『クロスアカウント』(#28 現実×2人)
『クロスアカウント』が終わってしまった…。
個人的に同級生の真麻のほうを応援していたんだが、やはりメインヒロインの壁は超えられなかったか…。思った以上にメインヒロイン超えを果たすのは難しいものです。だけど、真麻さん…安心してくれ!きみの無念は『ゆらぎ荘の幽奈さん』の雲雀ちゃんが晴らすから!
「お前にゃ無理だ」と、スラムダンクの牧の声が聞こえた気がしましたが、きっと気のせいでしょう。それにしても、アニメ化も決まった『ゆらぎ荘』があるし、ジャンプでラブコメの共存共栄は本当にハードルが高いんだなって改めて思いましたね。
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『ニセコイ』が、『鏡の国の針栖川』『パジャマな彼女』『恋染紅葉』『i-ショウジョ』とのバトルロイヤルの果てに生き残ったのと同じく、これで『ゆらぎ荘』は『ラブラッシュ!』『クロスアカウント』を滅ぼしたのか…。
弱肉強食なので仕ないっちゃ仕方ないけどさ…。やっぱジャンプでラブコメが共存する姿が見たい。それは不可能と歴史が証明してきました。だ・け・ど!いまはそうでもない。我々はジャンプ誌面で新たな歴史を見ているのです。それが『ぼくたちは勉強ができない』である。
見事に両者が共存している!こんな素晴らしいことはない!
『ぼくたちは勉強ができない』の奇跡!
『ぼくたちは勉強ができない』新キャラ・桐須美春さん
なるほど!年上なのに妹キャラか!
桐須真冬先生の妹さん。二字熟語の使い手の姉に対して四字熟語を頻繁に使用します。
なんで「真冬」の妹が「美春」なのだろうか。それぞれ冬に生まれた、春に生まれたという理由なのだろうか。「秋」と「夏」はいないのかよ!と思ったり。三字熟語と五字熟語の姉妹がいるのではないか、本当は桐須4姉妹なのではないか…と、いろいろと勘ぐってしまう桐須姉妹。
第5の矢・あしゅみ先輩が放たれたから、それほど時間が経っていないような気もしますが、畳みかけるように第6の矢を放つのは勢いを感じますね。こんなに増やして捌き切れるのかと心配してしまいますけど。
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で、この美春さん。
成幸と真冬姉さまが生徒と教師でありながら、半同棲中の禁断の恋人同士と勘違いして、「姉さまをまっとうな道に戻してみせます」と決意するのです。その手段というのがすごい。
この殿方を私の溢れる色気で誘惑し…
姉さまを忘れさせなくてはっ!!
お姉さまが心配だからこそ自分の色香で誘惑。
なるほどな…って、ちょっと待てと。冷静に考えるとちょっとおかしいぞ…。ご都合主義に慣れすぎてて「さもありなん」と普通に受け入れそうになったけど、なんか色々とおかしいだろコレ…。
「教師と生徒で恋人など言語道断」 ←分かる
「姉さまをまっとうな道へ戻さねば」 ←うんうん
「色香で成幸を誘惑して姉さまを忘れさせる」 ←あれぇー?
ものすごい思考回路ですね。
美春さんの頭の中は一体どうなっているのでしょうか。
姉さま大好きで心配なのは分かるが、そのために自分が成幸を誘惑するって何考えてんだよ(笑顔)!あい分かった。この娘あれだ。チョロインだ。
登場してすぐ読者にまるわかりな「お安さ」が見えます。ほら、あしゅみん先輩にしても桐須先生にしても、これからどうやって攻略するのかって思えるような、ある程度の「お高さ」があるじゃん。そこいくと、美春さんの攻略難易度の低さは一目で分かります。可愛い。
いいね!新キャラの妹さん!
