『ハンター×ハンター』No.385◆警告
はやいもので『ハンター×ハンター』が再開して5週目です。
つまり、あと5週でバイバイする可能性が高いのです。半分。現在出向から8日目。
予定では3週間で人類の領海域を出て一旦補給、そこから5週間かけて新大陸(仮)に到着。その大陸は偽物の暗黒大陸。カキンの王族と渡航者はここで降りる。本当の暗黒大陸は偽物の新大陸(仮)でモラウの船に移り「十二支ん」達ハンターが少数精鋭で目指す…というもの。
まだ人類の海域すら出てない!
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No.385「警告」
そんなわけで王位継承は渡航中に済ませるなら期間は8週間しかありません。それまでに終わるのか…って、まだ出航して8日目なので7週間近くあるので余裕ですね。まだまだこれからなのかもしれんな。
8日目(日)、晩餐会当日。
ツェリードニヒは「絶」を習いテータちゃんは何かを実行する!
普通に殺る気満々なテータちゃん
殺るならば速やかにそして確実に
ツェリが「絶」を覚えるまで機会を伺ってたので、てっきりテータちゃんの念能力かなんかで完全犯罪やるのかと思ったら、普通にぶっこおす気です。No.362で「私がやるしかない…!」という決意は単純にツェリを殺害することだったのか。
いやしかし、まさか私設兵に裏切られるなんてツェリさん人望無さすぎじゃないの?上位5人(ベンジャミン、カミーラ、チョウライ、ツェリードニヒ、ツベッパ)の私設兵は忠誠心が高いってNo.374で説明されてましたからね。
上位5人の私設兵が幼少から王子の為に身を捧げる訓練を受けており、士気も忠誠心も高い。
幼少期から王子の為に尽くす訓練を受けて「士気も忠誠心」も下位王子私設兵とは違うはずなのに、第9王子ハンケンブルグの私設兵のほうが士気も忠誠心も上なんて泣ける…。ツェリの人望の無さなのか禍々しいからか。
また、「すさまじいオーラを内包している」ということなので守護霊獣と自らの念能力で生み出した念獣の同時2体召喚も大丈夫ってことなのかな。
ツェリさん人望無いのか…
そして私もすぐ後を…
綺麗な顔してるだろ?
幼少期から仕えるように訓練してきた相手を打ち抜いたんだぜ?
って、テータちゃん…なんて良い顔して殺してるんだ。ふつくしい…。No.350でクラピカがワブル王子を抱いた時の面に負けず劣らず味わいのある表情です。テータちゃんがどういう心境で「私もすぐ後を…」と撃ち抜いて澄んだ顔してるのか定かではありませんが…。
「この才能を他人の為に使える人格者であれば」ってのが泣けるね。子供の頃から王子に仕える為の訓練受けて、いつから仕えてるか知らんけどツェリは邪悪そのものだったんだもん。無理心中をはかるのもカキンの為を思ったからなのでしょうか。
せめてベンジャミンに仕えてればまた違った人生だったのだろうに…(そもそも上位5人の私設兵は国が抽選で割り当てたかも不明だが)。
もっと悲しいのは、ツェリ死なないんだもん。
ここでNo.383のセンリツの演奏と被るとは…。
センリツの演奏が同時に起きる
同時刻にセンリツの演奏
テータちゃんがツェリードニヒの眉間を撃ち抜いて倒れたところでセンリツの演奏がスピーカーを通じて流れてきました。同時進行で晩餐会をやってる、リアル進行形でカーちんとフーちんが脱出してることが伺えます。
ちょっと気になったのはセンリツの本気の演奏シーン(No.383)で、ツェリも描写されて放心状態となっていたことでしょうか。眉間を撃ち抜かれて倒れてるようには見えませんでした。
ツェリさんも普通に聴き入ってた
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どういうことだろう。
眉間の傷が演奏時に回復して聴き入っていたのか、テータちゃんが撃ち殺したという描写自体が幻を見ていたのか。さらに、私設兵に撃ち殺されたどころかツェリ本人には撃たれた自覚が無さそうな点でしょうか。
ツェリは撃たれたと思ってない?
俺の絶、銃声にも全く動じなかっただろ?
