「マザー・カルメル」の写真事件
ビッグマム暗殺計画の作戦の中でなんか超重要そうな人物の名前が出ました。
ビッグマムにとって大切な人と思われる「マザー・カルメル」とは何者なのでしょうか。ビッグマム暗殺計画における唯一の弱点なのがマザー・カルメルの写真なのだとか。
ビッグマム同様に「母」の名前が付いているのは気になるところ。ビッグマムの恩人で失踪したそうですが詳細は家族すら不明とのことです。
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実の家族の子供すら容赦無いのにマザー・カラメルの写真を落としただけで顔が青ざめ奇声を発するってどんだけだよ!恩人というか崇拝してるっぽいですね。
マザー・カラメル
「マザー・カルメル」の写真はママの唯一の弱点
ベッジやシフォンの話をまとめると以下のことが分かります。ま、分かるといかほとんど何も分からない状態ですけどね。
・お茶会ではビッグマムの正面に置かれている
・ビッグマムにとっては何よりも大事な宝
・ビッグマムの恩人らしい
・現在は失踪して行方不明
・写真を落としただけで発狂する
むむむ。何者なのでしょうか。
あのビッグマムが写真ひとつで取り乱すなんて。現状では想像するしかないけど、真っ先に思い浮かぶのはビッグマムの母親的な存在かなってとこかな。引っ掛かるのは亡くなったというわけではなく、「失踪」したってこと。てことは遺影ってわけじゃないんですよね。
詳細は不明ながらボンヤリと語られる「マザー・カルメル」について。まず疑問なのは、その事情は誰から聞いたのかってこと。
誰に聞いたんだよ?
「様だが」「らしい」
カポネもシフォンも「様だが」「らしい」と又聞きなのが私気になります!
あんたらそれ誰に聞いたんだよ!
この口振りからビッグマム本人から事情を聞いたわけでもなく、誰かから何となく教えて貰ったって感じです。家族も知らないならば、長男(ペロスペロー)や長女(未登場)も知らないってことでいいんでしょうか。
ビッグマムがまだ子供をつくる前、もしくは子供達が物心付く前にマザー・カルメルは居たってことかな。ペロスペローの年齢しらんけど。ビッグマムは孫までいるし、白ひげやロジャーと同世代の海賊のようなので相当昔じゃん。
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そうなると、マザー・カルメルを知っている人物、ないし子供達に事情を教えてあげた人物は限られてきます。かなり年いった重臣ってとこかな。
ニワトリ伯爵 / 美食騎士シュトロイゼン
ビッグマム海賊団ではけっこうな年齢で重臣っぽいのはこの2人。
タマゴ男爵…改めニワトリ伯爵は最高幹部の将星スムージーが素直に言う事聞くなど重要な船員です。なぜかラフテルの行き方やポーネグリフについての知識もあり、ビッグマムの事情を知ってても不思議じゃありません。
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もう1人気になるのは前回(858話)で登場した美食騎士シュトロイゼン。ビッグマム海賊団の総料理長を務めています。ウエディングケーキをつくってる時に涙を流しながら人生について歌っていました。
ゆるふわの~♪トロふわの~♪人生なんて~♪ありゃしない!!
苦行の人生涙の味は♪(塩少々)くやし涙は(大さじいっぱい)
だったらてめぇのデザートはァ!甘いケーキがいいじゃない
碌でもない人生なので甘いケーキがいいじゃんっていう歌。まるでビッグマムの人生について歌っているようでもある。美食騎士シュトロイゼンも何気に重要な船員っぽいです。何か事情を知ってそう。
ま、もちろん子供たちがビッグマム本人から断片的に「マザー・カルメル」の話を聞いた可能性もあります。でも本人に聞いたなら「様だが」「らしい」なんて言い方でなく断言しちゃうよなぁ。
ニワトリ伯爵か美食騎士シュトロイゼンあたりから又聞きで教えてもらったって線が妥当かなと。
なぜマザー・カルメルは失踪した?
