今週の『ワンピース』は休載です。
というわけで最近の展開を何度も読み直しで続きを待っているんですけど、やっぱりサンジママが私の心の琴線を鷲掴みにしする。可愛い。母親の眉毛がサンジブラザーズとは違うってことは眉毛は父親がグルグルなのかな。
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騎士道精神はゼフから教わったけど、母親の影響もけっこうあると思う。サンジの不味いご飯を「おいしいっ!!」と笑顔なのは以前にサンジがチョッパーに述べた名言「“女のウソ”は許すのが男だ」に繋がると思うしね。
そもそも病棟を最後尾に配置して、「お父さんには言わないで」って父親からは母親に会う事禁止されてる様子だし。子供達が近づけないように隔離されてたってことだよねん。色々とサンジママは引っかかる。子供たちの写真を飾ってたけど子供達が人体改造されてるって知っていたのでしょうか…。
イチジは何を考えているんだろうか?
何度読んでも納得できないというか小骨のように引っ掛かる違和感があるのはイチジでしょう。というのも、サンジをボコボコにすることは父親から禁止されてたんですよ。にも関わらず、兄弟はイチジの言われるがまま遠慮無しにサンジをボコボコにしてしまいました。
ジャッジとイチジの矛盾
ジャッジはサンジを蹴っ飛ばそうとするニジに対して「よせ!ニジ!婚礼前だ!!」(839話)と止めていました。ジャッジにとってはシャーロット家との結びつきは最優先事項で、婚礼前のサンジがボコボコになるのはまずいことだったのでしょう。婚礼前のサンジを痛めるの禁止である。
対してイチジは容赦ありません。顔面含めてサンジをボコボコにして婚約者に合わせる顔でなくさせてしまいました。明らかにジャッジの台詞と矛盾しているんですけど。
婚礼前?そんなん知らねーよって勢い。
父親の言うことガン無視しているんだよね。イチジにとってはシャーロット家との結婚はどーでもいいことなのだろうか?また、ニジとヨンジは父親・ジャッジよりも兄・イチジの言うことの方を優先して従っているということだよね。ニジとヨンジにとっては「イチジ>ジャッジ」ですよ。
ヴィンスモーク家における「おれ達の階位(ヒエラルキー)を確認しておかなきゃな」という台詞の意味合いはサンジが一番下なんだとういうのはモチのロンで、兄弟間どころか親も含めてヴィンスモーク家で一番上の階位(ヒエラルキー)に居るのは一体誰なのかと言っているようでもある。ヴィンスモーク家の階位の一番下サンジで一番上イチジってね。
イチジから底知れぬ不気味さを感じてしまう。
意味深すぎるイチジ
どーも明らかに他の兄弟と格が違ってる感じなんですよね。
子供時代の訓練も全てトップスコアだし。意味深な面で「…」が多いし。常に無表情だし。
一番引っかかるのはイチジの能力でしょう。
明らかにねサンジと関係性がありそうなんだもん。
レイジュが「ポイズンピンク」の名の通り毒を食うなど、兄弟は通り名と同じ特殊能力を使います。「ポイズン」がそのまんま毒だったレイジュと同様に、ニジは「デンゲキブルー」の通り名そのまんま電撃を出してました。
毒使いと電撃使い
こういう超人的な能力は血統因子の改造と考えられます。
幼少時代の泳ぎ訓練や海に落ちたヨンジを見ると「悪魔の実」の能力者ではなさそうですし。研究の粋を集めた血統因子の操作によって超人能力が備わっているブラザーズである。さすが最高傑作とジャッジが絶賛するだけの力です。
でだ。イチジにもやっぱり超人的能力があるのでしょう。
モリアさん並に自分は動かず弟たちに色々とやらせてるけどね。イチジの特殊能力になるだろう名称は「スパーキングレッド」であります。「sparking」って「火の粉」「火花」ですからね。なんかすっげーデジャブ感あるんだけど。うん。サンジとモロ被ってんだよね!
サンジもスパーキング
サンジは血統因子操作が失敗したそうですけど、作中では何度も発火現象が発生していました。まさに火花である。そういう漫画的な表現かと思いきや、今ならば血統因子操作が原因なのではないか…と考えられるわけでして。実は失敗していなかった的なね。そう考えるとサンジもまた「スパーキング」になるのではないかと。
イチジ「スパーキングレッド」。
サンジ「スパーキングブラック(イエロー?)」。
すさまじい因縁というか宿命めいたものをビシビシと感じてしまう。
てか、ボコすのはニジとヨンジにやらせてるけど一番サンジに冷酷というか執着してる節があるんですよね。
牢屋に入れられた時なんか、鍵の保管場所をわざわざ探してニジ&ヨンジ引き連れて会いに来てる感じだし。常にニジとヨンジを使ってボコボコにさせてる様子。サンジはイチジたちに震えていた描写があったけど、ニジに対して普通に意見して蹴りかかってる様子からしてやっぱり怖がっていたのはイチジに対してっぽいですね。イチジ怖い…。
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コメント
ディアブルジャンプもありますし、漫画的表現ってことは無いでしょう。
極限まで鍛えれば悪魔の実に匹敵する能力が得られるのかと思ってましたが、サンジはそうでないっぽいですね
「恋はタイフーン」だからサンジは風では?
なんだか微妙な考察
いや、この考察は面白いと思うよ。
例えばゾロの斬撃を飛ばすとかは明らかな漫画的現象ではあるけど
「あの世界では」と付随するなら別段おかしくはない。
けどサンジのディアブル・ジャンブに関しては
最初にこれを喰らったジャブラ曰く「骨まで熱い!鉄塊が全く効かねェ」ほどの熱量で
ファンの間でもさすがに「あれサンジは火傷しないの?」とまで言われたくらいでw
(後の考察通り「鉄塊=武装色」だとすれば、サンジが武装してても耐えられないはず)
だけどサンジの血統因子が実は失敗していなくて、遅咲きだったとした場合
毒が効かないレイジュ、電気(雷撃)が効かないニジ同様
サンジも炎が効かない身体になったのかも・・・?
前からかもしれないけど、海賊してない感があってどうもノレないんだよね。
ジェルマもワンピース狙ってて敵対する、ならわかるんだけど…
Dとかワンピースとか全然出なさそうだし、糸のみならずビスケットの能力まで人形作れるならゴムでも砂でも作れるだろって思うし…
要するに本筋もっとやってほしいんだよね。
サンジも“スパーキング”だとするならばブラックでいいと思います。
「黒足のサンジ」ですしね。
イチジ スパーク:火の粉、火花
ニジ デンゲキ:電気
サンジ スパーク?:火系
レイジュ ポイズン:毒
ヨンジ ウィンチ:ロープに張力を与える機構…巻き上げ機
一人だけ自然なものでない。
ウィンチ、ほかの意味を知っている人がいたら教えて下さい。