを消したのでした。千棘が…。って、まーた千棘かいな。

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千棘

なんで千棘やねん!
そこは普通に集でいいじゃん。キョーコ先生にカミカゼ特攻する背中を押した楽にお礼を述べて今度は俺がって言ってた集じゃダメなの?「楽がもし後悔するような選択しそうになったら、今度はオレがそのケツ蹴飛ばしてやるよ」(85話)って何だったんだ!今がその時だろうが!千棘がその役やってるよ。

最近、千棘推しすぎじゃない?答えはYES!
この前の羽姉が振られた後に千棘だけにエールを送ったのもそうだけどさ。黒ひげみたいに出しゃばりすぎだよ。白ひげの言葉を借りるなら「お前じゃない!」ですよ!対して小野寺さんは「先に言われちゃったな…」って笑ってる場合じゃない。それ何もしてないのと一緒や。サンキュー千棘と、まーたまた楽の中で千棘だけが大きくなっているは?ふんぎょえあああああああ!ですよ。

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は?ふんぎょえあああああああ!

小野寺小咲!!
わたし達ニセコイ読者は彼女に飽くなきペロペロを禁じ得ません!
そして、わたし達は小野寺さんの可愛さを目にすることもできます!
しかし、しかしですッッッ!!
その小野寺さんの告白が届いたシーンを見たものがいるでしょうか?
小野寺さんの告白は全てブロックされます!
作者は千棘に気遣うあまり。
小野寺さんを実戦へ立たせようとしなかったのです。
我々読者はそろそろハッキリ言うべきなのです!

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タブー中のタブーじゃないよ。あからさまだよ!

桐崎千棘は依怙贔屓されている!

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