『ドリフターズ』6巻 島津豊久の「関ヶ原」と「マモン平原」が同じようで違って燃えるぞい!

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2019年9月に読んだ漫画を振り返っておきます。

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2019年9月の漫画

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ドリフターズ(6) (ヤングキングコミックス)

『ドリフターズ』(平野耕太)6巻が発売されました。2年半振りに…。

もはや自分が死ぬまでに完結するのだろうかって本気で心配するペースです。

関ヶ原戦中に異世界に迷い込んだ島津豊久は織田信長や那須与一と共に漂流者としてエルフやドワーフを仲間に加え国盗り中。一方人類廃滅に向けて着々と進軍する黒王軍は漂流者を追い詰める画策に出る!?歴史上の英雄たちが繰り広げるヒロイックバトル激動の第6巻!

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『ドリフターズ』6巻

ちなみに2018年は『ドリフターズ』と『ベルセルク』と『ハンターハンター』のコミックが発売された記念すべき年でもあります。何の記念だよ!って感じですが皆既日食ぐらい貴重です…。FGOでアナスタシアと土方歳三も実装されたので被りまくるキャラを比べるのもオツだね。

で、『ドリフターズ』6巻。

めちゃくちゃ面白かったです。ついに激突する国王軍と漂流者率いるオルテ&エルフ&ドワーフ。盛り上がってまいりました。

紫とEasy

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紫とEasy

紫はEasyを「継戦器」と呼び、逆にEasyは紫を「民生屋」と皮肉ります。具体的にどういう意味合いなのかワードの感覚で想像するしかありませんが、Easyは戦闘を継続させる器械なのでしょうか。は紫は人民の生活を担当する人なのか。謎だぞい。

豊久が「マモン平原」を「関ヶ原」を見立て運命を感じる…死ぬ場所と見つけた様子を新聞で眺めてた紫は「違う」「違う違う」と運命や宿命など人には無いと否定していました。対して、Easyは「駒はルール通りにしか動かない」と言い切る。

ということは、廃棄物(エンズ)の国王軍はここまではEasyの目論見通りに動いてるってことだよねん。紫は人は駒などではないと意味深な言葉を投げかけてました。

Easyよ。君は君すら気付いてないだろうが君の言う「駒」すら君の意志の外にいる。君は進化した。進化している。君の作り出した「君」の「駒」が君の駒ではなくなる。その時、君はどんな顔で泣く?

いつかEasyの「駒」は予想外に動くだろうと断言口調で言い切るのだった。

Easyの「駒」が駒でなくなる…?

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第71幕「新撰組」

紫の予言通りに、どう見てもおかしな行動をし出す黒王軍の土方歳三。ボロボロの豊久をぶち殺せば勝利は目前…という所で「こんな終わり方でいいのか」「戦いたくてあんな終わり方が許せなくてこんなところまで流されて来たんじゃないの?」と、ここまで一向に出なかった沖田に言われてしまうのでした。

それは元の世界の箱館戦争における自身の境遇と豊久が重なってしまい、さらに近藤まで現れ…。沖田と近藤はただの幻か実際に出たかは知らんが「駒」は外へ。どう客観的に見ても黒王軍としては、Easyの駒(廃棄物)としては、あり得ない行動に出てしまうのである。

これが紫の言ってた駒が駒で無くなるでしょうか。土方がこれからどうなるかは定かではありませんが、これこそEasyの意志の外で動いてるってやつでしょう。どんな顔で泣くのかな?早く泣き顔見たいぜ!

謎が深まる黒王の正体

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黒王軍には弱点があるぜー

信長は国王軍は一塊であり、それこそが弱点であると見立てますが、今回の戦は黒王軍が一枚上手だったといったところでしょうか。どこまで黒王が立てた作戦なのか分かりませんが、まじでこいつ出来る感というか戦上手っぷりがかなり先進的ですね。

以前から黒王の正体は言動や掌の傷からキリストではないか…というのは100万回以上言われていたことでしょう。しかし!しかしである!それも怪しくなってきました。ここまで来ても一向に正体を明かしません。

実はキリストと違うのでは無いか…という描写が随所に出てきました。特に5巻55話「Becoming insane」で光秀が疑問を呈したモノローグは、そのまんま読者の疑問を代弁してましたよ。

3

55話

「でさんと」こんな戦い方は私も知らぬ。竜による空からの支援といい。空から兵を降ろす戦い方といい。黒王は何故こんな事を知っている?彼は本当に私が考えているあれなのか?