テータちゃんが銃を撃ったのは自分に向けてと思ってないのか?単純にすっとぼけてるだけの可能性も無くはないけど、どうも「絶」の修行の一環で銃声に動じないって認識のようです。むしろ最初からテータちゃんの後ろに立ってましたという感じ。
最初はカミーラ様のように「絶」で殺されてもオートで生き返る系の能力を持ってるのかと思ったけど、血も何も無くなっているのが引っかかる。カミーラ様は生き返っても撃たれた血は残ってたしね。撃たれた記憶も無い。
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No.383のセンリツの演奏を聴き入ってるのがツェリ本人で、本人は銃声でも動じなかったという「絶」の修行の一環で撃たれたと思ってないし、血もぶち巻けたものも綺麗に無かった事になってるので、現時点ではテータちゃん幻を見てたが一番あり得そうかにゃ。
いつからツェリ本人だと錯覚してた?なん…だと…?である。まあ、分からないけど。そもそもツェリ本人は「絶」状態で守護霊獣も念獣も居ない状態なので、どういった能力なのかも謎ですからね。
まず、ツェリードニヒが発砲されたことに気づいていないので、ツェリの能力ではないだろう。テータを疑っていた(嘘をついていると判断して危険視していた)のは馬念獣だけなので、念獣の能力で幻覚を見せられたと考えるのが自然か
>コメントより
テータちゃんに反応していたのは守護霊獣でした。
追記、テータちゃんのガーゼ
テータちゃんの発砲したシーンだけ顔につけてるガーゼが消えてるから幻だろうね
>コメントより
ほんまやね…。
銃で眉間撃ったシーンからセンリツの演奏まで一貫してテータちゃんのガーゼが描かれてない。冨樫先生が描き忘れってこともあるけど、ツェリ殺しの数ページだけなので意図してテータちゃんのガーゼを描かなかったっぽいすな。幻かね。
守護霊獣がテータちゃん二度目のウソを勧告
守護霊獣さん通告する
「次ニ王子ノ質問ニ偽リデ答エレバ」「オ前ハ人間デナクナル」とテータちゃんに述べる守護霊獣。喋れたんだ。ツェリ本人は自分が撃たれたという認識がなく、守護霊獣だけは認識してる。テータちゃんに偽ったな!これで最後だぞ!って。
テータちゃんに幻を見せた(?)のは守護霊獣の仕業でいいのかな?でも「絶」状態で消えてたしなぁ。その前からマーキングとして頬に傷をつけてたのがそういう効果に繋がったのでしょうか?うーむ、何も分からん。
とりあえず分かるのは、ツェリは撃たれた認識無し。守護霊獣はテータちゃんが二度目のウソをかました認識。幻覚を見せてた(?)のも守護霊獣っぽいが「絶」で消えてた。
ツェリの守護霊獣の能力
ツェリの守護霊獣の能力推測
◇ツェリの念獣の能力が少し明かされた。
王子に嘘をついた者は、一度目は傷、二度目は言葉で警告され、三度目に「人間ではない」何かに作り替えられて王子の手駒にされる。>コメントより
まず確定事項としてウソをついた相手に一度目はマーキングし、二度目に警告し、三度目に人間でない何かに変えられる。けっこう手順面倒くさいな。三度もウソつかせるってかなり難易度高いですよね。
「制約が厳しい程、爆発的な威力」「条件付きの念は掛け算」で強さが何倍にもなるとはクラピカの師匠イズナビの言葉である。ツェリの守護霊獣の能力は3度もウソつかせる(2度目に警告までする)って、まさに超厳しい制約そのものです。人間で無い姿に変えられたら(ツェリにとって)恩威で規格外の化け物になりそう。
テータちゃんはもう二度もウソついちゃったので、化け物になってしまうのは規定路線でしょうか。テータちゃん…(´・ω・`)
あと、この守護霊獣は自動でツェリを守っているのかな。ゴキブリ探索を妨害し、今回は(おそらく)王子に危害を加える者に幻を見せるていた感じでした。なかなか有能な守護霊獣かもしれんな。
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時刻が気になりました
383話 / 385話
今回、時計のカットがあって時刻を主張してるようでもあったので気になった。だって、8日目の日曜なのは分かる。晩餐会のセンリツの演奏と同時に起きてたのでしょう。
でもさ、晩餐会って20時開始でサレサレの欠席を知ってそれを踏まえてセンリツは「計画実行まであと90分」と言ってたよね。つまり、センリツが演奏してカーちんとフーちんが脱出してる時刻は21時30分ぐらいのはずでは…?
