『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』感想・考察 ※ネタバレあります

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』見てきました。

 

※注意!ネタバレありますので自己責任でお願いします。

 

 

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』感想・考察

エヴァが終わった

 

終わってしまった。エヴァが終わってしまった。もう一生完結しないものだと思ってたもん。『Q』見て「ファッ!?」となったもん。もう適当に濁して投げっぱなしなんだと思ったもん。見終わった後に完結したことが感慨深い。

 

時は1995年。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は社会現象と呼ばれるほどの人気でした。色んな謎を含みハラハラドキドキ迎えた最終回。「おめでとう!」という意味不明すぎる展開に誰もがズッコケたわけです。なんだこれ?と。

 

そして『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』で完結を迎えたわけなのですが、さらに意味不明で凄まじい論争を巻き起こしたわけです。この辺は『木根さんの1人でキネマ』の感情がそのまんまです。

 

 

※マンガParkなら『木根さんの1人でキネマ』が無料で読める。

彷徨い続けたエヴァおじさん

エヴァに夢中だった子たちは消化不良のまま終わってしまい行き場を失ったわけです。一部のエヴァっ子(チルドレン)はそれからも「どうなったんだ?」「何だったんだ?」と未練たらしく彷徨い歩くわけです。

 

「さまようよろい」ならぬ「さまようエヴァファン」と化したわけですね。ドラクエ風に言えばこんな感じです。さまようエヴァっ子があらわれた!なんと!自分だった!である。

 

そんな彷徨えるエヴァに夢中だったチルドレンたちがおっさんになった頃に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が公開されやっと開放されると期待に胸を膨らませてたものです。『序』『破』は最高オブ最高からの『Q』の難解っぷりに、いまだ成仏できず彷徨い続けたわけ。

 

『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は彷徨うエヴァおじさんを成仏させた作品だった。

エヴァとは庵野秀明氏の妄想と私小説

『シン・エヴァ』は『旧エヴァ』と同じ着地点だった(と自分は解釈した)。

 

エヴァとは庵野秀明氏の私小説である。これは本人も認めるところで、例えば紙版『新世紀エヴァンゲリオン(AA)』1巻の巻末にはこんなコメントがある。アニメ放送前の所信表明のようなもの。

 

『新世紀エヴァンゲリオン』には、4年間壊れたまま何もできなかった自分の、全てが込められています。4年間逃げ出したまま、ただ死んでいないだけだった自分が、ただひとつ『逃げちゃダメだ』の思いから再び始めた作品です。自分の気分というものをフィルムに定着させてみたい、と感じ、考えた作品です。それが、無謀で傲慢で困難な行為だとは知っています。だが、目指したのです。結果はわかりません。まだ、自分の中でこの物語は終息していないからです。

 

シンジくんは庵野秀明氏自身が投影したキャラである。逃げたいけど逃げちゃダメから、庵野氏自身の「あんなこといいな!できたらいいな!」な夢や妄想を詰め込んだエンタメです。

 

他人との接触が怖い。自分を理解してもらう努力はしないけど構って欲しい。巨大ロボットに搭乗して敵を倒したい。世界を救う。クール系美少女に好かれたい。ツンデレ美少女に好かれたい。ラッキースケベを味わいたい。でも世界はクソだから滅んでしまえ。といったオタク的な妄執ドリーム満載だったわけです。

 

これがめちゃくちゃ受けたわけです。少なくとも自分には。シンジくんのウジウジした部分。めんどうな事から逃げたい。自分はいらない人間なんじゃって負の内面。閉じた世界で生きたい言動。でも自分から動かないくせに構ってチャン。それは当時のエヴァ好きな少年少女自身ですよ。

 

庵野秀明氏の私小説はものすごくぶっ刺さった。シンジってムカつくよねとか嫌いって表では言っても共感する部分が多数。これ俺とシンクロしてると気づき自己嫌悪すること無数。また、もったいぶる謎や含みをもった設定(?)もオタクに刺さる部分だった。

 

そんな庵野秀明氏の妄想と私小説にのめり込む少年たちに対してあるメセージを残して幕を閉じたのが旧エヴァだった(と思う)。

「現実を生きろよ!」

気持ち悪い

 

旧エヴァの完結である『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』は庵野秀明氏の妄想・私小説にハマって「あーだ!」「こーだ!」と小難しいことを考察したり、高尚なものあるいは文学と捉えていたチルドレンたちに堂々と言ってのけた。

 

気持ち悪いと。

 

