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『ハヤテのごとく!』最終回!ハヤテとナギ様は永久に不滅です!

週刊少年サンデー 2017年20号(2017年4月12日発売) [雑誌]

今週の週刊少年サンデー20号で『ハヤテのごとく!』(畑健二郎)が最終回を迎えました。終わってみれば13年間という長期連載でした。うーん。感慨深い。読み切りでコナミに怒られて大問題になった事がつい昨日のように思い出します。

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思い返せばハヤテの大人買いする人も続出するなど色々あったなぁ(遠い目)。

あの頃のインターネットが漫画レビューサイト界が一番面白かったんじゃよ(お爺ちゃんその話は聞き飽きました)。

それにしてもアレですね。昔は『ハヤテのごとく!』は大好きな作品で、『ニセコイ』ぐらい入れ込んでいたのですが、いつしかその情熱も消えてしまい、もうどんな展開をやろうと達観して読むようになってました…のに!終章はどーなんって感じですわ。

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『ハヤテのごとく!』最終章

6

終章 What A Wonderful World

うーん…。

あくまで個人の意見ですが自分が『ハヤテのごとく!』に求めていたのは、可愛い女の子たちのキャキャウフフやニヤニヤできるラブがコメる展開だったんだなぁって気付かせてくれる最終章でした。

なんていうんですかね。『ハヤテのごとく!』に求めていたのは糖分なんですよ。ナギ様にモテ、ヒナギクにモテ、西沢さんにモテ、瀬川さんや咲夜や伊澄さんたちと楽しくニヤリングできるキャキャウフフする日常だったんだなぁと改めて気付かせてくれました。

はっきり言って、終章のシリアスな展開に気持ちがついていけていませんでした。面白いとかつまらないとかの問題では無いです。人によって評価は千差万別でしょう。自分の中で「王玉」がどーたらこーたらとかどーでもいい事だっただけです。故に「こういうのはいいや…」って心境でした。

こういうのは…ちょっと…

いや、分かりますよ。1話から脈々と続くナギ様のハヤテが誘拐しようとしてたのを愛の告白と勘違いするのをここで誤解が解けるって展開は理解できます。そこから自分のセカイに引きこもるナギ様を救うハヤテって展開は終盤らしい盛り上がりでした。

しかし、自分が『ハヤテのごとく!』に求めていた日常ラブコメとの差異はいかんともしがたい。なにこのセカイ系の展開は?シリアス一辺倒でセカイの話が進まれても…。私の心境はこんな感じですよ!

【ぼく】

「やっぱサンデーはラブコメだな!『ハヤテのごとく!』でも読むか」

「糖分たっぷりの甘い甘いラブコメスイーツを頼むぜ畑シェフ!」

【畑シェフ】

「お待たせしました!セカイ系のシリアス特盛です!

【ぼく】

…え。

そんな感じでした。スイーツ専門店に入って甘いデザート注文したら大盛りチャーハンを出されたような。胃も脳も受け付けない!ラブコメでシリアスやるのはいいんだが、物語の核心だった「王玉」がどうも自分の好物ではなかったス。

とはいえ、ラブがコメる展開は一応あったので、そこは個人的にお気に入りだったりします。とても良かった。西沢さんのファイナルアタックは見事な最期だった

西沢さんのラストファイト!

西沢さん…(´;ω;`)ブワッ

西沢さんのラストファイトはとても素晴らしかった。

美少女わんさか漫画では、派遣切りを超えるサブヒロイン切りは必然であります。むしろフラれヒロインの最期の特攻こそラブコメの醍醐味という意見もあるぐらいです。

で、西沢さんのファイナルアタックはラブコメ史に残る散り際だったと思うのですよ。ハヤテに「ごめんなさい!」されてフラれるわけでもなく、むしろ勝利すらできたのに、あえて自ら散ったのである。

「ナギ様に出わなかったら?のハヤテに告白される」

「出会い方さえ違えばこんなに簡単だったの?」

「この1年は無意味だったのか?(自問自答)」

「出会い方は間違ってたかもしれないけど、それでもこの1年は間違いじゃなかった」

「あえて振る」

素晴らしい!

