『パズル&サバイバル』のプレイレビュー記事です。
なんだろう。例えるならば「プリンに醤油かけて食べるとウニの味するぜ!」って感じのゲームです(←なんのこっちゃ)。
自領の箱庭発展系ストラテジーゲームであり、パズルゲームであり、RPGであります。
パズルとRPGを合体させたゲームは数あれど、そこにストラテジーゲームを合わせるとまったく違った斬新なゲームになるんですねぇ。
『パズル&サバイバル』レビュー
パズルRPG+ストラテジー
『パズル&サバイバル』は「パズルRPG+ストラテジーゲーム」の合体です。ゾンビが溢れる中で自領を発展させてゾンビを倒していきます。終末世界って雰囲気もグッド。
ゾンビを倒すのはパズルRPG方式。マッチパズルを解くことで敵に攻撃していく。もちろん普通のRPGのようにキャラのレベル上げなど強化もできる。
ストラテジーゲームとしてもよく出来ていて【ライキン】や【ロドモバ】のように施設を建ててレベルを上げて資源を回収して…と箱庭を育てていくのが十分楽しめるようになっています。
パズルRPGとしても優秀
パズルは3マッチのオーソドックなやつ。パズルでピースを消した縦列がそのまま上に移動して攻撃に繋がります。その場所に立ってるゾンビにピースが飛んでダメージを与えるわけです。
上図でいえば右端ゾンビにピースが飛んでいき攻撃になってるわけです。横の列でパズル解くと広範囲でゾンビに当たるし、縦の行でパズル解くとダメージが大きくなるという仕組み。
で、パズル解いてピースが上に移動してゾンビに当たるなら、その場所にゾンビがいなければファミコン版ドラクエのように倒した敵に攻撃したことになって当たらないかといえばそうではない。
ゾンビがいな列のパズル解くと下部にいるキャラにアタックチャンスになる。
解いたパズルは無駄にはならない。キャラには色分け(属性みたいなもの)があって、解いてピースが攻撃となってスカとなった分はピースと同じ色のキャラが改めて攻撃可能になる。
パズル解くことが攻撃のバリエーションになっててRPGのバトルとしても純粋に面白いです。
ストラテジーゲームとして面白い
純粋に箱庭育成系のストラテジーゲームとしても面白い部分をギュギュッと濃縮しています。
おらが街を作るじゃないですけど、かなり自由度の高い箱庭発展が可能となっています。RPGでいう経験値も箱庭で作る資源で回収可能なので、ずっと引きこもってキャラ強化し続けるといったプレイも可能です。
施設を建設してアップグレードするのも【ライキン】などと同じ感覚です。最初は秒速で建ててレベル上げれますが、段々と時間が必要になるのも同じ。
この手のストラテジーゲーム好きなら刺さるのは間違いない。次にやるべきミッションも表示されてるので、「箱庭ストラテジー」「パズルRPG」を交互にやってく感じになるかなと。
キャラの育成はRPG風
キャラの育成はRPGですかね。レベル上げる素材は領地の資源(というか農地)で回収可能となっています。
キャラのレア度は星となっており最高レア度は星5です。属性にあたる色分けはパズルのピースに該当して、スカった解いたピースはキャラの個人攻撃になる。
RPG要素もバッチリですのでRPG好きにも刺さる。
シナリオも本格的終末感
シナリオは1枚絵や立ち絵で緊迫したゾンビ終末ワールドを演出していく。
ちゃんとドラマチックなストーリーがあるので、そこも楽しめるポイントとなっています。ゾンビが溢れる世界で生き残った人たちのドラマがそこにある。
グラフィックも綺麗なので、シナリオ部分や演出も楽しめるゲームとなっています。
『パズル&サバイバル』レビューまとめ
そんなこんなで『パズル&サバイバル』のプレイレビューでした。パズルゲームとしても、RPGとしても、箱庭ストラテジーゲームとしてもクオリティ高いです。
1つのタイトルで色んな要素のゲームをプレイしたいって方にはピッタリです。