『だがしかし』第124かし 砂上の楼閣にて。
私は『だがしかし』では断然サヤ師派なんですよ。「幼なじみを大切にする市民の会」の代表を務めるほどです(主な活動は幼なじみヒロインを応援すること)。だから、ラブコメの観点で見るとさや師を全力で応援してたわけです。ほたるさんが居なくなったのはチャンスじゃんと思ったぐらい。
だがしかし!だがしかしである。『だがしかし』の舞台からほたるさんが消えてしまってちっとも心の琴線に触れなくなってしまいました。ほたるさん、きみが去ったら『だがしかし』ががらんとしちゃったよ。でも…すぐになれると思う。だから…って、ちっとも慣れなかった!
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ほたるさんのいない『だがしかし』はなんか違ってたんですよね。これじゃない感…がありました。
例えるなら、ほたるさんがいない『だがしかし』はドクターペッパーがない駄菓子屋みたいなものですよ。いやちょっとこの例えは微妙だな。テイクツー!ほたるさんがいない『だがしかし』は炭酸が抜けたドクタペッパーみたいなものですよ!って、これも微妙だ。えっと…そう天から太陽が消えたようなもの!
いやそれにしてもね。「いなくなって初めてその人の大切さが分かる」ってよう言われるじゃないですか。その真の意味がはじめて理解できました。居なくなったほたるさんを通して分かった。ほたるさんの居ない『だがしかし』は『だがしかし』に非ずですよ。ほたるさんがいてはじめてサヤ師の魅力も光ってたんだなぁ(しみじみ)。
ほたるさんの居なかった『だがしかし』
尾張ハジメ(20)
ほたるさんが居なくなった後に新キャラとして登場したのが尾張ハジメさんであります。確かにハジメさんも「胸・太もも・スリット」の三段攻撃は強烈だった。ほたるさんの穴を埋めようと読者のハートを全力で掴みにきていました。これはこれでとても良かった。
だがしかし!だがしかしである。いくらハジメさんが読者のハートに訴えかけようと、天然魅惑ばでぃの全身凶器だったほたるさんに比べると1枚も2枚も落ちると言わざるを得ません。『だがしかし』はサヤ師の可愛さとほたるさんの絶妙なフェチズムの両輪あってこそ読者をKOさせていたんだと気付かされました。
ほたるさんが去った『だがしかし』は深刻なほたるさん不足に陥ってしまったのです。石油ショックをも超えるほたるさんショックである。大恐慌時代です。ハジメさんも良い線行ってて絶妙なあざとさでしたけど何かが足りなかった。具体的には胸のボリュームがほたるさんに比べて足りなかった。
いやサヤ師に比べれば格段に上のボリュームでしたよ。さらに、太ももに関しては特筆すべきものがあった。例えば第119かし「スーパーボール」は至高のあざとさでした。
119かし「スーパーボール」
ハジメさんは良い仕事をしていたんです。頑張っていたんです。太ももだけでなく、鎖骨もなかなかどうして。素晴らしかった。とても作者のこだわりが感じられました。『だがしかし』は直接的なえっちぃ描写は少ないんだけど、よく見ると魔性の魅力とフェチズム満載なのがミソだからね。そういう意味ではハジメさんはちゃんと仕事してた(駄菓子屋の仕事はしてません)。
でも、ほたるさんの全身魅惑要塞に比べるとちょっと…評価はイマイチでした。普通に新キャラとしてほたるさんがいる状態で登場したならハジメさんはもっと重宝されただろうし太陽拳のように光り輝いたことでしょう。ほたるさんの代わりとして登場してしまったのが故にハードルが上がり過ぎてしまったともいえる。
昔巨人にFAでやってきた清原みたいなものです。落合出てってたので代わりの4番として期待されたけど…みたいな。冷静に成績を見るとかなり優秀な部類なんですが期待値が高すぎてガッカリしてしまうみたいな。これと一緒。ハジメさんは良い働きしてたんだけど、ほたるさんの代役として見られてしまったからこその低評価になってしまったのである(個人の意見です)。
さて、前置きはこれぐらいにしておこう(長ぇよ)。
『だがしかし』からほたるさんが消えてしまって天から太陽が消えたに等しい光りが射さない時代を歩んできたわけです。暗闇に閉ざされたと言ってもいい。アレフガルドと化している読者の心に光を照らしてくれる存在。それがほたるさんである。
もうゴチャゴチャ言うのはナンセンスだろう。
(※以下ネタバレ注意)
ズバリ言いましょう、ほたるさんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
暗闇に射しこんだ光・ほたるさん
あら、ココノツ君じゃない。
うおおおおおおおおおおおおお!!!
