『うちのメイドがウザすぎる!』(中村カンコ)が完結してしまった。好きな作品だったので残念な気持ちと、いい最終回で満足という気持ちがわいてくる。笑
母を亡くし父と二人で暮らす小学生女子・ミーシャ。そんな父子家庭にやってきた新人家政婦は、やたらマッチョな上に三度の飯より幼女が大好きで…!?闘うヘンタイ家政婦VSロシア系小学生女子のほっこりしない系ホームコメディ!!
(ギャグ)日常系漫画って終わるんだと当然のことを気づかされましたね。なんか永遠に続いていくと思ってましたわ。
おねロリ風変態ロリコン漫画
個人的に面白ポイントは以下の通り。
- ぶっ飛んだ設定
- キレ味満載のギャグ
- 可愛いは正義
- 「癖」がすごい
この漫画なんと言ってもぶっ飛んだ設定が最高すぎる。
白人幼女に私の作ったフリフリのお洋服をとっかえひっかえ着せ替えてキャッキャッウフフする求人はありますか!?(1話)
ガチの変態幼女大好きな元自衛官の鴨居つばめが以前見かけた白人幼女の住む家で「家政婦募集」の張り紙を見つけ、高梨ミーシャ(ロシア幼女)の家で家政婦となる。そして変態つばめの魔の手から逃れようと徹底抗戦するミーシャのほっこり系では決してないキレキレのホームコメディ。
とにかくつばめの筋がね入りのロリっぷりがヤバイ。初潮過ぎた女は興味無いと言い切るほど清々しく振り切ってます。
ゴリゴリのマッチョでもつばめが生物学上の性別が女なので「おねロリ百合」と言えなくもありませんが、完全に変態ロリコン漫画です。
おトイレの後はもうちょっとだけ丁寧に拭いた方がいいかもしれないです!
(かああああああっ)
ガチロリのつばめがミーシャにセクハラ含めて暴走する → ミーシャがつばめを「うちのメイドがウザすぎる!」状態で抗うというやり取りが微笑ましいを超えてぶっ飛んでる。読んでて馬鹿になれます(褒めてます。)
また、最初は不登校だったミーシャが学校行くようになったり、友達ができたり、つばめの元同僚の変態がやってきたり、家族を掘り下げたりと少しずつ世界が広がっていくのも面白いところです。何も起きない日常でなく成長したり進展していく。
ギャグのキレ味(つばめの変態っぷり)は人を選ぶでしょうけど、ツボにはまればゲラゲラ笑えます。たまに良い話風(あくまで風)なエピソードぶっ込んできたりとバリエーション豊か。
可愛かった
トオトイ…トオトイ…
本当に尊い…。
『うちのメイドがウザすぎる!』は幼女可愛いが濃縮している。この可愛いってのは2種類あって「愛でる意味の可愛さ」と「性的な意味の可愛さ」が1つの作品中で見事に同居してるのも凄い。
前者の「愛でる意味の可愛さ」ってのは、「美少女を眺めていたい」「見てて尊い(語彙力損失)」という意味合い。きらら系とかの作品に多いかな。小動物かわいいと同じ。
ミーシャ、わしわし(鷲崎みみか)、森川ゆい、鶏内ひよこが仲良くしてるだけでいやし効果抜群です。可愛らしい洋服着たり、JSのキャッキャッウフフしてる姿をニマニマして楽しめる。
この可愛いにはスケベ視点は無い純粋培養のきれいなものって相場は決まってる。なのに『うちのメイドがウザすぎる!』は性的な幼女可愛いも満載なのである。
夏だ海だ水着だ!
ミーシャの入浴シーンや全裸を筆頭に、ヘソやお腹の描き方から、尻描写にいたるまでフェチでドスケベ視点で表現される少女たちに唸る。
綺麗なキャッキャッウフフで少女たちを眺めていたいと思わせる一方で、ペロペロしたいと思わせるぐらい扇情的な少女たちの両輪。このバランスが『いちごましまろ』並み。いや振り幅はもっとある。
- エロ視点でない愛でる意味の少女カワイイ
- エロ視点でブヒれる少女カワイイ
「愛くるしくてかわいいなー」と楽しめて「エッチでかわいいなー(ブヒブヒ)」と楽しめる。相反する2つの「可愛い」が見事に同居している。
「癖」が半端ない
「ぺったんこのお胸」「尻」「ヘソ」と少女をシコリティ満載で表現する「癖」が芸術的な中でも特筆すべきはおしっこである。
この作者「コミックLO (エルオー)」というロリコン紳士ご用達の成年漫画でも以前掲載しており、そこで「少女のおしっこ」をテーマにした作品を何度も描いてました。一般の『うちのメイドがウザすぎる!』でもその癖は健在!
じょろろろ…
素晴らしい!!
粗相だけでなく、おしっこ行きたくなったり我慢したりとそういうネタが結構あって、一部の性癖の持ち主の心の琴線に触れること間違いなし。
一般誌でこれを堂々とやってのけるのにシビれる!憧れる!平成後期~令和のぢたま(某)先生の再来といっても過言ではありません。
こんな癖を卍解して一方で、ちょっとほろりとさせたり、純粋無垢な少女の可愛らしさがあったりと満漢全席みたなロリコン漫画ですよ。
終わらない日常
んで、面白くも可愛らしい日常が永遠と続いてほしいと思わせておいて10巻が最終巻となります。上手な伏線と回収があったり、ほろりとさせる事情があったりとラストエピソードらしいものでした。でも寂しいなぁ。
なんだろね。最近はスマホゲームばっかやってるんですけど、これってコンシューマーゲームと種類が違ってて、「終わらせない為のゲーム」なんですよ。エンディング迎えてお終いでなく、一つのタイトルを永遠とプレイして貰う仕様になってる。だから物語に終わりはない。
自分の中で日常系漫画ってスマホゲームみたいなものなんですよ。だからずっと終わらないよう感覚になるので最後を迎える寂しさはひとしおなり。
成長して大学生になりひとり暮らしすることになったミーシャを見て、「ああ…もうあの楽しかったイカレタ変態日常生活はお終いなんだな…」としんみりした気持ちになったものです。
だ・け・ど!
ラストのオチはもう最高と断ずるに些かの躊躇もない。つばめがミーシャの部屋の隣に引っ越してきて、ついでに鵜飼さんもお約束のようにやってくる。
お隣に越してきた鴨居つばめと申します
「うちのメイドがウザすぎる!」ってタイトル回収ながらもタイトルが良い意味でフェイクだよね。満更でもないどころか嬉しそうなミーシャがグッときましたね。「うちのメイドがウザすぎる!(嫌悪)」から「うちのメイドがウザすぎる!(もうしょうがないな)」かな。成長して環境も変わったけど、あの楽しい日常はこれからも続いてくEND。実に良い。
描き下しも良かった。ミーシャ、わしわし、森川さん、ひよこちゃんが高校卒業したんだけど、4人とも制服違うのね。別々の高校に通ったわけですよ。でも変わらず仲良し4人なの。高校卒業後の進路も別々でも変わらぬ4人は胸が熱くなる。
「終わらない日常」は最終回を迎えても「終わらない日常」は終わらない。楽しい日常系のハッピーエンドって楽しい日常が終わらないことだと改めて思った次第です。この手の作品って「心地よい空間想像」に尽きるし、永遠に浸っていたい。時が経っても成長してもそれを壊さず終えて実に良い読後感でした。まる。
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少女のおもらしって・・・ヤマカムさんアンタって人は・・・・