『トニカクカワイイ』第一部「恋のうた」完結 令和に蘇った音無響子を見た件

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『トニカクカワイイ』147話

 

はえ~(感嘆)。

 

エモエモでしたねぇ。作中で司が不老不死であること、1400年以上生きてそうなことは随所に描かれていましたし、ストレートにかぐや姫かなと思ったら輝夜なるキャラが出てきて「ん?」と思ってたらそう来たか!

 

ナサくんが全てを思い出しての過去と司の当時のモノローグ。どん!とインパクト抜群に出てくる漫画のタイトルと第一部最終話「恋のうた」に撃ち抜かれましたわ。

 

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『トニカクカワイイ』の伏線を振り返る

2話で気を失ってから

2話

 

今読み返すと「なるほどなぁ」と唸るよね。2話で告白したものの司はどこかツレナイというかまったく惚れてるように見えませんでしたからね。

 

「私と結婚してくれるなら、付き合ってあげる」「はい!喜んで!」のやり取りでナサの意識が飛んで2年後に再開し結婚したらデレデレになってました。その「意識が飛んだ」…つまり、覚えてないエピソードがあったわけで、それが司の核心だったわけで、ほえ~と唸る。

 

ナサが覚えてないやり取りは作中で随所に描かれていたのも特徴です。読み返すとゾクゾクしちゃう構成になってる。また、3話の「何より私が信じた人だから」の印象もガラリと変わりますね。

 

ナサと司のもうちっとだけ物語が続いていた…の全て。控えめに言って最高だったし、作中でナサが何度も夢に見てたのもええのう。

147話を踏まえると

月までだって連れて行く、戻して上げるって司の願いを絶対に叶える宣言してた事を踏まえると、初期のなんてことない事まで意味が増し増しになる。

 

『星空』と書いて『ナサ』。素晴らしい名前だ。(4話)

 

1話でNASAから人類が月へ行った話をつらつらとしてナサの名前を素晴らしいと褒めてたのも、月まで連れて行く宣言があった上だと名前を素晴らしいと言ったのも「なるほどなぁ」ですよ。

 

1話から読み返すと後から「これはこういう意味合いだったのか」「この発言はそういう意図が込められていたのか」って気づきや発見ができる。読み返すたびに発見がある。初期から伏線が散りばめられてます。

 

司は初期から昼でも夜でも空(月)を見上げることが多かったのも「そういうことか!」ですよ。

 

畑先生はオタクであることは周知の事実だし、司の元ネタは100%東方の藤原妹紅だろう。父など設定をちょっと変えてるけど同じオタクは分かる。全然関係ないかもしれんが。

司が1400年生きた伏線と謎

24話

 

司が不老不死や1400年以上生きてることは初期から普通に描かれていました。

 

トラックに跳ねられたのに治ってたり、古都に興味を示さなかったり、古文書をサラッと読んだり、刀をガチで使いこなしたり、小野妹子と遣隋使に行った様子、平城京を実体験で語ったり、「私の体は…病気も怪我もしないから…(88話)」、時子さんや千歳の会話やモノローグ…などで察せれた。

 

この辺の伏線の貼り方も見事だし、「私は16歳の普通の小娘だよ(24話)」で16歳から年を重ねてないのも分かる。富士山を眺めてたのも「そういうことか!」である。

 

とここまで完璧だけど気になる点は102話のナレーションです。

かぐや姫では無かった点

これは、竹取物語の続き。月へと帰るかぐや姫を取り戻し、めでたく結婚できた――夫婦の物語である。(102話)

 

「竹取物語は、結局、結ばれなかった夫婦の物語だ(2話)」から一転した102話のナレーション。竹取物語の続きであり、月へ帰るかぐや姫を取り戻して結婚した夫婦の物語と言い切った。

 

司の正体が判明した今でもよく分からん。少なくとも「司=かぐや姫」ではない。むしろ輝夜というキャラが登場したおかげで、より混沌した。

 