単純に晩餐会のプログラムが早く進んでセンリツが演奏した時刻が21時前後になっただけかもしれませんが…。やたらと21時前後でテータちゃんがツェリを撃ったと主張しているようで気になりました。
ツェリはセンリツの演奏自覚無し?
ツェリさんセンリツの演奏記憶無し?
ツェリはセンリツの演奏を聴いてたよな
No.383に聴いてるコマがある
それなのに演奏を覚えてないのは記憶が飛んでるのか?>コメントより
No.383ではセンリツの演奏で放心してる姿が確認できます。
で、「時間が飛んでる?」と私設兵に聞いて美しい風景が目の前に広がって全く動けなかったと教えられております。「元々サレサレのクソラップを放送する予定だったやつだよな?」と。
死して尚、ネタを提供したサレサレさんも凄いが、ツェリはセンリツの演奏を聴いて美しい風景が目の前に広がったことを知らない様子です。383話の描写は何だったんだ?もしかして本当にテータちゃんに撃たれて死んでた?
謎すぎる。単純に「絶」に集中してたから曖昧なだけかもしれんが。
コメント
メタ視点だとすでに死なないカウンタータイプが出てるから
ツェリがカウンタータイプで死を免れたってことはなさそうかなぁ
念獣の能力だとしたらマーキングした対象から危害を加えられなくなるとか?
だとマーキングのために1回嘘つかせる程度の制約じゃ緩すぎる気もする
テータがツェリを殺ろうと機をうかがってる場面は非常にハラハラしました
想像できる展開だったけどサスペンス感がよく出てる
最後のテータとサルコフの会話も心の機微がリアルに感じられて良かった
テータちゃんの発砲したシーンだけ顔につけてるガーゼが消えてるから幻だろうね
気づかんかった……
今までけっこう描き忘れてるコマがあったのが、どういう意味かと気にはなってたんだが、ここに来てカモフラージュとして使うとはなぁ。
してやられたわ。
失敗するのは分かってたけど……
ここまで訳が分からん状況になるとはね
まあ、とりあえずテータちゃんは人間じゃない姿にされるのはもう確定だろうな
読者にツェリの霊獣の能力を教える為にも
果たしてどんな化け物になるのか
ツェリさんの念獣の能力は三回ウソついた人を人でなくする、ならば銃撃回避した現実改変?、はツェリ自身の念能力じゃ無いとおかしい、でもいくらなんでもツェリさんもう発習得してるのは早すぎる気がする…。しかし念獣にしろツェリ自身の能力にしろ絶修行中なんだから念で回避したと言うのはおかしい。うーん、考えられる可能性は、念以外の催眠術、幻影等による銃撃回避か、テータちゃんが気づいて居なかった全く別の第三者の介入による回避か、ホントにツェリさん死んで、死後の念による何らかのチート発動による回避?、の3つかな…。この中では、やっぱ3つ目死後の念発動の気がするな…
ツェリの発は念獣だから、念獣という言葉を使うとちょっとややこしいな
でも、別におかしくないと思うよ
だってハルケンという前例があるじゃん
あいつも一瞬で発習得してたでしょ
カキンの王族に、普通の念能力者の常識は通用しないと思っていいだろう
ネオンみたいに、ツェリ本人が無自覚で発を発動させててもおかしくない
テータちゃんが意図的(多分)に凝を教えてないから、自分の念獣が見えてない
霊獣は凝を覚えても見えない設定だけど
マーキングしてたのが絶状態でも発動する念ってことだろーな。
死後の念だって絶状態で発動してる念能力なわけだし、不思議はないよ。
嘘つく女が嫌いで解体してたヤツだし。
ラストのサルコフとやり取りしてる時のテータちゃんかわいいし
死なないで欲しいが……王子達はもう諦めてるがテータちゃんだけはどうかお願いします冨樫義先生
あと「どうだいテータちゃん」ってドヤってるツェリが結構かわいい
テータの「後を追う」ってとこ読んでなんかぐっときた
ずっと昔から見守ってきた自分の主がその圧倒的な才覚を悪にしか使うことがないっていう切なさというか
王子がいつか更生してくれるってことを期待していた時期もあったのかもなあ
もうどうしようもないけど
ツェリードニヒは守護霊獣だけじゃなく念獣も使うのかよと思ってたら今度は化け物も増やすのか
これほっとくと他の王子の手駒が減ってく中でツェリだけ大量の化け物従えてるって展開になっちゃうんじゃね?
