男は女を蹴っちゃならねェ!!!
サンジの女性を大切にする「騎士道精神」を教えていたのはゼフであった。
なるほどなー。「女は蹴ったらいかんもんだと、たたき込まれて育った」(403話)と言ってたのでゼフに教わったのかなって思いきや、クック海賊団は婦女だろうと一切容赦無しで襲ってたのでゼフではなく母親かなーって思ってたけど、ゼフが男の道を教えていたのでした。
海上レストラン・バラティエには女性のコックがいませんでしたけど、ゼフが蹴ってしつけるタチなので入れていないのでした。「男は女を蹴っちゃならねェ」という騎士道精神を持っておりました。どーもゼフと騎士道精神が結びつかなかったんですけど、意外と紳士だったのね。
男は女を蹴っちゃならねェ!!
そんな事ァ 恐竜の時代から決まってんだ!!いいか!!人間としてならいくらでも間違え!!
だが男の道を踏み外した時ァ…!
てめェの金玉を切り落とし!! このおれも首を切る!!それが “親の”落とし前ってもんだ!
おれの嫌いな人間にゃなるなよ
サンジが女を蹴る時は、ゼフまで首を切ると言っていました。
それが「親」の落とし前でもあると。そこまで言われちゃサンジは絶対に女性は蹴れませんね。やっぱサンジの親父はゼフっすわ。実の父親がアレだっただけにゼフが「親」と言ったのはサンジの中にズシンと響いたでしょう。そりゃ、ゼフが嫌う人間にはなれないよなぁ…。
今年はサンジの年ってことだけど、どんどんサンジの謎や過去が明かされていきます。
サンジの死を恐れぬ信念
改めて、サンジの人格形成でゼフの果たした役割は大きいなと。
ぼくは『ワンピース』のキャラの魅力は「信念」にあると思ってるんですけど、サンジの信念も半端無いですね。特にゼフの影響大だから。以前にゼフは「腹にくくった一本の槍」を信念として語ってましたけど、サンジにも腹にくくった死をも恐れぬ信念があります。
サンジの信念は主に3つ。
ヴィンスモーク家の食事会で「食への敬意」と「女性に対する騎士道精神」と「部下(仲間)の大切さ」を述べてました(839話)。
“食”に敬意を払えねェバカも!!
女に手を上げる男も!!!
部下を人とも思わねェ王族の驕りも!!
お前達の全てがおれの思想に反する!!!
女性に対する騎士道精神
「…たとえ死んでも、おれは女は蹴らん…!!」
サンジといえば、まず今回ゼフから教わったと判明した女性を大切にする「騎士道精神」が挙げられます。一番の特長ですしおすし。どんなにピンチになっても貫く騎士道精神。
例え死んでも女は絶対に蹴らないというサンジ。
ゼフに嫌われる人間にゃなりたくないからね。人間としての道は踏み外しても「男の道」を踏み外しちゃならぬ。ゼフは「騎士道」というよりも「男の道」という言い方だけど、それはきっちりとサンジに受け継がれている。これも一つの「受け継がれる意志」ですわ。
食への敬意
これは直接ゼフに教わったというよりも、遭難した時の経験によるところが大きいです。
遭難し、限られた食事しか無い中で、空腹の恐ろしさを知り、たとえ敵だろうと飢えてれば無償で食わせるようになりました。同時に、食べ物を粗末に扱うことを者を決して許さないないようになります。
また、ゼフ自身も「長い海賊人生でものが食えねェ、こういう危機は何度も経験してきた」と述べており、サンジと同様に食への敬意があります。クック海賊団も、襲った船の食糧に手を出すなと教えていましたし。やはりゼフから受けついでいる信念でしょう。
部下(仲間)の大切さ
サンジが仲間想いなのは今更語るまでも無いでしょう。
ただ仲間が大切のレベルを超えている一面があります。自らの命よりも優先してしまうような「自己犠牲精神」と言っていいからね。凄まじいものがある。
バラティエで無抵抗でボッコボコにされたのに始まり、ドラム島でルフィとナミをかばって大怪我するし、空島でウソップとナミを庇ってエネルの雷食らう…。悟飯をかばってナッパの攻撃食らったピッコロさんもビックリの恐るべし自己犠牲である。
ルフィからは「死ぬのは恩返しじゃない」とか「勝手なことするな」なんて言われても、サンジは自己犠牲を止める気はサラサラ無い。これもゼフの影響によるところが大きいでしょう。
自己犠牲精神
サンジを生かす為に足を犠牲にしてしまったゼフ。
これもサンジの生き方に強く影響を与えていますね。自らの身を犠牲にして仲間を庇ったりなど無茶しまくり。やはりサンジの信念にはゼフから受け継いでいますな。
ただね、穿った見方をすれば自己犠牲が過ぎる。
もちろん仲間のために命張ってんでしょうけど、いかんでしょ!