美春さん可愛い
妹さん
なにがいいって、色仕掛け(小学生レベル)を出しといて、ほとんど相手にされずに逆に自分が恥ずかしがるのが実に素晴らしですね。可愛い。
また、色仕掛けのレベルの低さも良い(教科書は少女漫画)。前回、同棲想像シーンじゃ、お風呂場でイケナイ関係で頭の中がえっちな子なのかと思ったら…。今回はてんでお子ちゃまなんだもん。それはそれ、これはこれである。羞恥心と貞操観念がご都合主義の塊みたいなヒロインです(褒めてます)。
そして最大のツボだったのはひとりよがりっぷりでしょう。当然のように見事な自爆っぷりを披露します。チャオズもビックリの自爆しておいて何の成果も無いってんだから恐れ入った。
美春さんは、ときめきメモリアルで例えると、出される選択肢を全部間違えても卒業式に伝説の樹の下に呼び出してきそうなイージーさを感じますね。なんもしてないけど気づいたらフラグが満了期を迎えてしまうようなな。
今後の美春さんにご期待ください
次は必ずお姉さまを救ってみせます!
(意訳、次の色仕掛けで堕とすから)
今回のところは美春さんの負けにしといてくれました(←何と戦ったんだろ?)。しかし、リベンジ宣言してましたからね。つまり、次も成幸に色仕掛けをしてひとりよがりで自爆するということか!非常に楽しみですね。
どうせ、なんもしないで勝手に堕ちるんでしょうから、この「お安さ」を活かして欲しいものです。すでに『ぼく勉』の三大ヒロインは膠着状態になっており、うるか&リズりんは、ときメモでいえば最後の週でデートした方が伝説の樹へGO状態ですからね。
友好度も好感度もMAXで、あとは終盤で爆弾が爆発するのを待つ状態ですしおすし。文系は2人の事情を知ってて親友だから動けない。ゆえに3大ヒロインは均衡を保っている。しかし、ここで何の関係もない美春さんがかき乱せば…やべー!想像しただけでオラ、ワクワクして来たぞ。
美春さんには、桐須先生もあしゅみん先輩も出来なかった3大ヒロインをかき回す役目を期待したいです。うるかをさらに可愛く輝かせるためのダシ汁になれる!まる。
ぼくたちは勉強ができない 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2018-02-02)
ぼくたちは勉強ができない 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-12-04)
コメント
美春さん、僕には何故か、バカテスに出てきた、レズっ子の清水さんを思い出す…
タイプ全く違うのにw
でもこのまま、成幸に惚れるのは、なんか安直すぎて怖いです。この作品は、恋愛を主軸にしてないから、ただのハーレムとは違う気がします
ときメモ…2で同時攻略可能なヒロイン全員の好感度上げまくって、ラスト月にデートした子のエンディングを見れる状態なデータ作ったのを思い出します
それは同時に、ほぼ全員に起爆寸前の爆弾が付いてる状態でもありますが
好感度の横並びが著しいとウワサのぼく勉も、全員が起爆寸前なのかも…
勉強はそもそも主人公が惚れているヒロインがいない時点で恋愛パートしかないスポーツ漫画みたいな感じ
と言ってしまえばそういう漫画は結構ある気がするけど、あくまで成幸が受験に一生懸命なところがしっかり描かれてるからいいんだろうな
姉が貴重な尻要因なので
妹さんにもお願いしたい
いやしかし…
わきしりと来てるから…
次はふとももか!
私はそれでも一向に構わん!
姉妹揃ってポンコツ…
そしてヒロインたちの中で唯一家族が一人も出ていないのが師匠だけ
師匠は、父親の存在が明らかになってるし、今後の連載で絶対出るでしょうから大丈夫大丈夫
今回一番注目すべきところは
当たり前のように缶切りの場所を問い、当たり前のように答える先生の成幸の夫婦感と思うオレ
座ってるときの腹から股までのラインがとてもいい
僕勉も同じ6inの腹ペコマリーというラブコメ枠と競り勝った作品(マリーは勝手に迷走したあげく自爆した気もしますが…
コメントするのが今更すぎるんですが伝説の木の下云々のとこでクソ笑いました