ツェリードニヒって見た目はキリストみたいだし念獣には666の数字がついてるし裏切者は人でないものに変えて死ぬよりひどい目に遭わせるとかなんかいろいろと意味深だな
テータの精神世界はツェリの手中にあり
たまたまテータが発砲するときに、
たまたまセンリツが演奏を始めて、
たまたまツェリが演奏に反応して、
絶が解除されて守護獣が発動したと読んでました。NO.383のツェリの描写はその一瞬の反応じゃないかと。ツェリの絶スキルの未熟さと、センリツの能力が高かったという皮肉でしょうか。
「たまたま」が続いたのは王子が持つ運なのか、はたまた固有の念能力なのかは分かりませんが。
上位王子たち強すぎ。
旅団で一番強い団長ですら
勝てるの?って思う。
センリツの能力は癒し系。つまり、聴いたものの最上の願望を見せる、としたら、テータちゃんの願望=ツェリドーニヒの殺害なわけだから、幻としての殺害(テータの主観)とツェリドーニヒがそれに気づいてないことは矛盾しない。念能力に左右されない守護念獣はテータの殺意が分かっているから警告を出した。ガーゼがないのもテータちゃんの願望の世界だからそうなるわな。
すべてセンリツの幻なら護衛が発砲音を聴いたのとツェリが背後にいたことの説明がつかない。そもそもセンリツが願望をみせる能力なら383話のような自然の風景を聴き手全員が共有しているような描写にはならない。センリツの演奏以外で何かしら起こったのは確実。
ガーゼは意図的に消されてそうだがモレナの傷を描き忘れていたこともある。
ベンジャミン「みんな念獣が守ってくれていいよな。オレのなんて銃弾止めてくれなかったぜ」
嘘を本当にしちゃう能力かなあ
念獣の仕業としても水見式の雰囲気だと『幻惑を見せる』なんて生易しい能力とは思えない。守護霊獣と被るけど、死体を繋ぎ合わせて新たな生命を生み出すことくらいできそう。
人間でない何かに変えられる。
呪術廻戦の順平を思い出す。
6周目だっけ?
確か381話から始まったから5話目じゃないか
嘘を2度も許して殺そうとしたのも許容するだけだとちょっと無防備過ぎだし
最初に傷つけた時点で攻撃しようとしたら幻覚見せる効果があったのかな
傷つけると同時に寄生する形ならテータちゃん自身のオーラを使うか付与したオーラで能力発動ってので絶状態で能力発動する理由になる
クラピカの他人につけたジャッジメントチェーンやイルカとかも多分本人が絶状態でも消えないよね
気絶中にクロロに刺した鎖が消えなかったし
刺した後なら距離がどれだけ離れてもエンペラ解除しても効果あるからクラピカの制御離れてるだろうし
まあなんにせよ、これでクラピカとツェリに繋りができるね。
長かったなあ
センリツがツェリの心音聞いてガクブルの光景が浮かぶw
月曜になったので、答え合わせ的にどうなったかを見ていきたい。
No.386「仮説」では、前回分だけでなく、晩餐会の日に起きたいろいろを検証している。
つまり、No.382のハルケンブルグ念能力覚醒、No.383のカチョウフウゲツ脱出失敗、No.385のツェリードニヒ銃撃失敗、およびクラピカによる念教室の続きが語られている。
□テータはツェリを銃撃できていなかった。テータの見たツェリの死亡シーンは幻。この幻が誰の能力によるものかは不明。
□センリツとカチョウフウゲツは司法局に呼び出され、取り調べ、あるいは事情聴取を受けている。
ここでわかることとして、
▶︎センリツは脱出計画との関与を疑われて取調室内に拘束されているが、キーニの遺書の他には特に経緯を示すものがなく、継承戦を妨害した罪などを問われる事もなさそうだ。
▶︎カチョウ・フウゲツも、自室ではなく司法局に居るとのこと。
▶︎司法局の担当者(メガネ)は、センリツが当初疑っていたような「クロ」ではないらしい。
誰かに操作されている可能性が完全に消えたわけではないとはいえ、現時点ではこのメガネはカチョウ・フウゲツ王子の安全確保と時間稼ぎに協力してくれているようだ。
▶︎センリツの能力に興味を示し招致しようといている王子は、ツェリだけではなく複数居る。
▶︎カチョウ・フウゲツは脱出艇に乗らなかったことになっている。