明智光秀の時代ならキリスト教も到来してて、読者が想像したアレと同じ思考になっているのは間違いないでしょう。しかし、光秀自身は想像した黒王の正体ではないのではないかと疑問に思うのでした。

「タンクデサント」はソ連軍の歩兵戦術である。これと同じようにドラゴンデサントや巨人デサントを駆使する黒王軍。キリストでは絶対に考えつかないでしょう。黒王は第二次世界大戦以降の人物である可能性が非常に高まってきました。他にもローマから中世ヨーロッパで文明が衰退した歴史認識を持ってる。誰だよ!お前!

人間に裏切られて人間全滅させるぞ!ってアイデンティティ。人間以外には慈悲深い…いわゆる善人です。これが当てはまる歴史上の人物…いるか?そんなん?謎すぎる。「Fate」理論(エミヤ理論とも言う)だと、もっと先の未来から来た人物なのではないかとすら思うね。まだ分らんが…。

中間管理職っぽい安倍晴明

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苦労してますね…

滲み出る中間管理職の大変さに涙を誘います。そもそも「十月機関」は安倍晴明が作った組織じゃん。漂流者(ドリフターズ)のボス的存在なのに、どう見ても中間管理職だよね。

何より謎なのは豊久や信長や与一は紫から何の説明も受けずに速攻で扉へ入れられ異世界のドリフターズとなったじゃないですか。紫の名前すら知りません。なのに安倍晴明は「紫」と名前を呼んで意味深です。同じドリフターズなのに、少なくとも豊久達とは一線を画す存在なのは間違いないでしょう。

安倍晴明の他にサンジェルミも紫を認識してる描写があります。単純にEasyの駒(エンズ)に対抗するためだけにこの異世界にぶち込まれたってだけでは無さそうです。少なからず、異世界の扉へ入れられる前に、目的や名前を紫から聞いてなきゃあり得んよね。

まだまだ詳細不明ですけど、何の説明も無しに異世界へやって来たドリフターズ達と安倍晴明&サンジェルミの2人はちょっと事情が違いそうなのが気になります。

また、「十月機関」は双眼鏡を持ってるのも謎だ。

大昔の漂流者

6

63話

あっ、あれは大事なモノなんです

大昔の漂流者がもってたもので…

「十月機関」が持つ双眼鏡は大昔の漂流者が持ち込んだものであると。

興味深いですね。まあ、現時点ではまったくの謎ですが「十月機関」の双眼鏡は大昔にドリフターズが持って来たものを今も使っているのでした。

「大昔の漂流者」といえば5巻57話「労働軍神」でもそれっぽい意味深描写がありました。エルフ達が暮らす地区にあった大きな廃城。よほどの大戦に使われた城なのではなかいかと言われていました。おそらく400年とか500年とかもっと前の遺跡であると。

7

57話

!?

・織田信秀

・島津家久

なんだよこれ?

まったく不明ですが400~500年かもっと前に豊久達とは別にドリフターズが漂流したこと。なんか大きな戦があったこと。そして謎の石碑に刻まれた「織田信秀」「島津家久」の名前。

奇しくも現在絶妙なコンビを組んでる信長と豊久の父親の名前である。えっと、大昔に彼ら2人の父がこの異世界に来て巨大な城塞を作って大きな戦をしたってこと?謎すぎんだろ。この400~500年かもっと前に双眼鏡を持ったドリフターズも居たのでしょうか。

