『ニセコイ』第215話 スキナノ
小野寺さんはとても可愛い(挨拶)。
「可愛いは正義」である。正義は勝つ!ゆえに小野寺さんの勝利は約束されたもののはずだ。なんたって可愛いんだから。そんな大天使な小野寺さんが千棘がニューヨークにいると聞けば「私も行く…!」と楽についていくのでした。
まあしかしあれですね。
2人が私服でアメリカ行ってる姿はどう見てもね…。
新婚旅行みたいである
コサキニストにとっての最終目的地。
それはシンコンなり。
『ワンピース』でいえばラフテルみたいなものですから。小野寺海賊団が何度も神の見えない力で邪魔されながら目指し続けた幻の島!それがシンコンです。もう千棘なんて放っておいて、このまま新婚旅行でも私は一向に構わない!
まあそういうわけにもいきません。
小野寺さんたちがアメリカめできて早速エンカウントしますが、千棘は見つからないようにダッシュで逃げ出します。しかし、どこへ行っても謎のエンカウント率の高さで遭遇するのであった。黄金の爪持ったドラクエ3かよ!以前の定期デート並みの異常なエンカウント率です。
エンカウント高い
このエンカウント率の高さはアレですかね。
千棘とは離れられない運命とか必ず巡り合うとでも言いたいんでしょうか。PRIDE男祭り2005の五味VSマッハの煽り風にいえばこんな感じか。「例えこの地球上のどの場所で生まれていたとしても、きっと彼等なら巡り合っていたはず」みたいな。それぐらい異常な巡り合いっぷりですよ!
しかしそれ以上にエンカウントする度に炸裂する千棘の顔芸はどうにかならんのかいな!
千棘
とてもメインヒロインがしていい顔じゃないな…。
小野寺さんだって面白顔芸通り越して、無残な顔芸を披露することはあります。白目になったり、燃え尽きたり、キムチだったり、受験に落ちたり…。でも、あくまでデフォルメされて「可愛い」の範疇です。しかし、この千棘の顔芸はちょっとね…。
よし!無残な顔芸は小野寺さんの勝ち!
勝因は燃え尽きようが、キムチだろうが可愛かったからです。
おっと、話が逸れた。
脅威のエンカウント率でしたが、千棘は秘儀「まがってすぐの所に隠れるの術」で楽を蒔くことに成功します。しかし、小野寺さんとはバッタリです。
なぜ出会えたかって?置いてかれたからさ!
置いてかれたからこそ出会えた
さすが置き去りに定評のある小野寺さんだぜ!
そういえば山王工業の監督もこんな事を言っていた(ような気がする)。「置き去りにされたことがある」というのがいつか大きな財産になる!
そうか、今まで置き去りにされまくったのは、ここで千棘とバッタリ遭遇するための布石だったのか!(違います)
私は何度も、チャオズやヤムチャは置いてきてもいいけど小野寺さんは置いてくなよ!と声を大にして叫んだものですが。いやはや。小野寺さんの置いてかれるスキルが役に立つとはね。
しかし、ジャンプ界では置き去りスキルに関してはチャオズをはるかにしのぐ小野寺さんである。せっかくバッタリ出会えたのに、また置き去りにされます。あー!またか!またなのか。小野寺さんは置いてかれてしまうのか!そう思っていたら、千棘を呼びとめるために叫ぶのでした。その言葉がね。いいんだ。
私一条君のことが好きなの!!
言ったー!
独り言を聞かれたのではなく、堂々と千棘に言い放ったのでした。
これはアレですね。恋の宣戦布告といっていいでしょう。小野寺さんはそのまま「私の独り言聞いてたんじゃないの?」「千棘ちゃんの好きな人って一条君のことじゃないの…?」と畳み掛けます。
しかし、千棘は小野寺さんかの言葉からも逃げます。
「…何言ってるの?」と。楽なんて好きじゃないし、あり得ない。たた恋人のフリをしているだけなんだと主張します。その逃げの姿勢の千棘に小野寺さんがMVP級の表情で核心を突きます。
…逃げないでよ
紛れも無く今回のMVPです。
この小野寺さんの表情は言葉で表現するのは難しい。
あえて述べるなら神である。
昔、F1レーサーのアイルトン・セナがはじめてタイトルを獲得した時にこう言いました。「神を見た」と。そんな心境です。見えましたね。小野寺さんに神が!表情が神々しすぎる。
小野寺さんといえば世界一の大天使だと思ってた自分が恥ずかしい!
大天使どころじゃなかった。小野寺さんは神だったんだ!
ゴッド小野寺さんが神々しいだけでなく、今回は12年前の約束が明かされそうでした。個人的にはもう鍵とか約束の女の子だとかどうでもいいんですけどね。約束の女の子が、千棘だろうと小野寺さんだろうとどっちでもいいです。なんならマッコイでもいいです。大事なのは今!NOWだから(←いい事言った)。
絵本
って、絵本の作者は楽の母親だと!?
楽の母親というとファンブック『トクレポ』でも頑なに何かありそうな匂いプンプンさせてましたしね。「母:????」と不明でした。その楽の母親がここでかよ。
絵本の作者って何か重大なキャラですな。
作中では母親が弁当作ってるのか尋ねる集に「母ちゃん家にいねーし」と言ってました。母親がいることは分かっておりましたけど。
母ちゃん家にいねーし
楽の母親は何者だ!
何で家にいないのか。華さんの軽い感じで「だったら会ってみる?」という台詞から、アメリカに滞在しているのでしょうか。集と楽って幼稚園からの幼なじみなので、普通に母親が弁当作ってるか聞くってことは高1ぐらいまでは実家にいたのかな。何にしても気になります。
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