『ハンター×ハンター』No.366 其々
は?(威圧)
えっと…。ハンゾーさん?
あんた何やってんのさ!
いくら母親の命令だったとはいえだよ。本来はモモゼちゃんの護衛でしょうに!なにが「ビスケ、アレ…確実にデカくなってるよな?」だよ!マラヤームの念獣観察しててモモゼちゃんを放置するんじゃないよ!もしモモゼちゃんに何かあったらどうすんのさ!
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王位継承編でまさかのハンゾー参戦だった時は心躍ったものです。なんのかんので初期の初期から登場してるキャラだし、ゴンとキルアがハンター裏試験(念能力)卒業した段階でクラピカ同様に念能力をマスターしてるって語られてました。
ハンゾーの才能は主人公級でしたからね。
本編じゃハンター試験以来まったく出番なく、すっかり過去の人となっていただけに、今回のハンゾーの参戦は素直に興奮しました。
さらに護衛対象が第12王子モモゼちゃんって一番の当たりを引いたし。これはひょっとして、念能力を無くしたゴンにかわって、ハンゾーが主人公になる布石なんじゃないかと思ったもん。タイトルが『ハンゾー×ハンゾー』になるのかなって。ハンゾーの時代はじまったなって。
したらモモゼちゃんの護衛しねーんだもんなぁ…。
僕らの星・モモゼちゃん
モモゼちゃん
「スー」ってすやすや寝てるし!
母セヴァンチに嫌われているようで護衛はマラヤームに付きっきりという状況。
モモゼちゃんの元には6人の護衛がおります。しかも全員他の王妃(王子)6人の手の警護人です(あれ?ウンマ王妃兵っていないのね)。みんながモモゼちゃんの暗殺を企んでます。調理師おじさんは、モモゼちゃんのために美味しそうな料理作ってくれたのに暗殺する気満々なのか…。
これセヴァンチは分かってて敢えて娘をこんな状況に置きやがったな!
そんな中でもスヤスヤ眠るモモゼちゃんまじ天使!まじ大物すぎでるしょ!王の器に相応しいじゃん!モモゼちゃんが生き残れますように!そうは言っても、まわり全員から暗殺狙われている状況化ってどう考えても超ヤバイです。大ピンチじゃん!
「おヒマ」の念獣さんが守ってくれればいいんだけど、念能力者にしか意味なさそうだしなぁ。おそらくモモゼちゃんの念獣見えるの第1王子私設兵ビクトだけでしょうし。
モモゼちゃんを狙う不届きものども
いつでも暗殺出来る状況は整った…!しかし、王族暗殺犯は国王軍に捕まれば一族もろとも処刑されてしまう。絶対に捕まらず且つ、自分が実行犯である証拠は残す…!!次代国王の最重要職に就くため!!完全犯罪と秘密の暴露が暗殺の絶対条件!!
テニプリの大石&菊丸並みにシンクロする他の王妃所属の警護兵のみなさん。
ここからモモゼちゃんが生き残るには、6人の警護兵がそれぞれ個人で動いてくれてお互いがお互いを牽制し合って何も出来ずですかね。
しかし、6人が結託したら簡単に実行出来ちゃいそうですな。
完全犯罪しつつ自分がやった証拠を残すって個人で実行するにはハードル高そうだし。それぞれ各人が出世欲ありそうな様子ですので協力するようにはならないのかな。
あとは「おヒマ」の念獣が第1王子私設兵ビクトだけに見えたとしても、ビクトが「おヒマ」の問い答えれば、上手くいけば他の5人の警護兵を掃除してくれるかもしれない。
モモゼちゃんが生き残るには、6人の警護兵が牽制し合って動けなくなるか、ビクトが念獣に取りつかれるかしか思いつかん。やっべー!厳しい!モモゼちゃんが生き残りますように!
ウンマ王妃がつけてる警護人は?
