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『うたかたダイアログ』、いやぁ〜、何も無い日常って本当にいいものですねぇ…(水野晴郎ばりに)

うたかたダイアログ

 

『うたかたダイアログ』(稲井カオル)読了。

なにかと評判良かったので読んでみたら最高でござった。

 

とあるショッピングモールのドラッグストアでアルバイトをする高校生、宇多川と片野。部活で全国優勝を目指したり、胸を焦がすような恋愛をしてみたり、不思議な力を使って世界を救ったり、異世界に召喚されて魔王を倒したり…そんなドラマとは一切無縁な二人の高校生活。基本的には無駄口を叩いているだけですが…それが、何だかとても楽しいんです。話題沸騰!中毒性NO.1の最新型ラブコメ

 

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『うたかたダイアログ』

少女漫画でラブコメを謳っていますが、コメディ漫画としてめっちゃ面白い。何度もクスリと笑ってしまいましたよ。天然女子高生の宇多川さんと見た目ヤンキーだけどヘタレの片野くんの2人が織りなす夫婦漫才のようなやり取り。

 

違う高校へ通う同じ年のショッピングモールにあるドラッグストアでバイトする同僚のコメディがツボな恋愛(?)ってところかな。付き合ってるわけでないけど、ニマニマさせられる雰囲気を醸し出しております。

宇多川さんと片野くんの漫才

面白漫才

 

冒頭から「部活が超盛り上がったり」「俺様男子に迫られたり」「超能力が発動したり」…といった青春を送る人はほぼいないとはじまり、ダラダラとどうでもよいバイト日常をすごす話です。が、これが最高に楽しい。

 

ちょっと残念な2人の楽しくもマヌケな日常をひたすら堪能すべし。というかこれも一つの青春だね。とにかくテンポ良く掛け合う2人の会話応酬が秀逸。ボケと突っ込みが高度に入れ替わる極上の漫才です。筆者のノリノリ感が会話を通じてびんびん伝わってくるぐらい。

 

内容はほとんどがファミレスとかで時間を無駄にたむろする若者のくっそどーでもいいような会話という有様なんだけど、よくもまあ、どうでもいい話をここまでリズミカルに面白く展開できるものだと、感心してしまいます。語彙力もすごい。飽きることなくいつまでも2人の漫才を見ていたいって気になります。

 

「何てことない日常」が尊いんですねぇ…(それっぽく言ってみた)。

宇多川さんのニブチンぷり

片野くん

 

特にドラマも何も無く、ひたすら宇多川さんと片野くんの日常が続くのに面白いのは、テンポやキレ味や語彙力もあるけど、良い意味でラブコメしてるところでしょう。片野くんの好意はあからさまなんだけど、宇多川さんはニブチンです。

 

この辺の絶妙な関係が最高です。良い意味でズレてる。傍から見れば片野くんの宇多川さん大好きな好意はスケスケスルーなのに、ドキドキイベントになることなく、挙動不審でおかしな片野の行動に不思議がる程度でまったく進展しません

 

なんか仲の良い親友2人が遊んでるだけなのです。途中まで「微笑ましいけどコイツらにラブ要素は期待できそうにないな…」って諦めムードが漂ってたんですよ。ラブコメ謳ってるくせに、全然ラブがないじゃん!ただのコメディじゃんって!宇多川さんヒロイン失格や!

 

ところがどっこい、何気なくさり気無くラブがコメってるのが『うたかたダイアログ』のキモよね。宇多川さん大正義ヒロインやった!

宇多川さんのちょこっとラブ味

3話

 

漫才劇場やってるだけでラブ成分がまったくないといえば、そんなことありません。片野くんの好意ほどあからさまではないけどここぞで乙女的な一面をちょっとだけ見せてくれます。例えば3話では、おでんの好物がまるで違い「俺達好物の取り合いにならなくてちょうどいいな」と言われれば、ボケーっと考え事です。

 

一緒におでん食べてるところを想像して固まる女子高生の図ですよ。可愛い。このように、本当に少しだけですが、それでも確実に見事にラブ臭を感じさせてくれます。ちょこっとラブですよ!

