『君は008』167話:あなたの名前
『君は008』の城戸あやめちゃん可愛すぎ問題!
いかん。あまりの可愛さに緩んだ頬がなかなか元に戻りませんでした。悶絶ものの破壊力を発揮しておりました。
もともと美羽としぐれさんをフュージョンさせたような「可愛い+えちえち」のメガ盛りでしたけど、よくぞここまで(乙女に)成長したものだと感慨深いです。
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『君は008』城戸あやめ
城戸あやめ
1話
城戸あやめ | |
所属 | 中野高校1年生(エージェントの資格を持ち) |
コードネーム | 103(ヒトマルサン) |
性格 | クールビューティに見せかけたポンコツ |
苦手 | お色気授業 |
得意 | 剣術、裁縫 |
出生 | 刺客の一族だったが母と死別して諜報員機関に引き取られた |
下着 |
『君は008』のメインヒロインとして登場した城戸あやめは、最初は冷酷無慈悲なクールビューティなんだなって感じでした。ジト目が似合い、あまり感情を表に出す事がないタイプかなと。
ところがどっこい!
話が進むにつれて彼女のポンコツっぷり(褒め言葉)と乙女としての「可愛い力(ぢから)」がどんどん発揮されていき魅力ウェポンをどんどん開花させていくのです。心の琴線を鷲掴みにされてしまう。
ちょっと城戸あやめの可愛いポイントを紹介しましょう。
お色気が苦手
中野高校入学時からエージェントの資格を持ち、戦闘力も諜報員としての資質もかなりのレベルでした。まさに完璧な美少女といった第一印象。しかし彼女はお色気が苦手だったのです。歩くお色気だったのに!
あの娘は…城戸あやめは、他のほとんどの科目は得意なのだけど…このお色気関連だけは、前から絶望的なのです。(18話)
城戸あやめ…「お色気 ×」
この苦手があるってのは完璧よりも親しみやすさを生みますからね。ほら、『ときメモ』だって完璧な藤崎詩織よりも、勉強も運動も並の虹野沙希のほうが人気だったりするじゃないですか。あれと一緒!
むしろこのお色気が苦手ってのがとんでもない萌えポイントにもなっています。
7話
常にお色気を振りまいてるエチエチな恰好やサービスシーンが多い中で、エイトにスカートの中や裸体を見られると恥じらい抜群の反応するのです。まさに初心そのもの。
普段の恰好やバディはエロスを具現化させたような娘なのに実は初心というギャップよ。ハレンチはダメと言ってて一番ハレンチなとらぶるの古手川唯みたいなキャラですよ。いやそれとは大分違う名。失礼しました。
他にも諜報員としての能力の高さの一方で裁縫や掃除などが得意で好きって家庭的な一面の幅もグッドなのです。
つまり城戸あやめの魅力はギャップ萌えにあり!
- 完璧美少女なのにポンコツ
- えちえちなのに初心
- 凄い諜報員なのに家庭的
そして何よりもラブコメヒロインとして凄く可愛い事に尽きる。
大正義ヒロイン
『君は008』は諜報員をテーマにした「努力・友情・勝利」が満載の成長物語で非常に熱いのですけど、ラブコメとして見ても非常に熱いのがミソ。城戸あやめちゃんもヒロインとしてどんどん覚醒していきます。
3話
出会いから「気になるアイツ」になって意識するまでの流れが実に素晴らしい。最初に赤面(2分デレ)したのはエイトのボタンが取れてたのを裁縫して直して上げた時。
裁縫を褒められてここまで無表情だったのが「かぁ…」ですよ。後ろをプイっと向いて恥ずかしそうに「戦闘能力以外で…褒められたのはじめだったから…」(←悶える)。
これがきっかけで少しずつエイトを意識するようになっていく様子が微笑ましい。可愛らしい。年相応なファインプレーを随所に見せていきます。
17話
はい!可愛い!