▶︎カチョウの乗った脱出艇は発見されていない。
▶︎カチョウ念獣が、フウゲツだけでなく他の人間からも見えている。少なくとも念能力者でなければ入れ替わったこともわからないため、現時点でカチョウの死は誰にも知られていないことになる。
□ハルケンブルグ、自分の念能力の効果について確認実験を行う。
ハルケンの部下(スミドリ)に体を乗っ取られた第一王子私設兵(シカク)を自死させ、残ったスミドリの体に誰の人格が現れるか、を検証。
▶︎もしスミドリだった場合は、シカクの人格は消えていて、スミドリの人格だけが肉体の間を行ったり来たりしたことになる。
▶︎もしシカクだった場合、スミドリとシカクが入れ替わっていたことになり、シカクの肉体と共にスミドリの人格が消える。
□ハルケンブルグは、念に詳しい人物の協力が必要だと思っている。
クラピカやオイトが当初予定していた、ハルケンブルグとの接触に成功するのだろうか?
□クラピカの念教室、水見式による系統判別を一人ずつ行う
普通の人間が一週間で水見式に十分なほどのオーラは出せないため、これは監視の目のない所で、一人ずつに急速な「念能力開発」を行うための方便と思われる。
どういう方法で念能力を開花させるのかは不明。
いままで作品中で語られたものとして、1,念による攻撃、2,ウィングがゴンとキルアにやったような強制的に精穴を開く方法、3,クラピカのイルカの副作用、がある。
□1007号室からのオーラの鳴動
特に団結の儀式などを行った訳でもないのに、鳴動が起きている。
クラピカによると「放出系の能力を使った時に多く起きる現象」とのこと。
□テータが休んでいる間、ツェリに念能力を教えるのはサルコフが担当している。
ツェリがテータの嘘を知っていて、しかもテータに好意的な興味を示すようになっている。
銃撃を回避・不問としたのが王子自身の意思と能力だった可能性もある訳だ。
晩餐会のあと、明らかに脱出艇がひとつなくなっているんだが、探索されなかったのか?という疑問はあるな
1層の人員が誰も減ってないので、誰も乗らなかったということで放置されたということか
カチョウフウゲツは「脱出艇には乗らなかった」とうまく答えたようだな
しかし、カチョウ念獣が完璧にカチョウと入れ替わるとは思わなかった
念能力の判別に長けた第一王子私設兵から見て、あのカチョウはどう見えるんだろうか
司法局、いつも同じ担当者だな
水見式の最初の挑戦者に、ラジオラス(フウゲツの従者)が選ばれてたんだが、現時点でラジオラスが本当に水見式ができるほど念が使えるわけではない、ということなんだろうな
バビマイナの心の声によれば、ラジオラスが水見式に成功すれば、念教室の信憑性が上がり、他の参加者の意欲も高まる、ということのようだ
だが、何か特殊な方法をラジオラスにほどこしたのが本人にわかったり、あるいは水見式から帰ってきたラジオラスが急にオーラの量が増えていたら、念教室よりもクラピカが何かしたせいで念が使えるようになったことがバレバレだと思うんだが、そのあたりはどうなんだろうか
フウゲツの周囲に念能力者が増えることは、フウゲツの生存確率を上げることになるんだが、しかしラジオラスが念で銃弾を防いだりするようなシーンは想像しづらいな
フウゲツ自身なら念の素質が高いだろうし、念を習えば早く強力になる気がするんだが、フウゲツはこのまま最後まで念を知らずに守られつづけるお姫様的な役まわりなんだろうか
具現化された物体は、念能力者でも判別する事はほぼ不可能だぞ
コルトピのコピーを、クラピカ達は見抜けなかったじゃん(緋の目ね)
キルアも本物のビルを見抜けてない
つまり、何が言いたいかというと、カーちんの霊獣が具現化しただろうあれは念能力者でも見破れない
本物のカーちんの死体が発見されない限りバレないだろう
カストロがバレたのは、カストロが間抜けだったから
怪我してるのに綺麗な分身を具現化したらそりゃバレるわ
いや、単純にフウゲツがピンチになった際に「念能力を使ってくる」のでバレるだろう
カチョウ念獣はフウゲツを守るために居るので、念を使わないはずがない
念が使える人間なら、使えないフリをしていてもヒュリコフが見破るんだろう