 

一緒にいるのが楽しくて当たり前な関係からの…ってアレですね。友達と呼ぶにはラブ味があり、恋人と呼ぶにはさすがに無理がある。これぞ「友達以上恋人未満」のこそばゆい青春ですよ。

正体不明の感情

8話

 

片野くんが合コンに行ってるのを目撃した宇多川さんヤキモチを焼く…と見せてやっぱりギャグ漫画なのねって肩透かしをかましますが、実は女子と連絡先を交換していた(※実際はしていない)で、再びフリーズをします。

 

この漫画の糖分は宇多川さんのフリーズしかないのであるが、そこで脳内会議を開き「正体不明の感情」が暴走しそうになっていたのは刮目すべき点でしょう。どうみても「恋心」以外のなにものでもないのに、宇多川さんには感情の正体がわかりません。

 

普段は片野くんに色々教えてあげてるのに、実際はまだ恋も知らなかったなんて…ほんと天然娘は最高だぜ!『うたかたダイアログ』は宇多川さんが青い鳥に気づくかどうかってのも見所やね。で、最終巻である3巻…伝説を見た(ような気がする)。

宇多川さんは赤面しない

17話

 

3巻になって流石に進展するだろう…ってラブコメ栄養源な読者の期待にまるで答えてくれなかった最終巻の出だし。高1からはじまり、高3になって受験シーズンと時間は進んでるのに、2人の仲は微塵も進展しません。

 

宇多川さんの乙女的な糖分はフリーズして固まるのみです。そう!宇多川さんは少女漫画ヒロインにあるまじき、赤面を一度もしたことがなかったのです。3巻17話でやっと赤面したか…と見せかけて、ただそういう化粧しただけだったって高度なオフサイドトラップを仕掛けてきやがります。

 

少女漫画であろうとラブコメであろうと、一番大事なのってヒロインの赤面じゃないですか。なのに宇多川さんは一度も赤面したことないって、そりゃヒロインとしてどうなのかって思うよ。

 

「赤面を制するものが読者のハートを制する」って言われるぐらい(※言ってるのは私だけです)、恋愛をテーマにするならヒロインの赤面はバスケのリバウンド並みに重要な要素です。赤面をしない宇多川さんは試合を制して無いよ!

 

だ・け・ど!

それでもが見えるんですねぇ(しみじみと)。

あの宇多川さんの表情の名前を僕たちはまだ知らない

この漫画における赤面の定義

 

『うたかたダイアログ』はあからさまな茹蛸のように顔が真っ赤になるって描写はありません。じゃあ「照れ」「赤面」が無いかといえばちゃんとあります。それが頬が赤らめてる的な、ちょっと恥ずかしそうな表情です。

 

んで、宇多川に関しては頬が赤くなるなんてほとんどありません。片野くんの妄想やそういう化粧した時ぐらいです。頬を赤くしない事に定評のある宇多川さん!である。彼女に「恥ずかしい」という感情はないのか?あったのである!

 

野球で例えれば9回裏のツーアウト。

もはや「赤面」というものを一切見せることなく終わるかと思った状況下の中で宇多川さんが放った、あのさよならホームラン…。

 

頬に注目!

 

宇多川さんの逆転サヨナラは伝説だね。今までフリーズすることはあって、その感情は正体不明で、頬が赤くなることもない彼女が見せた芸術的なアーチ。2001年の近鉄が9回裏に代打逆転満塁ホームラン優勝決めたような感動があった。

 

その頬は赤らめていたのです。

あぁ…と尊い。ゴロゴロ転げまわって悶絶したわ。そしてエピローグ…。

 

焦らし作戦を徹底した極上のラブコメがあったのです。なんてことない日々がいかに大切かって問いかけるようなドラマが無い日常に真のドラマが隠れてた…。最高だ!まる。

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