『MAJOR 2nd』264話「エース一人で」感想 ふじみ原の地味強山路と滝ちゃんのバックボーン！それと待ちに待ったアレ

『MAJOR 2nd』264話：エース一人で

 

手を顎に置いて試合を見守る道塁ちゃん可愛い（挨拶）。

 

『MAJOR 2nd』は中学最後の夏大会。次の対戦相手は卜部とアンディがいる清和と思いきや、ふじみ原というダークホースにカマセ犬になるのであった。私知ってます！このパターン！

 

去年も優勝候補の英邦が道塁ちゃんたちの大尾中相手にまさかの惨敗してましたからね。この分だと英邦と決勝戦（既に春に「4-1」で勝ってる）でなく、もう一校ぐらいポッと出のダークホースが出現しような予感…。

 

※うぇぶりなら『MAJOR 2nd』が基本無料で読めます。

 

あだち充イズムがある

264話

 

262話

 

コピペである。

 

最近の『MAJOR 2nd』はあだち充イズムがある（ような気がする）。

以前にも述べた通り、最近は本当にコピペを多様する。再利用する。

 

もちろん満田先生の体調もあるのでしょう。ここまで来ると、これは前のこのシーンの再利用かな…？と探す楽しみが増えます。平成の野球漫画の第一人者でありコピペ作家だったあだち充先生を彷彿させますね（褒め言葉）。

ふじみ原の地味強・山路

263話

 

ふじみ原は古谷の怪物っぷりと、滝ちゃんの可愛さばかり光りますね。

個人的に興味あるのは地味ながら存在感出してるのは1番ショートの山路でしょう。

 

対して目立ってませんが、曲者であることが随所で語られています。

 

1、2番以外はザコっぽいから、その前にランナー出さないようにストライク先行でな！（262話）

初回の2点を取った1、2番に回ってきたな（263話）

 

ふじみ原メンバーは古谷と滝ちゃん以外はモブで顔すらほぼ描かれてません。まだ満田先生はキャラを作って無い可能性が微レ存。なのに山路は1打席目から塁上いるところまでしっかり顔が描かれてる。初期からきちんと作られてる。

 

万年1回戦負けのふじみ原で数少ない強者であることが随所に出されてる。

地味ながらこいつは気になる存在である。

何かドラマがありそうな滝ちゃん

だ、大丈夫！だって手袋付けたら〝捕る〟感覚がぼやけるから…！（262話）

 

むむむ。滝ちゃんのこの言い方は含みがありますね。

 

てか、初登場時は「滝！肩仕上げる！」「はい！」というやり取りなので後輩なのかと思いましたが、普通に古谷とタメ口で喋ってます。同じ年とか幼なじみなのかな。

 

で、滝ちゃんのキャッチャー用守備手袋をしない理由は「捕る」感覚がぼやけてしまうからだとか。打者としても微妙っぽいし、野球素人っぽいんですよね。特に肩の弱さはヤバイ。

 

262話

 

送球がピッチャーまで届かない！

 

肩弱いってレベルじゃねーぞ。

パワプロなら「肩G」を超える「肩Z」ですよ。

 

これらから推測すれば滝ちゃんは野球（ソフトボール）ド素人である。にも関わらず、大吾より小さい女の子が古谷の剛速球をキャッチでる。「捕る感覚」云々が気になるところですね。少なくとも素人でこんな芸当可能なら漫画的にバックボーンがありそう。

 

武道やってるので怖がらず球が見れるとか、満田先生最高傑作（久米田先生談）『BUYUDEN』の怨念でボクサーとかだろうか。滝ちゃんは野球素人でも古谷の剛速球取れる何かがある。

 

万年1回戦負けと言われる弱小のふじみ原に、怪物の古谷を筆頭に、地味強の山路、野球素人（と思われる）なのに古谷の球をキャッチできる滝ちゃん。

 

弱小チームに投手、遊撃手、捕手（肩Z）が揃ってるチーム。

なかなか面白い対決になりそう。

これが俺たちの求めてたもの！

「清和VSふじみ原」はかつてのライバルが新キャラのカマセ犬になるって実に少年漫画の王道だった。ふじみ原との試合は面白くなりそうだ。

 

しかしだなぁ。野球の試合やってると、この漫画のキモであるお着替えなどのサービスシーンが一切描かれなくなるのである（※そもそも野球漫画です）。

 

令和最高峰のJCサービス漫画として見るとどうなんだろうね…。

 

野球漫画としても王道少年漫画としても熱い展開なんだけどさ。心が凍えそうになるっていうの？ハートが凍死寸前になってるんですよ。「あ、今回も試合か…（着替え無しか）」みたいな謎の残念感があったわけよ（※そもそも野球漫画です）。

 

で、今回もやっぱり試合の続きだったわけです…。

だ・け・ど！

 

 

！？

 

古谷颯太…打つほうはみんなに任さるとしても—。あれ…やばいっしょ—！！あんな化物、あたしの球で抑えられるわけないじゃん！！よっしゃ全打席敬遠したろ。フフフ勝った！

 

「フフフ勝った！」はこっちの台詞ですよ！

 

今回も試合か…。サービス無しか…。

とガッカリしていたところで、ここぞで最後の最後で濃厚な入浴をぶっ込んで来たー！！

 

素晴らしい。本当に素晴らしい。冒頭や中盤でサービスするのもいいけど、今回もサービス無しか…と読者が思ったところで逆に見事なサービスを入れてきたのである。その破壊力は凄まじいものがある。あろがとうございます！

 

『MAJOR 2nd』が無料で読める

サンデー公式アプリ「サンデーうぇぶり」なら満田先生の初代『メジャー』『メジャーセカンド』も『健太やります』『BUYUDEN』も無料で読めます。他にもわんさか無料で読めるぞ。

 

 

たくさんの新旧サンデー名作が読むことができます。

無料ですので通学や通勤のお供に是非アプリを入れてみてください。