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『東京No Vacancy』、犬上すくね先生版『孤独のグルメ』はとても美味しゅうございました

東京No Vacancy 1 (楽園コミックス)

『東京No Vacancy』(犬上すくね)読了。

これはあれですね。『孤独のグルメ』の系統ですわ。ただし食べるのは美味しいご飯ではありません。女性です!私は連載時に以下のように畫いていました。

Q、『孤独のグルメ』と『匿名の彼女たち』と『東京No Vacancy』の違いを教えて下さい。

A、全然違う作品です。

『孤独のグルメ』はおっさんが1人でふらっと飲食店に立ち寄る話。

『匿名の彼女たち』はおっさんが1人でふらっと風俗に立ち寄る話。

『東京No Vacancy』はおっさんが1人でふらっと東京出張で女性の家に立ち寄る(泊めてもらう)話。

そういうことです!

これがなかなかどうして。面白かったです。

基本的に1対1のカップリングで甘い甘いイチャイチャが得意だった犬上すくね先生の新境地でもありますな。東京に出張してホテルが満室でも女性の家に泊めてもらう…という話。サラリーマンの夢がつまっている。

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東京No Vacancy

今、東京はじめ日本の大都市は空前のホテル不足。ビジネス戦士の彼は今日もまた理不尽な成り行きで一夜の宿の当てもなし。そんな彼に手を差し伸べるのは…。出張族の全てに送る四人の美女の「ベッドのおとぎ話」。

九州に会社があるサラリーマンの主人公・山梨さんが出張で東京へやってくるも、空前のホテル不足で出張の度にホテルに止まれなくなってしまいます。しかし、偶然にも女性の家(部屋)に泊まれるラッキーチャンスが巡ってくるのであった。毎回です。

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泊まるところが無くてもヘッチャラ

ホテルが取れず飲んでたら女性が話しかけてきたでござるの巻き。

そんであれよあれよと彼女の家へ泊まることになってしまいます。よく、『とらぶる』のリトさんはラッキースケベを引き寄せる神だと言われていますが、『東京No Vacancy』の山梨さんも相当持っています。神の領域といっていいでしょう。

『孤独のグルメ』によろしく、山梨さんの(女性の)食べ歩き漫画ではあります(食べないことも有り)。それだと山梨さんがただのクソ野郎になってしまうのではないか?と疑問に思うかもしれませんが大丈夫!作者の妙かまったく山梨さんに嫌悪感を抱きません

むしろ山梨さんは出張の度に出会った女性の家にお泊りするくせに、草食系男子とも言える分類です。変わりに女性が積極的だったり天然だったりします。また、女性視点で掘り下げているので妙に納得してしまう面もあります。

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女性視点でも描かれる

基本的には山梨さん視点の後に女性視点(3夜は逆)という感じで描かれているので、どうして女性がそういう行動を取っているのかがより細部に理解できる構成となっています。

ヒロインである女性も様々。ひと夜限りのアバンチュールに燃えるOL、絵描きの夢破れた女子美大生、肉食系のやり手実業家、お金を溜めてる化粧美人のコンパニオン…といったラインナップ。全4夜ですが、サイドストーリーが豊富です。山梨さんやヒロインサイドの視点でそれぞれ一夜に奥行きを出します。

それぞれのキャラを掘り下げるからこそヤり捨てって印象は受けません。1巻では4夜、四泊しますが、ただ東京出張でそれぞれ女性の家に四泊した以上のボリュームと心理描写があります。でも、山梨さんに対しては心からシャウトしたい。羨ましい、と。

犬上すくねヒロインの真骨頂見たね

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第2夜

個人的にお気にい入りなんおは「第2夜」と「第4夜」でしょう(第4夜は超良い)。犬上すくねヒロインの真骨頂がいかんなく発揮されてました。犬上すくねヒロインの真髄とは男の理想を具現化することなり(って語れる程読み込んでるわけじゃねーけど)。なんつーの?男が喜ぶツボを完全に抑えてるっていうの。

例えば、『恋愛ディストーション(AA)』の棗にしてもまほ先生にしても、男心の琴線に触れてくるヒロインでした。ひたすらイチャイチャしてたのも手伝ってたが、男の理想が具現化したヒロインだからこそ幸福感が味わえました。男の願望全部乗せこそが犬上すくね作品におけるヒロインのキモだと個人的に思うわけです。

男の理想を具現化したヒロイン最高

そういう意味では『東京No Vacancy』の第2夜&第4夜のヒロインは見事にツボを抑えていましたね。あー、そこそこ。そこが俺たちの琴線ですわ。特に第4夜のヒロインはど真ん中でした。

これぞ付き合ってイチャイチャした&お嫁さんにしたヒロインです。

というか一夜でラブがコメってたしね。頬が緩んでしまう系です。

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ラブがコメってる

めったくそ可愛いな!

この漫画それぞれのヒロイン毎に第◯夜「東京No Vacancy」「東京 Vacancy」「東京No Vacancy after」と三話構成なんだけど、第4夜は3話全部もニヤリング展開すぎた。なんやこの娘の「可愛い力(ぢから)」は…。男心の琴線をこれでもかと鷲掴みです。しかも、直接イチャイチャするわけでなく心の機微でニヤニヤさせまくり。

うーむ。やっぱ「第4夜」が格別ですね。

とはいえ、他のエピソードもそれぞれ方向性は違うけど良い一夜であることには違いなし。それぞれのヒロインを良さが光ってます。第1夜のヒロインの所感は「一夜を共にしたい」、第2夜は「ぎゅって抱きしめてあげたい」、第3夜は「逆にらめぇって言わせてやりたい」、第4夜は「お嫁さんにしたい」…といったところです。

犬上すくね版の『孤独のグルメ』である『東京No Vacancy』はとっても美味しゅうございました。今後はどういった女性が山梨さんを一宿させてあげるのでしょうかね。先も楽しみです。まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    幸せな気分を味わえたと同時に、物語が続くということは各ヒロインの掘り下げはないんだろうなという寂しい気分に

  2. 774 より:

    ひたすら気持ち悪いマンガ。
    田舎の男が都会の女に抱いているコンプレックス丸出しで読んでて吐き気がした。
    『東京の女って男をホイホイ泊めてヤらせてくれるんでしょ?』って作者の意図が丸見えでもう痛々しいわ田舎くさいわで最悪。買って損。