第一王妃ウンマ王妃の警護人が一人も出て来ないのはちょっと気になる。
第一王子ベンジャミンの私設兵とは別に、ウンマ王妃にもそれぞれ下位の王妃&王子を監視しいる兵がいるはずだよね?作中でもそう名言されてたし。
ウンマ王妃先選抜の警護人もいるはず
つまり、モモゼちゃん(第7王妃の娘)サイドからしてみれば敵対(監視)する警護人は元から6人いました。後から投入されたベンジャミン私設兵を加えると7人になるような気がするんですが…。(チョウライなど他の王子のとこにもウンマ兵いなかったけど)
あ、でも363話でベンジャミンは私設兵達を集めて「これから諸君には王室警護兵として現在のメンバーと交替で各王子の警護についてもらう」と言ってたので、もとからいたウンマ王妃所属の警護兵とベンジャミン私設兵が交替したって解釈でいいのかな?
現在のメンバーと交替で各王子の警護に
投入されたベンジャミン私設兵は「現在のメンバー(ウンマ王妃が下位の王妃&王子につけてた警護兵)」と代わったなら、モモゼちゃんを狙うのは今回出てきた6人で全員でええんだが。ベンジャミン私設兵は後から加えられ、プラス人数にカウントするとモモゼちゃん狙うのは7人になっちゃうし。
ウンマの兵がまったく登場しないだけに気になる…。
モモゼちゃんが生き残りますように!
フウゲツとカチョウ
カチョウ&フウゲツ
第11王子フウゲツと第10王子カチョウは双子のようです。モモゼちゃんほどではないけど2人とも可愛いよね。ペロペロできるかできないかで言えば余裕でペロペロできますので生き残って欲しいですね。
フウゲツは過去の写真を見ながら泣いていました。どうやら昔は姉カチョウと本当に仲良しだったことが伺えます。今は表向きだけ仲良しを装ってます。人前で「フーちん」「カーちん」て呼び合いつつ、裏ではカチョウに「バーカ」とか強い口調で命令されてました。
フーちんは仲良しだった頃に戻りたいんでしょうね。
カーちんは護衛に「早く殺されればいいのに」と言われるぐらい傍若無人である。しかし、センリツは自分を偽ってるって見抜くのであった。つまり、カチョウも本当は良い子って事ですね。分かります。
なぜ仲が悪くなったのか?カチョウが自分を偽る理由は?なかなか興味深い。
ハルケンブルグ
夢?
第9王子ハルケンブルグは362話で護衛が全員倒れており、他の王子の念獣にやられてぼっちになったと思いきや、目覚めてみれば護衛全員生きてました。一体何があったのでしょうか。
護衛が倒れている時に「ドヒュッ」という効果音、手の甲には鳥の羽のようなものがあります。うん。何が何だか分からない。ただの夢だったのか。未来暗示だったのか。生き返ったのか。単純に気絶してただけだったのか。
鳥の羽のようなものは誰かの念獣かと思われますが、今のところ登場した中で羽がある念獣なんていません。(フーちんカーちんはどっちがクラゲでワームか分からんがワブル以外全員の念獣は出てる)
残るはまだ見ぬワブル王子の念獣の可能性だけですが…果たして…?
誰かの念能力って可能性も有るしね。
サレサレ&ルズールス&タイソンさん
サレサレとルズールスとタイソン
こいつらまだ生き残ってるのかよ…(酷い)。
正直、一目見た瞬間に「まっさきに犠牲になる王子」かと思ってました。意識低い系と無能系とアッチ系ですからね。個人的にまったく心惹かれるものが無いのでさっさと退場してバトロワ王位継承戦を進めて欲しいと思ったり思わなかったり。
サレサレは「継承戦とかくそくらえー」と肉欲に溺れてたのに。ママが来れば「次の晩餐会世界が変わるぜ(キリッ)」ですからね。何か考えがあるように見せかけて何も考えてなさそう。いや本当に考えあるのか?
ルズールスは私設兵全員ハンター試験不合格で協会と揉めたとか無能っぷりが顕著でしたが、今回の描写を見ると薬中の更生を考えてたりただ単純に無能ってだけではないのかもしれない。それにしても王子相手でもタメ口のバショウさんまじロック!
タイソンさん(さん付けせざるを得ない)はすごい人だと思いました(小並)。また、クラピカの師匠イズナビと一緒にいる念使えそうな護衛はビルと同じパリストンが送り込んだ協専ハンターなのかな。
ツベッパ&ツェリードニヒ
この人…天才だ…!!