「来る者は拒まず、去る者は殺す」(854話)
最大の謎は、マザー・カルメルが失踪したのならば、ビッグマムの流儀「来る者は拒まず、去る者は殺す」に反してるのに何で写真を大事にしているのかってことです。
どういう経緯でビッグマムの元を去ったのか分かりませんが、マザー・カルメルを大事にしてる点と「去る者は殺す」点は矛盾する。むしろ、マザー・カルメルが失踪したから「去る者は殺す」って流儀になったのかもね。大事な者は絶対手放さんと。
また、仮にマザー・カルメルがビッグマムの母親的な存在だとすれば、生きてたら相当な長寿でしょう。いや同世代の恩人でもええ年か。ビッグマム自身がロジャーたちと同世代っぽいし、子供85人もいるので最低でも70歳はいってるくさいし。マザー・カルメルが存命ならかなりの年齢っぽいですね。
マザー・カルメルが何者なのかまだまだ不明ですが、ビッグマムのバッグボーンに関係してそうです。詳細が語られるのが非常に楽しみです。まる。
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コメント
マザー・カルメルなら巨人族ならまだ生きてるかもしれませんね。
既存だと年齢的にDrくれはしかいないんだけどどうかなー
高い鼻が似てると言えば似てる
カラメル=キャラメル
キャラメルの能力者といえば…もうおわかりですね?
『ドリアン・グレイ』みたく、実は写真がビッグマムの本体なのではと思ったりしたのですが……果たして
自分の写真という線も
海賊になる以前はマザーカルメルとして、名前的に修道女とかだった
当時の思い出みたいなものは何も残ってないから、写真をすごく大事にしている
自分を過去に縛り付けているビッグマムと、常に前だけ見てるルフィの対比的な展開
カラメルソースと言えば思いつくのはプリンだけど何か関係性はあるかな
プリンの実の母がマザーカラメルとか…
本の世界に閉じ込められたりするくらいだから、写真の中に人がいるってこともあるかま。ソルソルの実の能力者だから、魂とも関係ないかなあ。
記憶を見ることができる能力なら知ることができるのでは・・・
名前からはカラメル山の聖母を想起させますよね
誤字です。カルメル山の聖母です。
マザーカラメルに失踪されて、自分の元を去っていく人に対する感情(悲しみ)が捻じ曲がって、「去る者は殺す」に繋がってるのかもしれませんね。
逆にマザーカラメルの件をルフィ達がとりもって解決できれば、ビッグマムとも和解し、ジンベエも正式に移籍できる、と。
どうせ暗殺計画はルフィがぶち壊すんでしょうし。
まさか、ここからマムの過去編始まらないよね?
まぁ「過去」こそワンピの面白い部分ではあるんだけどねぇ
ソルソルの実って 自身の延命には使えないんですかね?他人の寿命を自分のものにするとか…
もしそうだったらビッグマムは相当な年月を生きていることになり、世界政府からもっと注目されるべきなんですけど…
あれほど子供の数が半端なかったのでそう思ってしまいました。
どこかで見たんだけど
カルメルは麦わらって意味があるとかないとか?
ルフィのおばあちゃんって説が面白かったな
記憶を操られてそもそも存在しない人物の可能性も
ルフィの知り合いかなにかでしょう
ビッグマムとは敵対しないと思うので
ダダン…いよいよか。
ビッグマムの過去編突入しそうですね!
一つだけやめてほしい展開はカルメル=ルフィの祖母というオチですね
これやられると結局ご都合解決じゃん、苦労した意味なかったじゃんとなってしまうので
でも祖父=海軍の英雄、父=革命軍のボスとこれでもかと血縁キャラを重要ポジに持って
きてるんで祖母の線もありうるんだよなあ・・・違う事を祈ってます
ニョン婆って可能性は?
ビッグマムは、巨人族の中のチビ、ではなく、巨人族と普通の人間のハーフだから半端な大きさってことはないですか?
それと話の流れのポジション的に、マザーカラメルはエルバフとの確執の原因または中心人物でしょう。
とすると、マザーカルメルはエルバフ王国の中でも重要な地位にいた女性、例えば戴冠式を執り行う立場の国家宗教のトップあるいはその娘で、それが普通の人間と恋に落ちて駆け落ちして生まれたのがビッグマム、という線があるのかもしれません。
そして、エルバフの王家正規軍と駆け出しの頃のビッグマム海賊団が戦闘になって、マザーカルメルがエルバフに奪還されたと考えれば、この辺りはスッキリします。