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『ちはやふる』、真島太一を全力で応援する記事


ちはやふる(30) (BE LOVE KC)

『ちはやふる』も気づけば30巻です。

去年全国制覇を達成した瑞沢高校。千早にとって高校生活最後の全国大会が開始されます。涙腺弱いせいか、何気ない描写に泣けてしまう。宮内先生のハチマキにしても、桜沢さんの泣き顔にも、各校の負けられない思いにしてもね。胸が熱くなる。

でも、一番泣けるのは太一です。

もう最近の太一は見てられない。界王様だって「見ちゃおれん」って顔を背けたくなるレベルです。ちはやに告白して「ごめん」とバッサリ振られちゃったし。そして、一方的にキスして、かるた部を退部ですからね。「石でできてるとでも思ってんのか」って、石というよりピエロだよね。いや、最初からアテ馬なのは分かっていましたけど。

千早なんて全国大会で新に再会してこの喜びようである。


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新と再会して

完全に恋する乙女じゃん

いままでもそうだけど、新に対する扱いと太一に対する扱いが違いすぎて泣ける。

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太一の扱いなあ…

千早はいつも太一の好意を、ペヤングソース焼きそばの捨て湯みたいにだばーって流してきたからね。そんな事を続けられたら、お湯をかけられたステンレス流し台みたいに、太一は「ベコッ」ってヘコんじゃうのも仕方ない。仕方ないよー!

『ちはやふる』の恋愛模様は少女漫画の王道ですからね。主人公の女の子と男2人の三角関係。約束されすぎた敗者のアテ馬全開だったのが太一。2人とも千早に好きだと告白したけど、千早の反応が全てを物語っている


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 新に告白されて / 太一に告白されて

新に好きだと言われた時と太一に好きだと言われた時の落差があまりに大きすぎます。

かたや、脳内お花畑になりキラキラ輝く乙女で、かたやブクブク溺れるような描写で絶望ですからね。『ドラゴンボール』の天津飯の言葉を借りるならば、「次元が違いすぎる!」と言いたくなってしまう程の差です。悲惨!悲惨すぎるんですよ太一は!

千早は新たが好き、太一はもうフラれた

これがはじめっから分かってる規定路線なんだもん。いやだって、千早と新は運命の相手だとでも言いたげな描写の数々ですからね。千早がかるた始めた動機も新だし、「あたしが知ったのはかるたじゃない。情熱だ、新の」(第六首)から始まり、タイトル『ちはやふる』は千早振るなわけですけど、これを作中では「激しい恋の歌」と言ってましたし。

■千早振る
この歌は宮中に奉られる屏風にそえられたものです。入内した二条の后の依頼だったという説もあります。業平は后のことがずっと、忘れられなかったと言われていますから、景色の中に情熱を隠していると読むのが私は好きです。「ちはやぶる」は「神」の枕詞で勢いの激しいこと。「水くくる」水をくくるという説と絞りのくくりと両方ありますけど、水をくぐる紅葉の紅色は離れても秘めずにはいられない恋心かと思います。そう思って見たら、あの黒で印刷されたかるたでも、もう深い紅色にしか見えないじゃないですか?(奏ちゃんの説明より)

「ちはやふる」は離れても秘めずにいられない激しい恋なんだって。

まるで、離れ離れで会えないけど秘めずにいられない新への恋心とでも言う感じである。実際にそういう描写が枚挙にいとまがないってんだからね。それも「ちはやぶる=新」という方程式が完成するかのように。

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第11首 / 第92首

第11首では「ちはやふるは真っ赤な恋の歌なんだ」という千早のモノローグで、描写は新が「ちはやぶる」の取り札に触れてるというね。第92首は、「よくわかんない、よくわかんない気持ち。でも私は一生かるたが好きで、新が好きなんだ」というモノローグで「ちはやぶる」の読み札である。もうこれ完全に「ちはやぶる=新」だよね。新への恋心だよね。

巧いなぁって思うと同時に太一があんまりだよ!こんなのってないよぉ!って叫びたくなるぐらい悲惨すぎる。ちはやふるが離れ離れの恋の歌ならば、新の勝因は千早と離れていたことで、太一の敗因は千早の近くにいたこと…という身も蓋もない理由となる。

が、しかし!しかしである。

今まで、離れ離れの新、一緒にいた太一という構図でしたが、太一はかるた部を退部し、今は千早と離れ離れですからね。30巻では、千早が部室で横になってれば太一が近くにいる錯覚から始まり、居ないはずの太一の気配を感じるのであった。

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でも気配は感じるの

部室の太一の影といい。はじめは太一がついにストーカーになってしまったかと思ったものですが、どうやら千早の中の太一が大きくなっている様子。新が千早の後ろ姿を太一と被らせたり、太一ばりの選手宣誓といい、千早の中に太一がいるー!!