何があったのか。紫が送り込んだのか。

うーむ…。まだまだ謎だらけだ。

1話の関ヶ原と被せる豊久

2

1話 / 69話

燃えたのは見開きで1幕「FIGHT SONG」とまったく同じ構図とポーズを取った69幕「FIGHT ON」の見開きの豊久でしょう。めちゃくそ燃えるで。

『ドリフターズ』のサブタイトルは実在の曲から取っております。アニメ曲多いです。本編の内容がサブタイの歌詞通りになるのも特徴的です。例えば7巻に収録されているサブタイは以下の楽曲となります。

60幕「Stage of the ground」 BUMP OF CHICKEN
61幕「炎のさだめ」 TETSU
62幕「鉄のララバイ」 柳ジョージ
63幕「after the fall」 キース・ジャレット
64幕「夢色チェイサー」 鮎川麻弥
65幕「マッチョドラゴン」 藤波辰巳
66幕「裏切りの夕焼け」 THEATRE BROOK
67幕「REASON」 アイマスのSTARS
68幕「Wind」 Akeboshi
69幕「FIGAHT ON」 Luce Twinkle Wink
70幕「heavenly blue」 Kalafina
71幕「新撰組」 ジョン・健・ヌッツォ

1話(2009年)のサブタイトル「FIGHT SONG」はMarilyn Mansonの曲でしょう(2015年のレイチェル・プラッテンの「FIGHT SONG」ではない)。ひたすら「Fight!Fight!Fight!Fight!」と戦え戦えって連呼で孤独と1つの死は無駄でないって感じ歌詞です。豊久が死ぬことへの美学とか賛歌のようでもある。

69話のサブタイ「FIGHT ON」はアニメ『ゲーマーズ!』のED曲から取ったんでしょう。時期的にヒラコーがアニメのゲーマーズを見て描いた付けたのはほぼ確実でしょう。

Fight on![通常盤A]TVアニメ「ゲーマーズ!」エンディングテーマ
Luce Twinkle Wink☆
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン (2017-09-06)

んで、1話を踏まえるとめがっさグッときますね。

というのもこの歌詞は正解なんて分からないけど思いつくまま進むんだ!行こう!って勇猛邁進であると同時に「次のステップ行かなきゃ」って未来を見据えてるから。

まだ次があるって前向きなんでとてもいいね。

豊久はまだ終わらん!次があるぞって感じです。そんなメッセージが込められてた(ような気がした)。

オルミーヌパイパイ

8

オッパイーヌ

6巻を総括すると超燃えたし「うおおおお!」となり続きが楽しみすぎるというもの。ただ、唯一の不満点があればオルミーヌ(おっぱい)の活躍がイマイチだったことでしょう。

まあ、戦争真っ最中なので仕方ないかもしれませんが…。それでもである!この子(のおっぱい)はもっと出来るって!まる。

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コメント

  1. 匿名 より:

    めっちゃ面白いんだけどこんペースだと次巻は3年後とかになりそう…

  2. 匿名 より:

    東京五輪までには出るらしい

  3. 匿名 より:

    昔読んだ記憶から全然進んでないな…

    バスタードは?
    ましまろはちょっと進んだよね?

  4. 匿名 より:

    ブラックラグーンもでた

  5. 匿名 より:

    いわゆるキリストではないのは明らかですが、じゃあ誰だって話ですね
    偉大な王や学者は腐るほど居たが、救世主となるとさすがにな、こればっかりはな、そうそういてたまるか!って、すこぶる同感。人類史全体でも片手の数なSSR人材
    ここ半世紀に絞ったら完全に該当者ナシ。あと半世紀しない内には答えを知りたいわあ

  6. 匿名 より:

    fightじゃね?
    綴りが気になって…

  7. 匿名 より:

    読みながら、え、豊久また死ぬの?
    ドリフターズ6巻で終了?いやいやまさか…
    で、気になるところで次巻へ
    この状態で3年近く待つのか…

  8. 匿名 より:

    死んでる人間なら別に連載以前の
    死んだ人間を異世界に送り込めば良いし
    時代の後先関係なく登場してるから
    ラヴクラフトだろうとトールキンでも良くないか

  9. 匿名 より:

    fight onって言ったらプロディジーの戦闘曲「Get Your Fight On」じゃねと思ったけど。まあいいや。