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『ルリドラゴン』煌めく青春の日常系!「ツノ関係ないじゃん」ですよ!

ルリドラゴン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

最近ジャンプではじまった『ルリドラゴン』(眞藤雅興)という作品がある。

 

作者体調不良で休載してしまいましたが単行本が発売しました。巷では「ジャンプらしくない」という褒め言葉で語られることが多いです。いわゆる「日常系」ってやつです。

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『ルリドラゴン』

日常系

そもそも日常モノはジャンプらしくないって本当か?確かに雰囲気や空気感はいわゆる「日常系」だけどさ。

 

自分の中では『銀魂』『スケットダンス』『べるぜバブ』も日常系の範疇なんだけど。なんたってレジェンド『こち亀』こそ日常じゃん!

 

おそらく『ルリドラゴン』が「ジャンプで日常系だと!?」って形容されるのは「女の子が主人公」「萌えというか可愛い」「空気感」にあるのかなと。知らんけど。

起きたら角が生えてた

主人公の青木ルリは普通の女子高生…だった!ある日起きたらツノが生えてたのである。そこで明かされる衝撃の事実を母から伝えられるのでした。

 

あんた人と龍とのハーフなのよ。父親が龍だから(1話)

 

さらっと言うなよ!

 

実は父親は龍だったのです(父親は健在のようで母は会ってる)。ツノが生えただけに留まらず口から火を吐いたりと龍の特性が発現してしまったルリの日常を描いた作品です。

 

これがなかなかどうして。心地良い世界と人間関係があるのです。

ツノが生えることは大したことない

ツノが生えたなんて男女の性別が入れ替わるのと同じくらい大変な大事件じゃないですか(当社比)。でもこの作品はツノが生えても徹底的にまったりゆるい「日常」が続く。

 

1話

 

ツノが生えても「まぁ生えてしまったもンはしょうがないしな」ってそれほど深刻でないノリで登校するルリ。「学校行くかぁ」である。

 

友達のユカに出会ってもかなりゆるい受け取られ方。学校のクラスメイトも同じで記念撮影までする軽い感じ。

 

このゆるい感じがこの漫画のキモ。学校のみんなも本当に優しいんですよ。ツノが生えた事は大した事じゃない!だから1話のタイトルはオチ含めて「ツノ関係ないじゃん」です。

優しい世界

ただ、ルリは1週間学校に登校しなくなる。学校行くの嫌になってしまった。ツノは関係ないけど火を吐いて怖がらせっちゃ事を気にしてである。優しい子やん!そしてクラスメイトも優しい。

 

火を後頭部(髪)に食らった吉岡はデリカシーこそないけどナイスガイであった。「火傷もしてないからいいよ別に」と気にもしてない。

 

中には怖がってる人いますがクラスの大半はツノ同様に火を吐くことも面白い個性程度で受け入れてくれてる。みんなみんな優しいんですよね。

 

優しい世界観と登場人物たちの中、我々読者も同じように優しい眼差しで見守り続けたくなってしまう。心が洗われる。なんつーか、見ているだけで微笑ましくて幸せになれる

繋がっていく

その幸福度はなんといっても「繋がっていく」こと。テイストは修学旅行以降の『わたモテ』に近く、もともと対人初心者で友達はユカしかいなかったのがどんどん繋がっていくのが実に良い。

 

4話

 

ツノが生えたこと、火を吐いたこと、ドラゴン(龍)とのハーフの子であると知られ一躍クラスの人気者になったルリ。ただのミーハー人気に留まらず、これまで関わらなかった(それどころか名前も知らなかった)人たちと仲良くなっていく。

 

これがすこぶる良いのです。青春のキラキラしたものを十分に摂取できるのです。

 

また、1話からコマにちゃんと登場してるキャラの名前が判明したりルリと絡むようになっていく過程も素晴らしい。ルリが「みんないい人だな。仲良くしてみなきゃ気付けないな」ってのも深みが増す。

 

そしてこの味を出してくれる存在が親友のユカです。

ユカちゃん天使すぎる

ルリもっと人と話したほうがいいよ。苦手なのは分かるけど、せっかく高校は要れたんだし。はいルリの分(1話)

 

「はいルリの分」っていちご(?)を食べさせてあげる姿がええな。頂戴なんてやり取りなく当然のごとく自分の弁当から差し出すなんて。こんなん毎日のルーティンじゃん!ユカはルリの分を持って来てあげてる!