それは舞い散る桜のように、儚く美しく立派に大きく咲き誇り、それでいながら自ら花を散らせました。これは見る者に感動をもたらすラストだったといえましょう。くぅー!西沢さん最高や!

自分から恋を閉じ、かつ絶望の淵にいたハヤテを立ち上がらせたのであった。敗北ヒロインの最高の感動があった。散っても恋はめでたけり!西沢さんに心の琴線鷲掴みにされちゃいうましたね。

この1年は自らの敗北ロードで、それが無けりゃ勝利できたのに、それでも!それでもこの1年に意味はあったと自分の恋に終止符を打って笑顔で引いた。感動である!名脇役賞を上げたい。ありがとう西沢さん!

そんな西沢さんは最終回に1コマも出ませんでした。

西沢さんに関しては、サンデー漫画家バック―ステージで畑先生は以下のように。

西沢さんに関しては、
一コマも出さないと決めていました。

なぜなら、西沢さんのラストシーンは
あのハヤテとのシーンであり
あの後の話を
僕はちょっとも描きたくなかったのです。

正直、凄く思い入れが強いキャラであり、
そして何よりあのシーンが本当に
思い入れの強いシーンであったので
そのあと何を描いても蛇足だなと思い
西沢さんのその後は描かないと決めていました。

うむ。分からなくはない。分からないでもないが、しかしながら、西沢さんが失恋をバネにして精神的な成長を遂げた姿を読者は見たかったのも偽らざる気持ちである。感動的なラストファイトだっただけに、その後の西沢さんは見たかったでござる。

ヒナギクのラストファイト

ヒナギクの最終決戦

西沢さんに比べるとヒナギクのファイナルアタックは顛末が描かれませんでした。告白しに行って…で終わり。ま、その後のオチを見るとフラれてしまったのは分かるんですよ。分かるだけに、どうフラれたか見たかったのがラブコメハンターの率直な意見である。

それでも、ヒナギクが「自分の気持ちに素直になってカミカゼ特攻した」は最高最高アンド最高だったね。もはやサブヒロイン達に勝機はないとはいえ、最期に花を持たせてあげるのが人情というものですよ。、見せて貰いました。ヒナギクの意地を!意地があんだよ!女の子には!

西沢さん、ヒナギクのサブヒロイン意地に対して死に場所すら与えられなかった他の面子である。個人的に瀬川さんは成仏して欲しかった気がしないでもない。

瀬川泉

結局のところ、西沢さんとヒナギクはまだ恵まれてた。

ちゃんと死ねたし。対して死に場所すらなかったサブヒロインたちよ…。

こんなの武士に死に場所を与えないようなもんじゃないですか。ヤムチャにやられ場所を与えないようなもんじゃん。天津飯に「置いてきた」されちゃうようなもんじゃんか。ちょっと悲しすぎるでしょ!

やったね!ナギ様大勝利!

ナギ様…

ここまでぐちぐち文句を言ってたが、この結末には、万感の想いを込めて惜しみない拍手を贈りたいです。パチパチパチ。やったね!ナギちゃん大勝利!である。くぅー。感無量という他無い。(ハヤ太くんは2年間もストーカーしてたのだろうか)。

2年経過して、何でもひとりで出来るようになったナギ様には(胸がパワーアップしてることも含め)、一抹の寂しさも覚えたものの、やはりこのラストは13年間も待ち望んでいたものであり最高の結末でしょう。

ハヤテに着てる服もあれですよね。1話とまったく同じ安っぽいコートです。あえて1話を踏襲する演出もニクイね。紆余曲折あって1話の続きが最終回ともいえるね。いや、最終回の続きが1話と言ったほうがいいのか。

