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『ニセコイ』、言葉より触れ合い求めて突き進む君へ粉のように飛び出す切ないトキメキです今だけは逃げないで君を見つめような180話ミテキタ

 

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『ニセコイ』第180話ミテキタ

ふつくしい…。

マリーといえばカラーだけでなく扉絵では総じて「元気、明るい、楽しい」がテーマのように描かれていた気がしますが、今回のカラー扉絵は明らかに雰囲気が違う。「哀愁、切ない、儚い」ですよ!恋に咲くってより恋に散る感じなんですけど!ポエム詐欺ですよ!

羽姉の渾身の告白を一刀両断し、マリーに対しても、まだ気持ちに応えてやらなきゃならない奴とロックオンしていましたが、間も箸休めも置かずにマリーを振りにいくようだ。「愛・即・斬」(ごめんなさい)である。

時はバレンタイン!
去年は病弱設定ってなに?って感じで設計図片手に溶接バーナーや電動ドリルを使い「ドドドド!」「チュイイイ!」ってチョコレートを作っていました。その様子は病弱というよりも、どう見てもガテン系そのもの。しかし、今年のマリーのチョコ作りは…。
 

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マリィィィィーーッ!

チョコレートを作るのもままならぬ!大量の薬を飲んで「ハァ…ハァ…」と息を切らし目も虚ろ。ヤバイ!まじでヤバイ!マリーの生命力がヤバイ!なんの病気が知らんけど、このままじゃマリーの恋心が燃え尽きる前に命が燃え尽きちゃうよ!

 

マリーのバレンタイン

しかし、1年で1回のラブコメ漫画にとっては重要局面の大イベント!嬉し恥ずかしバレンタインデーをマリーが振られるのに使うのか。他のヒロインもさくっとチョコ渡しちゃったし。バレンタインつったら甘い甘い展開なのがお約束なのに。マリーの恋もここまでか。考えるだけで、胸の痛かぁぁぁ!

そんなわけでマリーは本命チョコを今年も渡すのであった。

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結婚指輪型チョコである。



さすがマリー抜け目がない。勝負に出たな…。
キャプテン翼の日向くんのドリブル並に強引に勝負に持ってった。実際に楽も、ここが勝負の分かれ目とばかりに「ここだ!ここじゃねーか!」と松山くんの「ここだ!ここで決めるんだ!」のイーグルショット並に決めるところを察知している。

また、括目すべき点としては今回の1ページ目でしょうかね。薬を飲む為にチョコ作りを中断しているんですけど、その作りかけのチョコはどう見ても結婚指輪型のチョコではない!普通にカップにチョコ入れるやつだ。もう何個もチョコ作れなかったのだろうか。たった1つだけ指輪型のチョコに全力投球だろうか。

今回のマリーは明らかにおかしい。オフェンスの鬼と言われるぐらいに、会えば即抱き付き、頬をスリスリさせるのがライフワークだったのに。まったく攻めてこない(物理的に)。そうか、マリーも本気なのだな。

そして偽の恋人を理由でなく本音で振ろうとする楽…。
 


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「本当は小野寺さんの事が好きなんだ…というお話ですか?」

…知ってたのか。
楽が本当は千棘でなく小野寺さんを好きなことを。

なるほどなー。
言われてみれば、そういう描写は確かにあった。クリスマスに良い雰囲気の2人に何かを感じていたり。いや…実は最初から気付いていたのかもしれんな。転校してきたばかりの頃に小野寺さんをまじまじと見つめて、小野寺さんの気持ちを確認して意味深な態度を取ったりしてたけど。

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「あなたは楽様の事をどう思ってらっしゃるのですか?」と、完全に蚊帳の外でサラサラ灰と化している小野寺さんに対して、わざわざ気持ちを確認したり。そして「良い友達」という小野寺さんの答えには「…そうですか」って意味深な表情だったし。「…」がポイントだったね。思えば、既にここで楽が好きなのは小野寺さんと察していたのかもしれんな。

マリーのヒロインとしての格がまた一段上がったね。
10年間ずっと楽を慕い続け、結ばれるために自分を磨き続けた。そしてストレートに想いをぶつけてたからね。さらにプラスすれば、10年間想い続けた楽には、好きな人がいて(小野寺さん)、偽の恋人までいて(千棘)、それでも、めげずに猛アタックを仕掛け続けていたのか。
 

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…聞かせて下さい。楽様の答えを
くぅー!泣ける!
なんて健気で一途な子なんだ。もし『ニセコイ』に小野寺さんという大天使がいなければ全力でマリーを応援したでしょうね。でも、楽には小野寺さんが、そして最近赤丸急上昇してる千棘がいるわけで。マリーの一途な健気な想いは受け止められないだろう。はっきり言って勝ち目ゼロである。
うむ。これから始まるであろうマリー編でフラれるだろう。
母親との関係や病弱設定を描くエピソードなのだろう。見せて欲しいね。『ニセコイ』ヒロインズで紛れもなくNO1の健気で一途な想いだったことを!10年間も恋をした証を見せて欲しい。意地を見せて欲しい。マリーのラストファイトを!大丈夫!骨は僕らの大天使が拾う!
女は「告白場所」を探していた
彼女について話すならば、ヒロインとして幾度の告白をし―
野球ボール又は携帯電話に邪魔される事5回―
告白につぐ告白をし無効化され生きてきた

―もう一度言うが彼女が一人で楽に挑み無効化される事幾度…
5度を超えるいてつくはどう
時にキスをせがむも寝られ、時に温泉でブクブク…
クリスマスイブで告白されそうになるもイルミネーション
結果、つぶしたフラグの数は5回(教室、誕生日、海、温泉、クリスマス)
つまり、誰も彼女を負かせられなかった(0勝0敗全てノーカウント)
―それは彼女自身も然り…!
趣味は「告白」、彼女の名は

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百折のオノデラ

「サシでやるならオノデラだろう」口々に人は言う
千棘・マリー・つぐみ・春・羽…生きとし生ける全てのもの達の中で…
「最愛の生物」と呼ばれるヒロイン

 

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