「そわそわモード」になったり、乙女反応をしてドキドキしたり、可愛すぎる赤面を披露するなど、エイトが気になって仕方ない様子がどんどん描かれていきます。これがめちゃくちゃ可愛いのです。
そしてエイトとチームを組んでいき絆…というかデレ度はどんどん上昇していくのです。熱いバトルや友情も良いけど城戸さんのラブのコメりっぷりは神の領域です。
「間」が入るデレが可愛い
167話
話が進むにつれてエイトに関する好感度が上がっていきデレまくってるけど、変わらない可愛い動作というのもある。それが「間」です。
今回の4顔変化も芸術的な可愛さを叩き出してましたけど、城戸さんってこの「間」が可愛さをより増し増しにしてるんですよね。
これは最初の照れの3話にも通じるけど、「無表情もしくは平常顔」→「赤面」でワンテンポずらしての照れ顔が破壊力を上げてズッキューンと読者を打ち抜いてくる。
で、良いラブコメっぷりや反応で盤石な正ヒロインっぷりを見せてますけど城戸さんの魅力は乙女反応や赤面だけでなく「やきもち」が上げられる。
やきもち焼き
165話
はい!可愛い!!
城戸さんが最大の可愛い記録を叩き出すのは「やきもち」を焼いてるところです。サンデー読者の約7割はやきもち焼きのヒロインが好きですからね。城戸さんも正月でもないのにしょっちゅう餅を焼きます。
ただね、よくやきもち焼くけど美味しさは違った。最も城戸さんをぷっくーと美味しく焼き上げてたオーブントースターはルルスでした。やはりね。城戸さんにヤキモチを焼かせる相手はルルスじゃないと美味しく焼けないと思ってましたもん。
しかし、最近ピックアップされた山田洋子さんはルルス以上に加熱して、城戸あやめ餅を過去最高に焼き上げる事に成功したのです。ジト目や面白く無さそうな顔を超え、ゴゴゴゴまでいきましたからね。綺麗にぷくっと膨らませ、餅の旨味を最大限に発揮したのです。山田さん良い仕事しました。
悩める城戸さん
166話
山田オーブントースターのおかげで、美味しく餅が焼き上がりましたけど、城戸さんは恋の悩みをするのでした。それが山田さんが気軽に「エイト君」と呼んでること。
同じヤキモチ焼かせ要員だったルルスは「エイト」と呼び捨てでも特に気にもしなかったのに、山田さんが自然に下の名前で呼んでることはものすごく引っかかっているのです。コタンを腹話術で使って自問自答までして…。
自分も「赤石君」でなく「エイト君」と呼びたいのは明らかです。
余談であるが、城戸さんといえば「はいてない疑惑」が濃厚でしたが、就寝時はふんどしであることが確認できます。しぐれさんと同じじゃったか!
ドキドキの名前呼び
167話
そんなこんなで城戸さんがエイトを下の名前で呼ぶようになるって名前の変化が起きるのです。これがね。いいんだ。
この手の名前呼びの変化ってのはラブコメでも極上のエピソードですからね。2人の距離が縮んだのが手に取るように分かるというか。ちゃんと進展してるんだなぁって分かるというか。
城戸さんも100点満点中で1000000点を叩き出してました。戸惑い緊張する様子がこそばゆくも眩しい。
上手く呼べずに誤魔化して赤面する破壊力もなかなかどうしてよ。可愛い。ぽんこつ不器用(褒め言葉)っぷりがいかんなく発揮されて自然と頬がニヤニヤ緩んでしまいます。それで勇気を出して呼んだ姿は感動もひとしおです。
この漫画のテーマとして「正義の心と正義の力との差を『勇気』」と呼ぶというのが一貫してありましたけど、それに通じるものがある。あやめちゃんの勇気にグッときます。あえて言えば「好きの心と好きの力の差も勇気」…いや「可愛い」って言うんですよ。なぜなら可愛いは正義だから。まる。
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コメント
しぐれどん×兼ちゃんで10巻ぐらいのスピンオフが読みたかったな