まるで庵野秀明氏は「いつまで俺の妄想・私小説に捕らわれてんだよ?いいから現実に帰れよ!」という強烈なメセージをエヴァチルドレンに投げかけて突き放した(ように解釈してる)。スクリーンに映し出されたリアル世界、劇場見てる観客(これお前らだぞって言わんばかり)によって…。

 

エヴァとは「現実を生きろよ!」ってメッセージ性に集約される。

 

もういいんだと。目を覚ませよと。妄想と私小説に執着してないで現実に帰れよと。ただ、旧エヴァのラストは劇場の観客に冷水をぶっかけるように言い放った感じだったのが物議を醸した。

 

『ドラクエユアストーリー』のように「夢の中にいさせてくれよ!リアルとかやめてくれよ!」という感情をチルドレンにより宿しただけともいえる。だから僕らはよりこじらせてしまったわけです。

 

なんと彷徨うエヴァっ子はよりこじらせたいた!現実に帰りたくない模様!

 

(続くんですよ!)

コメント

  1. 匿名 より:

    アスカァァァァー!!!

  2. 匿名 より:

    レイは母の投影(面影、亡霊、代理でも良い)。
    アスカはいわゆる「初恋の人」。
    マリだけが「過去を重ねない人」だから、
    未来を生きる上で、マリという選択肢はく自然だと思う。

  3. 匿名 より:

    旧劇の時は宮村優子=アスカが好きだった庵野監督が
    新劇との間で、宮村優子を諦めて、安野モヨコ=マリに出会た

  4. 匿名 より:

    着地点は同じに見えて
    全く違うと思うけどな

  5. 匿名 より:

    現実でも夢でも一生懸命生きろ、ってことじゃないすかね
    それこそ某どっかのハゲ監督が害悪な彼らに昔から変わらず口酸っぱく言ってるのと同じ

  6. 匿名 より:

    アスカ派なら同人の「RE-TAKE」はいいぞ

  7. いっそ より:

    拳銃撃ったブス女と結ばれて
    皆ズッコケてほしかった

  8. 匿名 より:

    気持ち悪い。

  9. 匿名 より:

    アスカ派ならエヴァンゲリオンANIMAでいいのでは?

  10. 匿名 より:

    マリはどう考えてもモヨコ氏の投影でしょーからそれ以外のヒロインと結ばれないのはアニメヒロインとは結ばれることはないんですよと言ってる感じがした

  11. 匿名 より:

    カヲルと加地のシーンは14年の空白の間にカヲルがネルフ司令やってた説があるみたいですね

  12. 匿名 より:

    やっとシンエヴァ見られました。

    ケンケンて、加地さん風という意見もあるけど、ふしぎの海のナディアのジャンの成長した姿という意見もあって、ちょっと納得したりもしています。

    アスカはナディアに似ているしね。

    シンジ=自分だと思うと嫌かもしれないけれど、アスカの幸せを考えるとジャンの方が良いかなと。

  13. 匿名 より:

    ケンスケとトウジが出てきた時めちゃくちゃ嬉しかったのに、ケンケンとアスカの色々想像させられる関係を見ておいまさかと思って、アスカの「大人になっちゃった」でおいおいと思わなければラスト耐えられなかったかも
    トウジと委員長が結ばれたのはめでたい

  14. 匿名 より:

    一応は完結したしエヴァ全ての終わりとしてはアリだとは思うけど、新劇シリーズとしてはラストをメタ展開にしてしまったので第三村で苦しくとも生きていくというあの件が全部台無し、ヴィレが必死に戦ったのもあの世界を護るためだったのにシンジ君が全て書き換えてしまったとしたら…
    また、旧劇のようなセカンドインパクトや使徒の説明もなく、セカンド~フォースが世界や魂の浄化のためというが何のための誰のための浄化か一切説明なし(リリスとの契約がこれに相当するんだろうけどリリスと意思疎通図れるのか謎)、神殺しもメタ的に全てのエヴァを消す感じだったけど謎のまま(ゲンドウは旧劇のサードが完遂した場合の世界になった後に自分が行うというが…)とにかく何となく謎が解けた感を出してるけど、その実ほとんど前提すら明かされず、謎はただ物語を盛り上げるだけの舞台装置でしかなかったのかなと、謎を煽っておいてさすがにこれでおしまいは余にあまりなので、庵野監督以外の有志によって空白の14年や諸々の設定の回収をアニメとしてまともな形でもう何作か作って欲しいところです。

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