だが念獣の場合はどうなんだ?という疑問だな
あのカチョウ念獣がカチョウに完璧に擬態したとしても、それは「念が使えないカチョウ」になっているのか、それとも「もしもカチョウが念が使えて、それを隠しているとしたらこうなるだろう」という姿になっているのか、という、なかなかに微妙なところなわけだ
別にカチョウの霊獣が擬態してるやつが念能力を使っても不思議じゃないだろう
突然念能力が目覚めるなんて、カキン王族には普通にある事だしね
ハルケンブルグとかがそうじゃないか
突然、というが、何の兆候もなしに使えるようになるヤツは王子にも居ないぞ
ツェリでも指南役が居て一週間かけて、まだ使える状態とは言い難い
また、突然覚醒したように見えるハルケンブルグでも、念獣の「印」がついた時点で半覚醒しているので、念能力発言の過程が十分に観測されていたのを見落としてはいかんな
多分、霊獣が憑いた時点で王子達は全員が半覚醒状態なんだと思う
確証はないけど
その方が継承戦の意味があるし
どの王子にも勝算がないと公平じゃない
その勝算が念能力なんだろう
霊獣の能力だけで勝てる戦いじゃないし
ベンジャミンも、当然のようにハルケンブルグの能力を奪えと言ってる
だから、継承戦の事を知ってる奴らならカチョウが念に目覚めてもおかしくないと思ってる可能性がある
念を使っただけで偽物とバレるとはまだ分からないんじゃないかな
それは無いな。
初日からツェリが半覚醒してれば、さすがにテータが気づくだろう。
ハンターが護衛してる下位王子も同様だ。ビスケがマラヤーム王子の様子を見落とすとも思えない。円を張ってるキーニや、鋭敏な感覚を持つセンリツがカチョウのオーラが急に変化したのを見落とすわけもないだろう。
これは各部屋に配属された第一王子私設兵にも言える。王子の監視が任務なのに、そこを見ないはずはない。
念能力の必要性を自覚して、自分が習得するなり、使える部下を増やすなり対策を立てる、という能力が「王の資質」なので、念というものを知ってからどうするか、を問われてる訳だな。
フウゲツは年齢は不明だが中学生程度に思える
幼いというだけでなく、念を知らない王子の代表、として描かれているんだろう
フウゲツはモモゼと同様、姉妹の中でも扱いに格差があるため母である王妃の援護がなく、ハンターの護衛も付けてもらえず、念について知る機会もなかったという、継承戦では相当不利な状況から始まっている
カチョウが単純に死去したのなら、ハンターの護衛が回ってきて念について知ることもできたのだろうが、カチョウが死んでないことになっている現在、状況は変わっていない
このため、今後も同じ状況が続くとしたら、フウゲツは全王子の中で唯一、念というものについて知らないままになってしまうところだった
ここで、念教室に派遣されたラジオラスとイラルディアの従者二人が、果たしてどのくらい念についての影響をフウゲツに及ぼすのか、がフウゲツの今後にモロに影響するわけなんだが、話はこれから、というところだな
バビマイナとヒュリコフ、解説役が定着したな
解説がないとクラピカの戦略がよくわからないので、必要な役回りだ
しかしけっこう話が進んでる気がしたが、まだ一週間なんだな
航海は8週間ほどあるので、バビマナイナの言う「まだ一週間」は常識的な判断なんだろうが、実際には時間が経つほど念能力者が増える
つまりは下位王子の力が増えてくるわけで、いま優勢な第一王子にとって、そんなにのんびりしてられる状況でもないと思う
拙速は巧遅に勝るの典型で、後になって、継承戦の開始早々に皆殺しにしておくのが最善だった、と思うんじゃないだろうか
対念能力者を想定して、各個撃破を主な戦略にしている第一王子に欠けている視点としては、「贄」をフル活用できる能力が強い状況だ、というのがあるな。
この意味では、もし船内放送などを活用して、ハルケンブルグの賛同者が船内でどんどん増えるような状況になれば、そっちが圧勝してしまうことも考えられる。
王子以外では、モレナとその一派が条件に非常に合う能力だ。
極論で言えば、船の乗員全員を殺してLv200,000に達したモレナ、なんて想像するだに恐ろしい。
モレナの能力ってレベル上限ないのか?