ここまで伏線も構成も完璧であり「なるほど!そういうことか!」と読者を唸らせた描写の中で異彩を放つ。只の比喩的な表現なのか只のミスリードなのか。

 

「月へと帰るかぐや姫を取り戻し、めでたく結婚できた――夫婦の物語」

 

司がかぐや姫でない点を考慮すると気になる点ばかり。月へと帰るはずのかぐや姫を取り戻して結婚したって、あくまでもポジションの比喩なのかガチのマジで事実なのか。「――夫婦の物語である」が気になる。

 

唸るような伏線と回収をしただけに102話のナレーションがめっちゃ気になる。これもまた事実なのかと。省略された「――」に何かが入るのではないかと。

かぐや姫っぽい(近い)月光輝夜

119話

 

・あの日、声を聞いたんだ。轟く月夜の草原で、届かぬ月に手を伸ばし…私の名前を呼ぶお前の声を…

・私はただ知りたいだけ(←何を?)

夢を見るの…いつも誰かが泣いてる夢…そいつの息の根を止めてやれって…

・轟く月夜の草原で、私は声を聞いたんだ。届かぬ月に手を伸ばし、願いを叫ぶ誰かの声を――

 

月光輝夜もまた司と同じく悠久の時を生きてるのは間違いない。司に直で会った事は無いとも述べており、司の正体が判明した今ならかぐや姫と直接会う事がなかったのも理解できる。

 

この子こそかぐや姫説である。

 

102話のナレを踏まえると「月へと帰るかぐや姫を取り戻し、めでたく結婚できた―(含みある略)―夫婦の物語」って、この漫画の世界ではかぐや姫は月に帰ってないのではないかとすら思える。

 

御伽女子高の入試問題100年の傾向を把握してる事から、地球にけっこう長くいる事は間違いない。引っかかるのは地球の大気に慣れてない点かな。1400年もいたら流石に慣れる気もするけど、どうなんじゃろ。

 

  • 作中における「竹取物語」のかぐや姫の可能性が極めて高い
  • 「月へと帰るかぐや姫を取り戻し、めでたく結婚できた(中略)夫婦の物語」
  • かぐや姫は月に帰らず1400年以上地球にいて帝と結ばれた?
  • 地球の大気には慣れておらずマスクをしてる

 

「届かぬ月に手を伸ばし、願いを叫ぶ誰か」は司であるが、それを夢見続けてきた輝夜は気になる存在です。今後のキーパソンなのは確実でしょう。

矛盾する年代(遣隋使や小野妹子)

120話

 

あくまでナサが見た夢の範疇であるが、悠久を生きる司は遣隋使に参加していた。夢の世界でナサはおそらく聖德太子のポジションだったのだろう。既に不老不死となった後の司さんが描かれてる。

 

ここで明らかな矛盾が出る。ジャパンの歴史は「古墳→飛鳥→奈良→平安→鎌倉」です。

 

竹取物語は平安時代に作られた物語と言われてる。舞台は奈良時代であるというのが間違いない通説です(壬申の乱の実在人物的に)。もっと具体例上げれば西暦700年がピンズドです。あの…教科書から消えそうな聖德太子って飛鳥時代の人物ですよね。小野妹子も遣隋使も飛鳥時代ですよね。

 

既に不老不死になってるっぽい司さん(飛鳥時代)

 

んー…。

 

作中で竹取物語を史実と組み込んだ世界線でも、なんで飛鳥時代に司さんは不老不死になってるんじゃろ。あくまでナサが見た夢なだけなのか、この漫画では竹取物語は飛鳥時代より前だったのか。私気になります!