ツベッパはベンジャミン私設兵ブッチをどう排除するか考え、自分の部下マオールをクラピカたちの元へ向かわせました。念獣の情報をどこまで教えて貰えるのかも分からないので、マオールの判断でクラピカの処遇を決めろとか。特に感想無いス。
括目すべきはツェリードニヒでしょう。ゼロから念能力習得をする気で、相当な資質の持ち主でした。これは「凝」が出来るようになるの案外早いかもしれませんね(ゴンとキルアで念禁止期間含め2ヶ月)。まあ、凝が出来ても兄弟の念獣見えないルールなんだけどな!
ツェリードニヒはクラピカの目的である「緋の目」の持ち主で、この王位継承戦じゃ最重要人物だけに念能力の天才設定が今後どうなるか興味深い。さすがにハンター並の使い手になれるとは思えないが、念獣があるだけに「ひょっとしたら?」がありますね。
チョウライ
その話はまた機会をみてゆっくり聞くとしよう
てっきり、ここでクラピカたちと同盟関係になると思ったけど上位王子の兵がいたので、念獣の情報はあとで話してくれってことになりました。
ここまで見た印象ではチョウライが一番まともな王子かな(良いとは言ってない)。ワブルの護衛が全滅したと聞けば「赤子から狙うとはな…」と呟いたり、念獣が上位王子の中じゃキモくないし(気味悪いが)、おそらく異次元にロックな王子たちの中じゃ比較的常識人なのでしょう。
この場で念獣については聞かなかったけど、聞いたところで自分の護衛兵に念能力者がいないハンデがあるので、2人も念使いが護衛のワブル&オイトと共闘したほうがええし。クラピカ的にも、生き残る手段を考えると、結局ましな王子と組むしかないしなぁ。
とはいえ、チョウライ自身が父ナスビに王位継承戦の条件を訪ね「生き残った唯一名が正式な王位継承者」と聞いてるので、王位継承戦は一人しか生き残れないと判断してるでしょうし。
カミーラ様
なの!
カミーラ様最高や!(様付けせざるを得ない)
なんて自分本位!なんてワガママ!この娘は世界が自分を中心に回ってると確信してるし、それを少しも疑ってない。むしろ思い通りにならなきゃ世界のほうが間違ってると思っちゃうぐらい突き抜けた性格である。最高と断ずるに些かの躊躇も無いわ!
最初にベンジャミン、次にハルケンブルク殺すと宣言し母親から王子同士で決める事と言われれば、「確認じゃなくて指示」と母親に「やって!」と超上から目線で命令。最高だなこの娘!母から「貴方なら」とカミィ様なら造作も無い事でしょ的に言われてたので能力自体は高いのかな?もしかしたら念使えるのか?
早く愉悦に浸りたいぜ!こういう超強気でクッソ生意気な子の悔し泣きの破壊力は説明するまでもないでしょう。カミーラ様の脱落が心底楽しみです!
あと第二王妃ドゥアズルはかなりの美魔女ですね。ええ歳だろうに。王子の数もカミーラ、ツベッパ(母も美人なのに)、ルズールス、ハルケンブルグと4人も産んでます。この美貌ならナスビも一番頑張っちゃうね!
ベンジャミン
またまたズレた推理かますベンジャミン兄さん
現状の的確な把握と覚悟。しかも冷静だ。
全面戦争は不可避と自覚しながらも、こちらに余計な口実は与えない様に配慮している。守りながら攻める構え…!
忠臣バルサミルコに電話を後回しにしながら私設兵バビマイナを招き入れたクラピカ評(クラピカじゃねーのに)を聞かれたベンジャミン兄さんの考察である。優秀なようでやっぱズレズレです。バルサミルコも同じ意見らしく「うんうん」と相槌してるし。
もし本当にクラピカの判断で、電話を後回しにしてバビマイナを招いたなら、ベンジャミンのプロファイルは当たっていたんでしょうけど、これ全部シマノの判断ですから!残念!何度でも言おう!事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!