100が最高レベルだと思ってた
人を殺すほどオーラの総量、威力が増す能力だぞ
Lv100は、感染者が独自の感染集団を作れるようになる能力を得るレベル、というだけで、もともとモレナについては適用されない。
感染者でもLv100で頭打ちという記述は特にないので、単純に殺すほど強化される、という意味だろうな
そうなのかな……
ま、その可能性も否定できないか
でも絶対そうだとも言えない
無制限だと強すぎるし
また追加の説明があるだろうし、それまで待つしかないか
お前なぁ、意味のないコメントしてんじゃねぇよ
そこは、わざわざそんな能力を作者が出したのはなぜか?を考えるところだろうが
こういう、物語が読めないヤツいるよな
なんでもかんでも地の文で説明されないとわからないのでは、それはもう物語ではなく「説明書」だ
自分が何を読んでるのかわかってないんだろう
フィンクスの腕100万回回したらどうなるの、と似た想像だな
考えつく限りの「最強」念能力を並べて、さあバトルロイヤルだ、というのが継承戦だからな
当然そういうキャラも出すだろう
この意味では、よくラノベ主人公にあるような「何でも無効にできる念能力」はありえるのか、のハンター世界での例がリハンのプレデター、ということになる
虚実を混ぜた情報戦には弱く、また単純な強化系には無力だ、という設定があの世界のリアリティなんだろうな
さらっと書かれてるので見落としがちだと思うんだが、現時点でモレナLv.45って相当殺してるな
現実世界の連続殺人鬼でも、44人も殺せたやつは相当少ないんだが、あのキリスト風のけだるそうな見た目と違って、中身は殺る気まんまんなんだろう
継承戦ではクラピカや念獣の影響で、いま念能力者が増えてるわけだが、これはモレナから見るとポイント10倍セールみたいなもんだろうな
テータの頰の「印」が描かれてないな
また書き忘れなのか、それともまた何か意味があるのか
絆創膏のあるなしもそうだが、
傷とか肌荒れのようなものは省略されるルールでもあるんだろうか?
気になるが、大した意味がないようにも思えて微妙だ
微妙と言えば、ツェリの念獣による警告も具体的に考えると謎だな
念獣を見ることができるのは念能力者だけなんだが、念が使えないものがあの警告をなされた場合、いきなり空中から警告の声が聞こえてくる、ということになるんだろうか?
周囲が騒がしいなどの理由で警告が聞こえない場合、あの警告は有効なんだろうか?
対象者の耳が聞こえない場合は?
センリツの能力みたいに耳栓で防げてしまうようだと簡単に無効化されてしまうなぁ
「印」が併用されているから、それが見えれば警告は有効ってことなんだろうか
とは言え、「説明」系統の制約はどれも、その説明を相手が理解しなくてもいいのか?という素朴な疑問があるところだ
まず、人が相手でないと使えなくなってしまう
相手が暗黒大陸の生物で、その生物の言葉を覚えて警告しなければならない、とかだと事実上無効だな
クラピカが水見式やってたんだが、特質系だといいつつも特別な結果ではなく、水の色が変わる放出系と、葉が動く操作系を両方やったものだったな
たぶんエンペラータイムの時は全ての系統を操れるため、水見式でも好きな結果を出せるんだろう
しかし、あれは念に詳しいものから見て、特質系に見えるんだろうか?
ヒュリコフがあっさり納得してたから、特に疑われてはいないんだろう
そういえば、あの水見式って心源流に独自に伝わるものだったよな
カキンの念使いは水見式を知らないんじゃないか?