じぽかくだー!
ジャンプ+で絶賛連載中の『悪魔のメムメムちゃん』1巻が発売されました。
男ならば誰もが夢見るシチュエーションといえば淫魔がやってくることではないでしょうか。綺麗なお姉さん淫魔に色々と搾り取られたい!魂ぐらい差し出してやるわ!
先日紹介したとなりのヤングジャンプでやってる『憂鬱くんとサキュバスさん』なんかも超ド級の淫魔さんでした。ジャンプ界隈は淫魔がブームになりつつある。
サキュバスさんが良い人(悪魔)すぎて胸に染みる可愛い淫魔ならば、こちらはダメダメなポンコツ悪魔です!だがそれが良い。良いのだ。
ある日高校生・ひょう太のもとに現れた悪魔・メムメム。男を誘惑して魂を奪うためにやってきたが、幼児体型や押しの弱さから、全然上手くいかなくって…!?この悪魔、ポンコツすぎてほっとけない!!話題沸騰中のダメっ娘コメディ第1巻!
<試し読みできます>
とにかくメムメムちゃんが可愛いんです。
ただペロペロするって可愛さでなくてですね、メムメムちゃんは見てて癒されるというか笑うというか愛でる可愛さが満載なのです。メムメムちゃんはいいぞ。
メムメムちゃん可愛すぎか
童貞高校生のひょう太のもとへ、ある夜に淫魔のメムメムちゃんがやってきます。
エロイ声に気付き、「これはまさか、エロイ事して人の魂をとるっていうあの…淫魔(サキュバス)って奴か!!」と魂取られるのは怖いけどエロイ事はされたいという本能に従って目を開けてみます。そこには…?
淫魔はいた…。
じぽー!
想像したえっちなお姉さん淫魔ではなく、エロくもなく、ポンコツで、恥ずかしがり屋という淫魔として致命的な弱点てんこ盛りなメムメムちゃんがいたのです。
人間を誘惑して堕落させるのがお仕事ですが、成績は悪くそろそろ成果を出さないと消されちゃうという。ひょう太の家へやって来ても、まあ案の定ダメダメで…。その様子がいちいち面白くて笑えます。
毎夜、ひょう太のところへやって来ては、メムメムちゃんは魂を取ろうと頑張るのですがまったく魂を取れそうもない。全ての行動がポンコツなダメ悪魔っぷりを見せつけてくれます。まあ、それが可愛いんですけどね。
ポンコツすぎる
恥ずかしがり屋なので誘惑がまったく出来ません。やることなすことズレてます。
アホ可愛いを極めているといってもいいでしょう。アホな子オーラ全開ですよ。ここまで見事なアホだから見ていて飽きないというか保護欲をそそられますね。見てて「ほっとけない!」という気持ちにさせられます。愛でる系ヒロインの最高峰と言っていいでしょう。
赤ちゃんや動物には「ベビーシェマ」という、見る者に可愛いと思わせる癒し効果があるスキルが備わっていりそうでしけどメムメムちゃんも同じようなスキルが備わっていると思います。名付けて「メムメムシュマ」である。いずれどこかの学会で発表したい。
まあ私はロリコンで無いのでね。メムメムちゃんにペロペロはしませんよ。『よつばと!』で例えれば、よつばはストライク外ですから。恵那やみうらがストライクど真ん中なぐらいです。うん、俺はロリコンじゃない。確かに、初期こそストライクゾーン内だったのですけど、0話から1話まで期間が空いて作者もデフォルメに描き慣れてしまい身長が縮んじゃったし。流石にね。
だから、メムメムちゃんでなく大家さんと娘の五木杏ちゃんにペロペロします。
この2人は親子そろってスゴイですからね。読者のハートと視線を引っ張っていきます。
大家さんと杏ちゃん
で…でかい…なんてでかさだ…
ナメック星のクリリン状態になってしまう。でかすぎぃぃ。なんて大きさなのでしょうか。しかも母親と娘のダブルアタックですからね。ジェットスクリームパイアタック!
まるで強力な重力場が発生しているように、視線が胸部に引っ張られてしまいます。
読者の視線が釘付けになってしまうのも仕方がないことであろう。A5ランクの肉とは五木母娘の胸だったのか。肉質が桁違いです。見よ!あのボリュームを!肉に対するたおやかな慈しみを感じてしまう。ブヒブヒ。
なるほどなぁ。
メムメムちゃんで愛でるヒロインとしての可愛さを堪能させ、杏ちゃんでブヒれるヒロインとしての可愛さを堪能させる。ポンコツヒロインと正統派ヒロインという完璧な布陣である。一挙両得だ。いやそれにしても杏ちゃん、ちょっとひょう太に気がある感じ(?)が匂うのでその辺も括目ポイントだね。
杏ちゃん
ドドドドドッキンコ。
ちょっと普通に可愛いじゃないですか。胸の鼓動がドキドキとビートを刻んじゃうぜ。
まあ、今後杏ちゃんとラブがコメるような展開になるかといえば無い可能性が高いんですけどね。だってこれギャグ漫画だから!
ギャグ漫画として超面白いぞ
ずーっとヒロインの可愛さについてしか書いてこなかったけど勘違いしてはいけない。これは萌え漫画でもラブコメ漫画でもなくギャグ漫画ですぞ。しかもかなり笑える。メムメムちゃんのボケ(自爆芸)とひょう太の鋭い突っ込みがテンポ良くてサクサク読めます。
メムメムちゃんとひょう太の掛け合い漫才の勢いが半端ない。
声に出して突っ込むこともあれば心の中だけで突っ込むこともあり、ひょう太の突っ込み芸がリズムよく織り成して関心しつつも笑っちゃいます。おそるべき突っ込みの才能である。会話のキャッチボールになっていないのに掛け合い漫才が成立しているのも面白いところ。
絶妙のボケと突っ込みである
なんちーかM-1グランプリに通じる怒涛の勢いのボケ&突っ込み芸なんですよ。
となれば、メムメムちゃんのボケとひょう太の突っ込み芸のキレが面白さの全てを決めるわけですけど、これがなかなかどうして。めちゃんこ面白くて笑える。スピード感と小ネタをバンバン投入して畳みかけるスタイルには舌を巻くし吹いちゃう。
また、ギャグも一発の重さを重視するわけでなくスピード重視でオラオララッシュで怒涛の漫才の勢いで引っ張る…いわゆる手数重視な漫才芸をオーソドックスなスタイルで確率しながらも、ここぞで会心の一撃を放ってくるのである。
一発もある
アベレージを稼ぐ安定した漫才芸で打率良しでありつつ、ここぞで一発ホームランをかっ飛ばすギャグ漫画なんです。ヤクルトの山田のような万能っぷりですよ。常に打率を稼いで笑わせながらも大きいのも打てる。すごいギャグ漫画だ。
可愛くて笑えるってんだから最高だよね。お勧めです。
あとコミックのおまけはとても素晴らしかった。ありがとうございます。
コメント
絶対取り上げると思ったわw
当たり前だ!!!(ルフィ風に)
話進む毎にメムメムちゃんが縮む
うわぁ… っていちいちドン引きするメムメムちゃんが面白い