 

このやり取りだけで思わず頬がにやけるね。でも大事なのは「ルリもっと人と話したほうがいいよ」ってところでしょう。友達少ないルリを心配してる事が伺えますね。過保護ですね。

 

これを踏まえると4~5話の味わいは一層深いものとなる。1週間学校行かずに授業についていけないルリはユカに頼るんだけど突き放すんですよね。教えてあげない。

 

ツインテールの神代(かしろ)さんに教えて貰いなよと。ユカと神代さんは仲良しでもないし繋がりもないけど、神代さんが勉強得意って知ってるんじゃないかと思ったり思わなかったり。

 

本当は行きたいんじでしょ…?行ってきなよ!(4話)

 

神代さん開催の勉強会をスタバでやる事になるわけで…。ルリはユカに一緒に来て欲しいって誘うんですが断るのです。もちろん本当に委員会で行けなかったんでしょうけど、「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」的な深読みができる。

 

事実、神代さんたちと仲良くなってる姿にめちゃくちゃ嬉しそうなんだもん。1話の「ルリもっと人と話したほうがいいよ」を実行してるように見えちゃう。そして、その親心が6話で語られてるのよ。

 

なんて素敵な子なんだと胸が熱くなりましたね。人付き合いが苦手な親友にフレンズ増えるようにサポートしてる節が如実!

 

ユカちゃんマジ天使!!

 

ユカの見通し通りだからこそ、やっぱり1話サブタイが最高に効く。ストンと胸に落ちる。「ツノ関係ないじゃん」ですよ。

 

遅かれ早かれルリは友達の輪が広がった。ツノはきっかけに過ぎない。優しいクラスメイトばかりなので、ツノがなくてもJKやれたんだろうなぁと。そう確信できる。

「行ってきます」

また漫画の演出も上手い。良い意味でゆるい萌え系日常モノの空気感を醸し出しつつ、きっちりと起承転結を4コマではできない芸術的なものとなってる。

 

それが3話と5話の「行ってきます」です。

 

5話

3話

 

この対比が神がかってる。

 

3話の学校行きたくない状況の「行ってきまあ~す」からの5話の学校行きたいの「行ってきます」が本当に芸術的だ。

 

登校したくなかった学校へ行かざるをえないので行ってみたら、とても素敵な優しい世界を知ったのです。みんな良い人だったのです。ニコニコで帰宅して学校って楽しいと知った。お母さんの優しさも知った。

 

行きたくな~~~い(3話)

どんだけドラゴンになっても学校は行き続けられたらいいな(5話)

 

朝と夜で言ってることが180度変わった。

 

この間のエピソードも最高だし1日で「行ってきます」の意味合いが変わるのも最高である。3話では1ページの右側に描かれた「行ってきます」が5話では1ページの左側に「行ってきます」って配置よ(見開きでもそうなってる)。

 

ジャパン漫画は右から左に読むがデフォ。右が後ろなら左は前です。後ろ向きの感情から前向きの感情になってる描写をそのままコマ割りにして対比する妙よ。

 

コマ割りを全力で使う!ジャンプでいわゆる「日常系」の意味が分かるってものですよ。こんな大なり小なり「起承転結」がたくさんある。

 

前述した1話の「ルリもっと人と話したほうがいいよ」からはじまるユカちゃんの親友を見守るのもそう。1巻の中に「起承転結」と言えるエピソードがギュギュっと濃縮されてる。ええ漫画やで!まる。

 

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ヤマカム

コメント

  1. 匿名 より:

    ほんと休載が残念!作者さん元気になるといいな、、、

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