『かぐや様は告らせたい』203話:先輩くんと後輩ちゃん④
アニメ3期だけでなく実写版映画の続編も決定した『かぐや様は告らせたい』。
今年も注目の作品ですね。
物語も進級し、新章「白銀御行の戦い編」が開幕と終盤戦に入った感もあります。かぐや様の為に戦うことを決意するも高校生で出来る事は限られていると悩む中、ミコちんがアドバイス(?)しつつ、不倫カップルみたいなあやしい関係再びである。
203話「先輩くんと後輩ちゃん④」感想
シリーズ4回目
「先輩くんと後輩ちゃん」シリーズ | |
コミックス165話 | 先輩くんと後輩ちゃん① |
コミックス178話 | 先輩くんと後輩ちゃん② |
コミックス190話 | 先輩くんと後輩ちゃん③&伊井野ミコは愛せない⑤ |
このシリーズもついに4回目です。
最初は2人きりだと気まずく会話が続かなかったのに「ポエム」や「般若心経」といった闇の深いエピソードを積み重ねることで2人の距離もどんどん近づきました。
むしろ、アヤシイ関係にしか見えなくなってきました。
近づくのはいいけど、その距離感はアヤシイぞ。
白銀とミコちゃんあやしさがスゴイ
先輩も大人な私にどんどん甘えてくれて構いませんよ?
私は子供扱いも頭なでられるもの好きなタイプなので、いつか先輩からのなで返しを期待しています
あやしさが半端ない…。
かぐや様と石上による「先輩さんと後輩くん」とも言うべきやり取りの数々は健全なものでした。それこそ醸し出される姉弟感が微笑ましいものです。
対してこの「先輩くんと後輩ちゃん」は不健全というか、薄い本が熱くなるようなインモラルの匂いがプンプンするぜ。だって冗談になってないから。
まるで隠れて不倫してるような空気感が出てるんだもん。
隠れてイチャイチャするのがバレそうになった時の行動です。
そりゃ藤原さんだって気まずくなりますよ。
ミコちゃんから醸し出される危ういメス的な雰囲気よ…。
ミコちゃんの寂しさ
これはアレですね。家族愛に飢えて寂しさを埋めるように男にいきついて依存して愛を錯覚する女性になるタイプだ。幼少期から親不在でタオルケット症候群のミコちんゆえの闇の深さというか。
一つも冗談になってない。
やましい事なきゃ堂々としてればいいのに、隠れて浮気してるようなリアクションなのがより重くて危うい。
石上が好きと言いつつ振り向いてもらえないから白銀を求めてるように見えてしまう。そんな歪んだ愛とヤバさが感じられますな。
- かぐや先輩と石上後輩(健全な姉弟)
- 白銀先輩と伊井野後輩(背徳的な怪しさ)
ミコちんの危うさがそのまま魔性にもなっててこれはこれで好きですけどね。
大人っぽくなったミコちん
もしそうなったら一緒に腹切って死んでくれるんですよね?
- 白銀とかぐや様の仲を引き裂くようなら腹を切って死にます
- 白銀に一緒に腹切って死んでくれるんですよね?
このロジックなんかおかしいけど、きっとミコちんの中では当然なんだろう。
もしもかぐや様と白銀の仲を引き裂くような事をしたら腹を切って死にますと。もしそうなったら、ミコちん一人で自決するという宣言ですよね。にも関わらず白銀も一緒に死んでくれるんですよね心中する事になってる。
これはコミックス206話(予定)のあやしい雰囲気での発言が決定事項となっとるな。
お互い変な気起こしたら、その時は一緒に地獄へ堕ちましょうね
これ約束事項になってるよね。だから、2人の仲を裂くようなことしたら「自決します=その場合は白銀も一緒に死ぬ」という。
白銀は重い冗談と思ってるけど、ミコちんはマジですよ!