ココノツが漫画を描いて持ち込みして編集からボロクソ言われて落ち込んでいた時、雪で電車が遅延して泣いてしまった時、消えてしまったほたるさんが現れたのです。ヤベーなこれ。めちゃくそカタルシスがあるんだけど。震えるんだけど。うおおおおおおお!ですよ。
ただ単にほたるさんが再登場しただけで心の中で盛り上がりに盛り上がる。魂が震える。すさまじいほたるさんという太陽の輝きよ。神がかった存在感よ。圧倒的じゃないか!ほたるさんのインパクトは!ほたるさんの魅惑は!
久々に登場したこともあるんでしょうが、『だがしかし』にほたるさんが登場するだけでカタルシスが半端じゃない。ココノツが落ち込んでいたのも相まって救世主っぷりが半端ない。女神っぷりが半端ない。うおおおお!ですよ。
よくわからないまま去ったほたるさんがよくわからないまま帰ってきただけなのにこの救世主感
— せいる (@sail_kamihitoe) 2016年12月14日
金魚警報(再)のせいるさんの発言である。
まったくその通りでしょう。よくわからないまま去ったほたるさんがよくわからないまま帰ってきただけでこの救世主感よ。
うむ。ほたるさんがいるだけでこのテンションの上がりようは、改めて『だがしかし』にはほたるさんがいないとなぁと認識した次第です。インパクトすごい。サイヤ人編やギニュー特戦隊で遅れてやってきた孫悟空みたいなものです。ほたるさんが来たからもう大丈夫って安心感がある。
これでハジメさんもサヤ師もさらに輝くことでしょう。
ほたるさんの魅力
何してるの?こんなところで。
「何してるの?こんなところで。」って、それはこっちの台詞ですよ!
今まで何してたのさ。なんで居なくなっちゃったの。ホームランバーを持ってることは意味があったの。忘れっぽいと言いつつちゃんと覚えてるじゃん。って、久々のほたるさんの登場に言いたいことが山ほどあるけど、全てを黙らせてしまう神々しさがあった。拝んでしまいそうになっちゃうよ。ほたるさんありがたや~。
さすがはほたるさんよ。舞台もシチュエーションも最上級クラスでタイミングもここぞで出てきた。これは強い。強すぎる。久々に見たほたるさんは、胸もパンストも神ってた。えげつない破壊力です。ほたるさんはただ立ってるだけで天然の魅惑がありますな。
ただね。一つだけ難点があります。ほたるさんの最大の魅力はどこかご存じでしょうか。胸っていう意見は分かる。ボリュームが段違いですからね。胸は最高峰であることは間違いないけど、真の魅力はワキにあったのです。一部ではワキに定評のあるほたるさんって言われてたぐらいですし。
以前は夏休みだけあって存分にほたるさんのワキを堪能できたけど今は冬です。着てるのも長袖じゃん。これではほたるさんの最大の魅力が堪能できないのではないかという懸念がある。ほたるさん登場で俄然盛り上がってきたけどさ。今後ほたるさんのワキが見れないのではないかと。私はそのことを憂うね。
コメント
もうまとめに入ってきてるのかね?
ダラダラ伸ばすよりさくっといい終わり方してほしいが
10巻まではいって欲しいですけどまとめですかねぇ…。
終わりは近いのか
3人のヒロイン交えてキャキャウフフというのも見たいですがまとめてるんですかねぇ
瑣末なことですみませんが
清原が来たから落合が去ったのでは・・・
その通りですけど、ファンの期待は落合の次の4番だったので…。
なるほど”終わり始め”ですか。
途中まで好きだったけど6巻のネタバレ以来見てないや
まだ読みたいです><
ココノツが編集者に言われること自分に刺さりすぎて辛い
ココノツのもとにはほたるさんが現れたけど、俺のもとにはほたるさんが現れないのでなお辛い
分かります。分かりますよー!
だから漫画の中ぐらいはほたるさんの救世主っぷりを味わいましょう。
漫画家編。サンデー。はやてのごとく。大失敗的イメージある
登場の仕方があまりにも劇的過ぎてこのほたるはココノツが見た妄想という可能性が微レ存・・・?
まあほたるさんが去った後の「だがしかし」は、駄菓子要素の無い回だらけでしたし。こんなん「だがしかし」じゃないよ!ただの菓子だよ!いや菓子要素も別に無かったな
しかしメインヒロイン不在でも微妙に積極的にいけない幼馴染は数あれど、降って沸いたハジメさんにすら勝ちに行かないというかハジメお姉さんに甘えるココノツとか何それ見たい!と萌えるサヤ師なんてもう一生春来ないですよ!そういや夏から急に冬でしたがほたるさん降臨でまた季節進むんでしょうか
実際なら言葉に出来ないだろうなぁ。
久々に会えた。でも絶賛落ち込み中。
話したい。近況報告したい。相手の話も聞きたい。
格好つけたい。良く見られたい。いっそのこと付き合いたい。
でもそんなに飛べない。
そう、ココノツ君は心境的にかなり自分本位になってしまう状態。
押し倒すっきゃねぇなぁ(薄い本的に)