そりゃルフィも怒るっちゅーの。
ゼフがサンジを助けたのはオールブルーを見つけるという同じ夢を見てたからだからね。ゼフは仲間を失い、「あいつら以外とはもう海賊を続けたいとは思わねェ」と言ってました。つまり、ゼフのオールブルーを探すという夢は終わったのである。だからこそ、サンジが同じ夢を持ってるので生かそうと決心したのでしょう。
これぞワンピの「受け継がれる意志」というやつでしょう。
「Dの意志」も血筋は関係無いって白ひげ言ってたけど。「受け継がれる意志」は血筋なんて関係無いのもワンピの特色ですね。
だから、サンジはちょっと自己犠牲し過ぎで、そのうち本当に死ぬぞって面がある。
今回の結婚の件も。ゼフの影響を受けてる「自己犠牲」とゼフの夢であった「オールブルーを見つける事」が相克している気がするんだけど。そも、ゼフはサンジを送り出す時に「食への敬意」を無視してコックたちにスープ捨てさせてたし。
もうちょっと夢を優先してもと思ったり思わなかったり。
『ワンピース』は実の親子よりも義理の親子の絆などにスポットが当たるので、ゼフだってサンジに夢を優先しろって言いたいんじゃないのかにゃ。
ゼフってどのくらいの海賊だったのだろうか
クック海賊団は1年間もグランドラインを航海した上に、ゼフは「オールブルーの可能性を見た」とも言っています。グランドラインのどの辺りまで航海したのか、そして何で戻ったのか。また「おれァ世界の海で料理してきた男だぜ」とも。世界って東西南北の海も指してるのだろうか。
ゼフって登場したのが初期の初期だけど、冷静に考えると凄い海賊だった可能性が高い。
どのような海賊だったのか私気になります!
コメント
普段コメントしないんですがゼフがゼヒとかなたねぇとか誤字が
普段は個別に返信しないんですが修正しました
今回のホールケーキアイランド編は、ちょいちょいゼフが出てきて涙線が緩みます。
騎士道精神とゼフが結びつきません
イメージと違うというか
ゼフは騎士道じゃないでしょう
ゼフの男の道をサンジが彼なりに騎士道に昇華させた感じ
逆にそんなすごい海賊がギンごときに遅れをとったのがいまでもつじつまが合わなくて。
1、実はゼフはそんなにすごくない
2、実はギンは相当な使い手だった
3、ゼフがあの場で逆らえないなんらかの理由があった
4、ただのだまし討ち
5、足を失って話の都合上一気にイーストブルー以下まで弱体化した
どれじゃろ。
↑ゼフは足技使いだったのだから、いくら凄かったとはいえ足を失えば弱くなるのは仕方ないと思いますよ。
ゾロに例えれば、刀を使えなくなるようなものですし。
他にメインの攻撃方法を持ってる人が脚を失うのとはわけが違うのですから。
ゼフは普通に新世界にまで入っていたんじゃないですかね。それくらいは強かったと思います。
初期の絵は本当に見やすいな、、、
ジャッジの言葉にもゼフの言葉にも縛られるサンジ。ただ一つだけ違うのはそこに愛があったかどうか。
「死んでも蹴らない」の理由としては納得言った。
教えられただけだと 破ってもいいのでは? って読んでて思っちゃうし。
人の道を踏み外しても男の道は踏み外しちゃいけない??
ボンちゃん涙目wwww
「グランドラインを楽園と呼ぶヤツもいる」ってのはバラティエ編で出てきたワードですからねぇ。
「新世界」との区別を理解してるってことは少なくともゼフは「新世界」までは行ってると思います。
ビックマム海賊団のメンバーのまとめ書いてまとめて下さい!
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