君に…話したいことがあるんだ。

僕は…君が欲しいんだ。(恋人として)

こうやろうなぁ(しみじみと)。

誤解からはじまってマジコイになるは、ある意味『うる星やつら』から続く伝統でもあり、それをきちっと完結させたハヤテとナギ様には感動もひとしおなり。

改蔵ラスト1ページを彷彿させる

改蔵ラスト / ハヤテラスト

いやはやそれにしてもね。『ハヤテのごとく!』最終ページを見て、主人公とヒロインが手を繋ぐ後ろ姿って構図がね…。『かってに改蔵』最終ページを思い出したのは自分だけではないでしょう。そもそも、初期から羅列やパロディネタは師匠譲りでしたしね。

あえて、改蔵のラストをデジャブらせたのではないかとすら思うラストでした。もちろん、夢じゃありません。これが現実の最期!とても良いラストやで!

いや、まあ正確には久米田師匠リスペクトというよりもサンデーの伝統というか高橋留美子最終回のラストページを踏襲してるってのが正確なのかもしれません。

高橋留美子遺伝子やで!

『らんま1/2』もこのパターンです。ま、『めぞん一刻』のラストは正確には違うのですが、主人公とヒロインが2人並んで後姿を読者が見送るようなラストは墓参りだったので。あえて言いたい!これこそがサンデーのDNAであると。2人は永久に不滅であると主張するようなラストですからね。

もちろん、高橋留美子先生は今でも現役ですが、はっきり言って自分のDNAを『犬夜叉』から放棄してしまっている(個人の意見でーす)。あえて、『ハヤテのごとく!』を評するならば、昔懐かしの高橋留美子的な「可愛い女の子たちとのハチャメチャで賑やかなドタバタコメディ」を正当に受け継いでいたというものでした(個人の意見な)。

だからこそ、このラスト1ページに猛烈に俺は感動している!

久米田イズムと留美子イズムを継承していたのが『ハヤテのごとく!』なのです。古き良きサンデーの体現者だったのですにょ。

久米田先生からのありがたコメント

久米田先生からの温かいメッセージ

引退お疲れ様でした。まだ出来るのにもったいない。

でも晩節を汚さない生き方も君らしいと思います。今後は大好きなミコノス島で悠々自適なリタイヤ生活を送るのでしょうね。ちなみに僕はまだ現役ですが

すごいな…。

『ハヤテのごとく!』最終回の余韻など全て吹っ飛ばしてしまった。なお、このメッセージに対する畑先生は以下のようにコメントしておられました。

この作品によって人生の全てが変わりました。

ですが、ミコノス島で悠々自適なリタイヤ生活を送れる程は変わってないので(笑)、引退は先延ばしにしつつ、出来れば再びこの誌面で、次回作などを頑張らせて頂ければなぁと思っております。

そんなこんなで、温かみのある子弟関係のメッセージを見れました。はい。『アド アストラ ペル アスペラ』シーズン2の再会を期待しています。まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    ほんまハヤテが流行ってたころのテキストサイトは強力だった・・・
    ゴルゴ31経由でここを知った思い出

  2. あじ より:

    まあ終章に関しては賛否両論どころじゃないくらい割れるだろうなあとは思いましたね
    自分はそもそもミコノス編のシリアスがかなり好きだったので今回も割と肯定派ですが
    締め方はかなり良かったと思える終わり方でしたし、執事コメディというジャンルで一時代を築いたとも言えるタイトルとしては満足出来ました

  3. 匿名 より:

    マリアさん可愛いよマリアさん

  4. 匿名 より:

    最終回以上に久米田のコメントが面白すぎた
    相変わらずの毒吐きっぷり
    後最終回はマリアさん出ても良かったんじゃねとちょっと思った

  5. 匿名 より:

    マリアさんは何処へ?