今後の石ミコの趨勢を占う面でも、歪んでる愛が大事なイベントになるかも。知らんけど。
大人になったミコちゃん
藤原さんと違って本当に「悪い虫」の空気感もあるミコちんの処理方法を考えてたら、うまく扱われて逆に処理されました。
冒頭でミコちんは大人っぽくなったと言われてたけどその通りだよ。魔性の女として大きく成長している!良い意味なのか悪い意味なのか分かりませんが…。
以前のミコちんだったら、あがり症の勘違い暴走キャラだったので、こんな先輩たちを手球に取れる子じゃなかったですからね。見事に転がし、かぐや様のお怒りを沈めて白銀にチョッカイかけて(るように見える)ました。
そんなこんなでミコちゃんの大人になった成長が伺えました。まる。
終始、藤原さんだけまったく納得いってない表情なのが笑える。
コメント
今年もここの更新楽しみにしてます。
気になったのは、さりげなくみこちゃんの初モノローグなのではないかと。
まぁモノローグ無しに今回の面白さは引き出せないですよね。
「あー駄目だ 分かってない顔だ……」はミコちゃんではなく会長のモノローグかと。
まぁミコちゃんのと解釈しても面白いですが。
みこちゃん攻略したい
藤原書記をまだちょっとは尊敬してるだろうけど以前のような崇拝はしてないよねもう
横に座った時が自然すぎる
腹切って死ぬのは鬼滅ネタ
とコメントを残しておこう
ミコちゃんは、お兄ちゃんに甘えたいという感情で白銀に接しているんじゃないかなと思う。
お兄ちゃんにちょっと意地悪な事をしてお兄ちゃんが困っているのを見てウフフッて感じで喜んでいるようにみえる。
そして、本当の兄妹ならそういう甘えも許されるけど実際は違うので白銀お兄ちゃんとのスキンシップは、大好きな先輩であり白銀の恋人の四宮先輩と、男性として好きな石上には内緒にしてほしいということですよね(誤解を産んだままの状態で知られると誰も幸せになれない事を自覚している)
テニサー飲みサーが×なチョロさと
オタサーが×なめんどくささを兼ね備えた
魔性の女
藤原書記が完全に蚊帳の外だし、ママン性能が最近忘れ去られてきたのでそろそろ残りの社交ダンス特訓編をですね…
モノローグはミコちゃんではなく
会長でしょう
ミコちゃんは頭フル回転させて
かぐや様の機嫌直そうとしてます
ミコちんは白銀相手ならここまで上手く立ち回れるのになんで石上相手には動けんのか
そしてさりげにミコちんは好きな相手は石上だと認めたんだね。
これは大きな進展だ
ミコちゃん、覚醒したら男を手玉に取りながら、一途に石上だけを想う魔性の女になれる、将来的には具体的に言うと銀座の高級居酒屋のオーナーとかに
ミコちゃんは、バレンタイン回で石上が好きなのは、石上以外の生徒会全員にバレてるから
藤原書記はミコちゃんの好きな人を知っている誰だろう?(棒読み)
対象Fは、恋愛話から除外がデフォ
ミコはかぐやを手玉に取ってるし、会長を安全な男だと思って軽くからかってるつもりが徐々に深みにハマってる(他人の彼氏を寝取ってもいいかな思う)悪女ムーヴが面白かった。
会長とミコの間の進展はこれ以上(物語の本筋的に)望めなさそうだけど、それが残念に思えるくらい面白かった。
攻略は簡単なのに、付き合ってから選択肢間違えるとバッドエンドなキャラですねわかります。
ミコちゃんは会長で大人になるべきでは?
初めて同士で石上が自信を失っても可哀想だし
「裏ヒロイン、お子ちゃま、未完成」と登場時に紹介されたミコちゃんが、まさかこんな方向に完成されていくとは思わなかったなあ。
家での寂しさを他で補完する小悪魔ちゃんになりつつあるのが恐ろしい。
生徒会の力関係が、会長→かぐや→石上→藤原→ミコ→会長とループしてしまったので笑うしかない。
ここに阿倍ひふみがどう関わってくるのか楽しみです。
実写版でミコちゃんを演じるのは誰だろう?
ミコちゃん、両極端に振れそうなんだよな
大学に入学したら1ヶ月後にはサークルの男全制覇とか、逆に男は狼近寄らないで!とか