『かぐや様は告らせたい』236話:そして、石上優は目を閉じた⑤
石×ミコはじまってんじゃん!!
伊井野家で2人きり。ごく自然と手を重ねてくるミコちゃんである。「誰かに付けられる→石上が送る→部屋行こ…」の電光石火の流れから一気に畳みかけてくる。ミコちゃんの言動はもう完全に喰う側の狩る側のものじゃん!
あのミコちゃんがよくぞここまで…と感慨深くなってくるね。
236話「そして、石上優は目を閉じた⑤」感想・考察
サブタイ
今回のサブタイは「そして、石上優は目を閉じた⑤」です。
前回が「④」。
このシリーズは中学時代のトラウマを払拭して「うるせーバカ」とやったことで終わったものと思っておりました。そのサブタイを石ミコの急展開で持ってくるとは恐れいった。
ということはまだ石上は目を開けてないって解釈も可能である。中学時代の問題で目を閉じたように、つばめ先輩への失恋で恋愛関係も目を閉じてる状態ということでしょうか。知らんけど。
で、石上の目を開けるのはミコちゃんしかいないということか!
手に汗握る展開すぎる
来年の生徒会って真面目な話をしてるのに手を握ったり頭ナデナデしたりとやってることが完全にバカップルの2人。
というかここミコちゃんの部屋ですからね。お家にお邪魔しちゃうなんてね。ミコちゃんのプライベートルームに足を踏み入れちゃうなんてね。しかも当然のごとく親は不在です。心置きなくTO LOVEれと言わんばかりの状況である。お膳立てはバッチリ。
こんなのもう、約束された勝利の回に決まっているじゃん!
同級生女子の自宅とかワンピースで言えばラフテルみたいなもんです。男子高校生が目指す最終地点。そこに青春のすべてが置いてある!そんな場所でイチャイチャ攻防してるんですよ。最高と断ずるにいささかの躊躇もありません。
ミコちゃんの夢が叶う
ミコちゃんには夢が2つあります。一時期は、白銀とアヤシイ関係を築きそうな雰囲気の中で飛び出したものです。
その1つが頭なでなでです。
私は子供扱いも頭なでられるもの好きなタイプなので、いつか先輩からのなで返しを期待しています(コミックス213話)
いわく「頭なでられるのも好きなタイプ」「なで返しを期待しています」である。まあ、頭ナデナデに関してはすでに作中で叶ってもいる。今回は2回目の石上からの頭なでなでをしてもらった形となります。
また、当時言ってた「子供扱い」という部分も具現化してます。なんたって甘えん坊さんですから(タオルケット症候群なほどなので説得力ありすぎる)。甘えん坊さんなミコちゃんを存分に甘やかしたのです。
その甘やかす方法というのが以前言ってたミコちゃん願望のもう一つです。
先輩抱きしめてください(コミックス206話)
抱きしめるである。
寂しがりやで甘えん坊なミコちゃんの願望は「頭なでなで」と「抱きしめてもらう」が至上の喜びだったわけですよ。その2つを一気にやってのけたがの石上はスーパープレイをしたと言っていいでしょう。そりゃミスチルも歌うっちゅーの!抱きしめたい!
ラフテルでワンピースを見つけた
ミコちゃんの部屋という男子高校生にとっての最終目的地ラフテルに到着して、めちゃくちゃ良い雰囲気になってるわけですよ。
石上は麦わらの一味よりも先に見つけてしまったのです。「ふくひとつきない大秘宝(ラブ&ピース)」を!つまりベッドインである。
推理漫画で主人公が向かう先で必ず殺人事件が起きるのと同じように、ラブコメ漫画は(裏)主人公が向かう先で必ずニヤリングイベントが起こるのです。もうこれは自然の摂理なのです。
そして『かぐや様は告らせたい』は勢いでヤっちゃうのは、先輩のかぐや様&白銀で証明済み。後輩2人も受け継ぐってわけか。
受け継がれる意志!男女のうねり!男子高校生の夢!それらは止めることが出来ないもの!人が恋愛の答えを求める限りそれらは決して止まらない!
って、止まったよ!泊まる流れが止まったよ!かのレジェンドラブコメ『ニセコイ』名物まさかの携帯電話ですよ。良い流れのラブコメからの電波とハートは必ずキャッチする。ハートキャッチ!プルルルルルル!
ものすごくシリアス
というかあまりにも「石×ミコ」が甘々で供給過剰だったのですっかり忘れてましたけど、いまはものすごいシリアス展開でもありますからね。
今後のすでに主人公のかぐや様不在でずっと進行していましたがいよいよ最終章が動き出すようです。
それにしてもいまだにステラの人バレってビッグイベントを残してるのに、ミコちゃんの好感度MAXを突き抜けちゃってよね。これでステラが石上と知ったらミコちゃんの恋愛メーターがどうなってしまうのか。私気になります。
藤原さんがまったく登場しなくなったのは裏で何かしてるのか唐突にラーメン食いにいく前振りなのか…。
コメント
とにかくヤマカムさんがお元気でなによりです。
髪に夢中で聞いてなかった内容が地味に重要なんだろうなぁ
初期の2人を知っているので、なんか目頭が熱くなる
ヤマカム生きとったんかワレぇ!
また
ギンギンでも憧れの先輩を抱かなかった男に抱き締めさせた
ミコちゃんの女のプライドは満たされちゃったかもしれない
でも石上の中では逃がした魚第二弾は避けたいのでいったのでは
石上君も性徴したんですよ
何気に、生徒会の今後を暗示してる回だったりして、色々と考えさせられる重要な話でもあった今回
今の生徒会はかぐやを中心にしてるのはミコちゃんの言う通りで、それはもうすぐ終わりを迎える
そうなった時、石ミコはどうするのか
ミコちゃんも生徒会長になってどうしたいのかに疑問を持ち始め、石上も辞めるかもしれない
そこで気になるのが、かの阿部氏
ずっと出そうで出なかったかの人がどんな役割を担うのか
新生徒会とも言えるそこに、難題キャラの不知火ころもも関わってくるのか
すでに最終章なのに、それを入れる余裕があるかは少し不安ですがね
ミコちゃんの部屋は本と熊のぬいぐるみがあったから
この部屋はリビングだと思われます
ここまで空けたんだからすることあるでしょ?
許してにゃん って