 

  • 壬申の乱…西暦672年(竹取物語実在人物の元ネタ)
  • 貴公子たちが政界のトップになるの西暦700年代(史実)
  • 聖德太子…西暦574年~622?年
  • 遣隋使…西暦600~618年

 

小野妹子と中国目指すようなこと言ってる既に不老不死っぽい司さんは気になる。

月へ到達した時子さん

142話

 

司のモノローグで月へ向かって歩き続けたってのも初期からある。そんな歩き疲れた司に救いの手を差し伸べたのは時子さんである。「司」って名前も時子さんから貰ったのは間違いないでしょう。

 

そんな時子さんは「私が叶えてみせる!」「姉さまの願いは…私が必ず叶えてみせる!」幼女時代(戦後)に言い放っていた。そして、司のモノローグでは子供の戯言と思いきや本当に叶えたと描かれている。

 

  • 月へ到達するロケット打ち上げてる(142話)
  • 「成し遂げたんだけど…そこにはー」(142話)
  • あなたの願いは、私が必ず叶えてみせる。誰にも成し遂げられなかったことを。私はきっと成し遂げた。成し遂げた―けど…(104話)

 

時子さんは少なくとも月へロケットを打ち上げて到達した。月の石を持ち帰ったのは間違いない。でもそこ止まり…。

 

司の願い「あの月まで辿り着けば、もしかしてかぐやがいるのでないかった…」「そうしたら…元の普通の人間に戻れるのではないかって…」の半分は叶えたと言える。つまり、月に到達してもかぐやはいなかったである。

 

やはり前述した輝夜が重要人で今も地球にいるのは意味深だ。101話の時子さんのモノローグはこの続きをナサに託したと見て間違いないでしょう。

 

あぁ…そうか…やっぱりそうなんだ…。やっぱりこの人が…あなた(司)の願いを叶える最期の人に…(笑う)

 

「あの人のことをよろしくね」である。月に到達して持ち帰った石はやっぱりただの石ころだったわけで…。かぐや姫は月にいない?輝夜は何者?ってところに謎が集まる。

響子さんが令和に蘇る

 

畑先生はサンデー読者であることは周知の事実だし、今回のあれこれの元ネタは100%『めぞん一刻』を踏襲してるのは間違いない(めぞんはサンデーでは無いが)。

 

多くのいおっさんの聖書(バイブル)と言い切れる『めぞん一刻』の女神…音無響子さんは五代くんとは不釣り合いなぐらいの女神である。

 

そんな女神に手を伸ばし続けてようやく掴んだ紆余曲折が感動的だし、プロポーズした時の響子さんの言葉がおっさん共のハートを撃ち抜いてこじらせたのである。

 

『めぞん一刻』15巻7話

 

お願い…一日でいいから、あたしより長生きして…。もう、ひとりじゃ、生きていけそうにないから…。

 

今なおラブコメ史の最高シーンと語り継がれてる。響子さんは前夫に先立たれて孤独を味わった末に出会った五代くんに対する心情をグツグツ煮込んで言い放った言葉。響子さんが、新しい人生の一歩を踏み出すと共に、五代くんと一緒に歩む覚悟を決めて伴侶として必要とした全てが集約されてた。

 

ナサの「僕は君を残して死んだりしないから…」で司さんが笑ったシーンは『めぞん一刻』を彷彿させたよね。一緒に生きていくモノを必要とすること。切実にこなんにも真剣に向き合うこと。あぁ、『めぞん一刻』を彷彿とさせる。

 

司の本質は響子さんと一緒だよなぁと。そこを令和風に設定して(今の時代に未亡人は絶対受けない)、ディティールまで拘った理想のお嫁さんが司である。令和にブラッシュアップした響子さんだったという結論っす。

 

1日でもいいから自分より長生きして欲しいって未来の旦那に懇願する想いが、あー!『めぞん一刻』を彷彿させる!現代風に蘇らせた!って感動しましたね。

 

1400年以上も歳を重ねず生きた司。「もうひろじゃ、生きていけそうにないから…」って女神の願いを叶えてくれるナサくんだよ。決してひとりにはしない。ナサならやってくれるって安心感すらある。

 

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コメント

  1. 匿名 より:

    妹紅が蓬莱の薬を殺して奪った相手が岩笠なんですよね
    元ネタだとしたらすごいキャラ選ですわw

    あと、サンデーでかぐや姫といえば月光条例も思い出しますな

  2.   より:

    フリーレンを越えるサンデー最年長ヒロイン

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