  6. 匿名 より:

    マリアさんは単行本で保管されるでしょ(震え声)

    それにしても改蔵思い起こすようなラストからのキレッキレの久米田節全開は流石に笑うわwww

  7. 匿名 より:

    久米田てんてーはまだ俺に下ネタを期待するのか!?とアイスホッケー部を忘れてないところがとても素晴らしいと思います!
    かくしごともほんと面白い

  8. 匿名 より:

    どうしても2年経つと、色んなキャラがどうなったか気になるw

    雪路もミュージシャン目指してるのだろうか。

  9. 匿名 より:

    ヤマカムはもちろん、あればいーのだ、Daiさん帝国、たまごまごそのた色々・・

    あのころは良かったなぁ(遠い目)

  10. 匿名 より:

    最終回ってニュースでまだ続いてたことを知る程度のアンテナの低さ
    打ち切られず無事?終われてなにより

  11. 匿名 より:

    よくわかんねえ…

    ハヤテはナギに恋愛感情はないけど一緒にいたいってこと?
    ナギはいいのかそれで…

  12. せい より:

    テキストサイトか。そういえば最近かまくらの雪男さんが更新してたな。ラノベのレビューは大変参考になります。それにしても、もうサンデーで読むものが、、、

  13. YUU より:

    酷い漫画だった

  14. 匿名 より:

    畑健二郎先生の次回作はハタケンだろ!!!
    ご期待下さい!

  15. 匿名 より:

    AD ASTRA★PER ASPERAは・・・

  16. 匿名 より:

    恋愛感情が無かったはずじゃ?
    ハヤテはろりーでなく成長したナギには恋愛感情あったってこと?

  17. 匿名 より:

    ハヤテファンだった山の神柏原選手も引退しちゃったし
    時が経つのは早いな

  18. 匿名 より:

    「報われない娘(ヒロイン)大好き」なヤマカムさんが西沢さんの失恋話に触れないのはなぜ?
    と思ってたのですが、やっと書いてくれましたか

  19. 匿名 より:

    純粋な疑問だがいつハヤテはナギに惚れたんだ?

  20. 匿名 より:

    惚れてないよ

    • 匿名 より:

      家族的なアレ?
      2年も経てばふたりとも気持ちの整理がついたか
      ナギは真剣にハヤテを好きだったとは思えないんだよな
      口説かれたと思って浮ついてただけか

  21. 匿名 より:

    ハヤテについてこんなに語れるって人がいるだけでもうなんかびっくりだよ

  22. 匿名 より:

    ハヤテのこと書いてあるサイト探してこのサイトと出会ったから感慨深いです。
    (確か巫女巫女ナースやってた時の話で10年以上前なんですね)

  23. 匿名 より:

    ワイサキさん派、最終章に入る前から高みの見物からの最終回1コマに大満足

    ハヤテの終盤シリアスはラブコメ漫画というよりもギャルゲーを踏襲してるんだと思います

  24. 匿名 より:

    自分は17巻くらいで脱落しましたが、作者がやりたかった路線で終わらせてもらえて良かったんでしょうね。
    次はときどき掲載されてたSFのやつに本腰入れるのかな?
    もっと絵柄に合った作品を描けばいいのにと思うけど。

  25. 匿名 より:

    昔は毎週感想書いてたヤマカムも途中で飽きたのかまったく触れなくなって10年ぐらい経つのにきっちり最終回の感想書いてて感動した。

  26. 匿名 より:

    今ここに残ってる一番古い記事がハヤテ新連載の時だったのは歴史を感じた

  27. 匿名 より:

    途中で絵がとんでもないくらい劣化したからな
    あれにはびっくりした・・・
    いつの間にか戻って、上手くなっていたが
    あれ何だったんだろ?
    新しい絵柄にでも挑戦していたのかな?

  28. 匿名 より:

    連載開始したの13年前か…
    今迄当たり前の様に有った作品が終わるのも、こう思えば寂しい物だなぁ…

    あのぐうたらのナギが二年後、見違える程成長したのには感慨深い物があるよ
    13年間ありがとう!