これはあれか。離れても秘めずにいられない激しい恋で新だからこそ「ちはやふる」でしたが、太一が離れる事でワンチャンあるのではないだろうか。いつも新に「会いたい」とか「ここにいたらいいのに」と思い浮かべてた千早だけど、それが太一に向かってる(ような気がする)、そういえば、以前に机くんはこんな事を言っていた。

「ここにいたらいいのに」って思う人はもう“家族”なんだって。つきあいの長さも深さも関係なく。

そして千早は新に電話して「帯電話ってすごいねぇ~。かささぎみたいだね」(※織姫と彦星を会わせる鳥)とか言ってました。「ここにいたらいいのに」で思い浮かべるのはいつも新。2年時のクリスマスなんて新の幻覚見てましたし。しかし、30巻では千早は太一にここにいればいいと思い浮かべるのであった。


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太一にここにいてほしかった

「太一にここにいてほしかった」ですってよ!

チェス盤をひっくり返して考えると、千早が新に対して思ってた「ここにいたらいいのに」がそっくりそのままリボンを付けて太一に当てはまる(ような気がした)。

もうフラれて死体蹴りは止めてあげてよ状態だった太一が起死回生の逆転の可能性も微粒子レベルで存在するのだろうか。

そもかるた漫画としての『ちはやふる』では、太一が千早から離れる事は重要な伏線のようなものがあった。ヒョロくんが「真島はおまえ(千早)がそばにいないほうが強いと思う」(93首)と言ってた通りになりそうである。今の太一は千早から離れて名人・周防のもとで一皮向けつつある(ような気がする)。


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 意味のあるものになる気がする

数字と理屈が太一のスタイルのようで、そこを突き詰めるのかな。分かんないけど。名人と一緒に行動することで、かるた選手として覚醒するのではないだろうか。

もう、『ちはやふる』は幕が近付いているはずなんですよ。

千早たちは高校3年生ですからね。18歳の夏を全力で青春しています。気づけば18歳ですよ。この意味分かりますか?(高田延彦風に)

1話冒頭を覚えているだろうか。


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1話目冒頭

「第□□期クイーン戦」と書かれた近江神宮である。

そこで千早はクイーン戦を戦っていた。

そして「6年まえ、東京。まだ情熱を知らない私」というナレーションで、小学生編が始まったからね。千早はかるたと出会い、新と太一とチーム「ちはやふる」を結成しました。この時の千早は12歳。逆算すれば、冒頭のクイーン戦は18歳の冬の千早である。

あれからもうすぐ6年経過するのです

今の千早は18歳の夏。今年度の冬、千早はクイーン戦に出場し冒頭に繋がるのでしょう。もうすぐじゃん!夏終われば秋が来て冬だよ。相手はモチのロンで若宮詩暢である。これが規定路線!

そして、クイーン戦と同時に名人戦も行われるわけですよ。

名人・周防は今だ健在。千早と並んで王者に挑めるのは1人でしょう。私は絶対に途中で周防は陥落するか引退すると思ってたのに、名人として君臨してんだもんなぁ。千早が夢見たあの光景がもう無いじゃん!


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千早が夢見た光景(124首)

一瞬!だけど閃光のように!夢見た、憧れた光景。

それはクイーン戦で千早が若宮に挑戦する姿…の隣で新と太一が名人戦を戦う光景ですよ。あくまで千早の想像でしかないんだけど、その光景では千早の着物は1話冒頭のクイーン戦を戦ってる着物とまったく一緒である。これは本当にただの千早の想像なのだろうか。それともガチ未来の姿なのだろうか。

現実のかるたでは2013年に西郷名人が名人戦への出場を辞退した為に、東西代表が空位の名人位争奪戦をしたそうですが。これは『ちはやふる』でもあり得るのではないだろうか。周防が名人戦を辞退すれば、東の太一と西の新で名人戦が出来る。千早の想像が現実になる!
やべぇオラなんだかワクワクしてきたぞ!

今の太一修行編(?)で、太一が覚醒したらやばいぐらいに盛り上がるね。名人を賭けて、ついでに千早もかけて、新VS太一とか胸熱だろ。どうせ恋愛模様じゃ勝てないんだから、かるたでは新に勝ってみせてほしいものです。とか言って、普通に周防が名人に居続ける可能性もあるんだが。

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