先生のバカ、大好き。
pixiv発の『塩田先生と雨井ちゃん』がラブコメ萌えによるニヤリング&ローリングで身悶え3回転半を記録する威力であった。
情弱なので全然知らなかったのですが、はてなで語るさんで絶賛されていおり興味を持ち、手に取ってみればなかなかどうして。まずは例によって試し読みしてみて下さい。
<まずは試し読み>
・『塩田先生と雨井ちゃん』(イーストプレス)
・『塩田先生と雨井ちゃん』なんとかの作品(ログインが必要です)
女子高生の雨井ちゃんと、担任の塩田先生は、実は付き合っているのです!ということを大前提とした、日常ラブコメ短編集。pixivで人気の連作が、大幅加筆修正と描き下ろしを加えて書籍化。好きな気持ちを全力表現な雨井ちゃんと、そんな彼女に引き気味ながら惚れこむ先生の、四季を通しての構成になっています。
めがっさニヤニヤするな!
ニヤリング製造機
基本的に、教師の塩田先生(29歳)と女子高生の雨井ちゃん(16歳)のイチャイチャを楽しむもの。
教師と生徒のカップリングは特に少女漫画だとニヤニヤ度が跳ね上がるよね。青年漫画だといけないことをしてる感じなんだけど、少女漫画だと甘さの極意。いやらしさがない。オーケー!砂糖ドバドバ入れちゃって!
『塩田先生と雨井』ちゃんはシュガー200%のシチュを楽しむもの。
教師と生徒でどうして付き合ったとかそういう経緯は描かれず「付き合ってる状態」から始まり、そのイチャコラの様子がツボ。頬を緩めてニヤニヤするしかない。
作風はノスタルジーある雰囲気ながら、雨井ちゃんのキャラがフリーダムすぎてアバンギャルドなものとなっております。どこか古いのに前衛的で、大変素晴らしいニヤニヤ供給源。とにかく、雨井ちゃんがすこぶる可愛い。
雨井ちゃん
めったくそ可愛いな!
雨井ちゃんの一挙一動が北斗神拳のごとく俺の秘孔を突いてきやがる。
恋する乙女っぷりに身悶えするしかないのである。
結構、ぶっ飛んだキャラなんですけど、全てが「恋する乙女ゆえの行動」が根底なので、なんのかんのでクソ可愛いという結論に到達する。もう、途中から変な事仕出かしても、雨井ちゃんなら仕方ない、それが可愛いと思うようになるでしょう。
また、四季を通して描かれるので春夏秋冬で雨井ちゃんの可愛さを堪能できる。
とりわけ、普段は雨井ちゃんの変化は特筆ものでしょう。服装だけでなく髪型。普段は『君に届け』の爽子のような髪型なのですけど、四季によって髪型が変わり、レア度も相まって可愛い。
春夏秋冬雨井ちゃん
雨井ちゃんが可愛い。超可愛い。思わず抱きしめたくなるほど可愛い。
ぶっちゃけ、最初に雨井ちゃんがを見た時はあんま好みではないかなと思ってしまった。
だって、お人形さんみたいな髪型といい、キツい目といい、「~ですわよ!」と言いそうな高飛車なお嬢様か、邪気眼のどっちかかなとか思ってスミマセン(土下座)。なにこの子、可愛すぎるよ。
蓋を開けてみると、めったくそ一途で健気で可愛さMAX。
ついでに好感度も最初からMAX!先生に対してひたむきな愛情をめいいっぱい向けてくる。他の人にモテないようにハゲさせようとかデブらせようかとする行動も愛しくてしょうがない。なにこの可愛い生物?
まあ、ストーリーの山場とかは特になく、ぶっちゃければ可愛い雨井ちゃんをひたすらニヤニヤするの一点突破の漫画である。雨井ちゃんの可愛さを楽しむ特化型。しかし、自信を持って言える。ひたすら可愛い雨井ちゃんをニヤニヤし続けられる、と。
可愛すぎるよ
先生に「着物よく似合ってんな」「お姫様」と言われてるも、先生の前でな何の反応も示さなかった。なんだよこの冷めた態度は…。だがしかーし!先生が去った後にそれは起こった。「にぱー」と笑い、鏡の前で「おっひめっさまっ♪」と小躍りし出したのである。
雨井ちゃん本当は「着物よく似合ってんな」「お姫様」と言われて超嬉しかったのであった。
雨井ちゃんの取った行動は、まさに究極の奥義。
一発目の素っ気ない態度によって読者にできる隙、二発目の実は超嬉しかった態度にハートを打ち抜かれる事でしょう。高等な時間差デレ攻撃である。飛天乙女流の抜恋術は隙の生じぬ二段構え!
雨井ちゃんの可愛さのキモは「ヤキモチ」である。
ヤキモチとは恋する乙女だけが放てる究極にして至高の必殺技なり。
ヤキモチ
ヤキモチというものは、読者にとっては最大の求愛パフォーマンスである。
ヤキモチを制するものが読者のハートを制すると言うぐらい、最高にニヤニヤできる行動だからね。雨井ちゃんの可愛らしいヤキモチの威力は悶絶するしかない。
シチュ特化型の恋愛模様に頬を緩ませてニヤニヤするのみっすわ。嬉し恥ずかしのラブコメディ。部屋中ゴロゴロ転げまわりたくなるぐらいの身悶えしますね。雨井ちゃんの可愛さを堪能すべし!
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