クラピカたちはベンジャミン私設兵の戦力を一人ずつ削っていくと好機と予測してるし。その方が好都合とか言ってるけどさ、クラピカはそんな計画立ててないぞ。大丈夫か?相手を大きく見過ぎてる…。現場行こう!作戦立てて籠ってるだけで詰むぞアンタ。
其々の王子の様子を見た感じ、やっぱモモゼちゃんがナンバーワンやな!まる。
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HUNTER×HUNTER モノクロ版 34 (ジャンプコミックスDIGITAL)
集英社 (2017-06-26)
コメント
でもこの作品可愛い子もあっさり死ぬから
生き残れるビジョンが
というか最後まで連載できるビジョンがみえない
まだ王子1人も犠牲になってないのは予想外
クロロに触れないんかい!
トーナメントとかで勝ち残ってる人たちを生き残りって言ったりするから、一概にみんな死ぬとは思わないんだがなあ。
ワブルにさせようとしてるのも、生きたままの脱落だし。
カミーラ様の悔し泣きあると良いね、ハンタはそんな間もなくページ開いたら死んでるとかあるからなあ。
この流れから次話冒頭で3人くらいもう死んでたりするのが冨樫節だからなあ
ハルケンブルグの護衛達もう目がおかしいですし、何か能力使われたんでしょうね。
一番最初の脱落者はハルケンブルグでしょうか
クロロは?
最も話題性あるラストのクロロをスルーっすか。いや、まぁ別記事で扱うんだろうけどちょっと驚いた。
『ハンゾー×ハンゾー』で不覚にも笑った
ルズールトじゃなくてルズールスですね
王子もそれぞれ喋り始めると見方がコロコロ二転三転して面白い
カカカカミーラ様は真っ先に消えそうな予感
「完全犯罪」&「自分がやった証拠を残す」ってどういうこと?
矛盾してない?
自分とこの王子にだけ「私の功績です」と説明できて、他の連中には迷宮入りさせるってことかな
証拠を残すのは保険でしょう。
「完全犯罪な暗殺に成功しました!」「ご苦労。しかし色々と知っているお前は存在するとまずいから、ここで〇す!」「そんな!!」とならないための保険です。
「自分がやったという証拠は現場に残してあるぞ。自分を〇そうとするなら、その内容の手紙が自動的にマスコミ等に送られるようになっているよ!!」「ぐぬぬ」を皆きちんと考えていると言うことでしょう。
登場人物多過ぎイイイイイイイイ!!!!
ハルゲンブルグを襲ったのは念獣(守護霊獣)じゃなくね?念獣(守護霊獣)は王子攻撃出来ないし
あの羽はフクロウの能力を持った兵の攻撃と予想
モモゼの護衛(刺客)が同じこと考えて膠着って
本人たちは大マジメだけど、ギャグ描写かと思った
ハルケンブルクの手についていた羽は自分の念獣のものだと思います。一見鬼みたいな顔ですが姿全体で見ると隼とか鷲のような形をした鳥にみえます。だからアレは鬼のような顔をした鳥じゃないかと思います。能力は自分の推測だと都合の悪いところをリセットしてある地点からやり直しできる(TVゲームのセーブみたいなもの)もので、ただし、制限があるという感じではないかと予想しています。
モモゼについてたウンマ王妃付きの護衛はマラヤームに回されてます。
名目上の割り振り。
モモゼ→船内従事者(上限15名、使用人含む・1~7王妃付き護衛)+公募ハンター(ハンゾー他)+協会準会員待遇の私兵(基本的には居住区外)
マラヤーム→船内従事者(上限15名、使用人含む・1~7王妃付き護衛)+公募ハンター(ビスケ他)+協会準会員待遇の私兵(基本的には居住区外)
361話(乗船パーティー直後)での配置変更
「警護兵が6人(1~6王妃の監視護衛)いれば十分=危険な監視はいらない&動かす権限がない」
モモゼ→1~6王妃の監視護衛のみ
マラヤーム→1~6王妃の監視護衛+マラヤームの第7王妃付き護衛+モモゼの第7王妃付き護衛+公募ハンター(ビスケ他)+公募ハンター(ハンゾー他)+使用人全部
その後ベンジャミンの指示により全王子は第1王妃の監視護衛をそれぞれ戦闘服の私兵に交換させられ現在に至る。(ツェリードニヒは拒否)
一行目訂正。セヴァンチ王妃付き護衛