うむ。うまるちゃんは可愛い。
『干物妹!うまるちゃん』は妹漫画の中でも群を抜いて大好きだ。
家では二頭身になりワガママ放題、外面は良くて美少女のギャップ。
6巻を読むとうまるんの「お兄ちゃん大好き」っぷりにホッコリしてしまうね。
うまるちゃんの可愛さに撃沈しました。今まではうまるは愛でる分には可愛いけど、それは小動物を眺める可愛さだった。
見てる分には面白可愛いって。
で、6巻を読んで考えが変わりましたね。
妹として可愛い。
妹として俺の中で一段上になった。この子は紛れもない超ド級の本物の妹だ!
6巻もグッド
6巻ではタイヘイが出張に行く事になり、それを聞いたうまるちゃんの「やだ…お兄ちゃんがいないとうまる困るよ…」と普段はワガママ放題なうまるちゃんのしおらしくなるジャブを放たれ、出張先まで付いてくるなどお兄ちゃん大好きっぷりの連続攻撃。
何よりヤバかったのは98話「うまると帰宅」であろう。
タイヘイが2週間ぶりに帰宅するわけですが…。
帰宅したら
部屋は散らかし放題で、タイヘイがいない間にゲームをしまくってたわけである。
なんだかんだで一人で楽しんでいた…と思ったら。
それは不意打ちのように放たれた。「…」と一呼吸置いて、改めてタイヘイを見て…。
寂しかった
「お兄ぢゃん。うまるざみ…っざみじばっば!!」と泣きついてくるのであった。
やられましたね。なんだよこの可愛さは。
飛天妹流の甘え術は全てギャップ萌えを際立たせる二段構えであるが、今回のうまるの二段構えにはハートを撃ちぬかれる。
今までの外面との二段構えより遥かに可愛い。
最初にお兄ちゃんが帰ってきてもいつも通りの素振りを見せつつ、次に本当はお兄ちゃんいなくて超寂しかったという態度に撃沈するのみ。タイムラグを使った究極の甘えっぷりである。
最初っから寂しかったと抱きつかれるより、特に寂しくなかったと思わせておいて、実は寂しかったとという方が遥かに威力が大きいね。
二段構えのせいで、「実は必死に平常心を保とうとしていた」という可愛らしい真実まで明かされるし。
タイヘイはタイヘイで出張中に料理をうまるの為に作ってると判明するし。
家族愛が熱いぜ!この兄妹は最高だ。
102話「うまるとワガママ」も良いな。
ただ兄にワガママ言って甘えるだけなんだけど、甘えるのはお兄ちゃんだけなのだ。
兄妹の何気ない日常の中でギャグテイストに家族愛を落とし込む。
別に誰も死なないし誰も余命宣告されないけど、家族愛を突き詰めグッとこさせる。
家族愛とは優しさだね。
また、うまるちゃんの友達とのきゃきゃうふふも素晴らしい。
可愛いは正義である。
毎日疲れきったおっさんにとって、可愛い女の子のきゃきゃうふふが物凄く効く。
見ていて和むし癒される。
黒く淀んだ我が心が浄化されるようだ。
うまるちゃん達のきゃきゃうふふは疲れきった現代人のハートを癒してくれる。
また、シルフィンフォードと切絵とは最初から仲良かったわけでなく段々と仲良くなっていったからね。
うまるの成長物語でもある。
兄妹の家族愛だけでなく、隣人愛もほっこりさせてくれる。
ギャグ漫画なんだけど愛と優しさと温かさが満載である。
そして『干物妹!うまるちゃん』のキモは海老名ちゃんである(断言)。
くそ可愛いな!
この漫画は親愛友愛慈愛と「愛」が溢れてるんだが、一つだけ足りないものがある。
それが「恋愛」なり。別に無くてもいいっちゃいいけど、あれば嬉しい(俺が)。
そして海老名ちゃんが今目覚めようとしている。
6巻描きおろしはニヤニヤするの一言であろう。
クリスマスイブで壮絶な肩透かしを食らったと思ったら、この為の布石だったのか。恋する乙女になる下ごしらえか。
タイヘイをお兄ちゃんに雰囲気が似てる、お兄ちゃんを重なると思いつつ「でも…」ですからね。来てるね。
恋する乙女に覚醒しつつある。
海老名ちゃんがデレたら、きっと「んめな~」な事でしょう。
はやく海老名ちゃんを美味しく召し上がりたいぜ。愛溢れるこの漫画で最後のピース「恋愛」が満を持しての登場だ。え?叶課長?うん、別に…。
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